苦悶式ダイエット

　このところ連続してダイエット絡みのエントリーを上げているんだが、おかげさまで、と言おうか、順調に体重は減ってきておりますです、ハイ。なにせ 68.5kgもあった体重が、2kg以上減って66.4kgですよ。魚や野菜類を中心とした和食や鍋料理などの脂質を減らした食事と、チョットだけハードな筋トレを加えたフィジカルトレーニングの賜物でござい。まぁ、それよりもなによりも、心労が重なって、ってのが一番なんだけどね。



　小心者で貧乏性な自分は、衝動買いはしても無駄遣いはしない。「衝動買いと無駄遣いのドコが違うんだよ！」ってツッコミは受け付けません。自分の中では違うんだから仕方ない。強いて言うなら、「今すぐに必要ではないが、手元にお金があれば、欲しい物を欲しい時に買ってしまう」 のが衝動買い。無駄遣いは 「本当に欲しい物なのかどうかわからないのに、その場の雰囲気に流されて買う」「必要もないのに見栄だけで買う」ってな事かな？

　話が逸れた。で、小心者で貧乏性な自分は、貯蓄を取り崩して日々の暮らしに充てるってのが、どーしても我慢ならない。貯蓄を取り崩すくらいなら、生活のレベルを下げて下げて下げ抜いて、入ってくる収入に見合った暮らしをすべきだと思っているのだが、それにも限度があって、月々の費えに足りるだけの最低収入がなければ、貯蓄を取り崩すのもやむを得なくなる。現状のままだと貯蓄を取り崩さねばならなくなる日が、そう遠くはなさそうなのだよ。くそッ！

　独立自営の商売の怖いところで、クライアント（客先）と一蓮托生って一面がある。小口客をたくさん抱えてリスク分散って考え方もあるが、そもそも小口客ってのは、金持ってないから小口客なワケで、むしろリスクの高い側に分類される。突然、金払いが悪くなったり、夜逃げ廃業しちゃうんなんてのは、この類の客だ。もっとも、自分のような個人事務所レベルでは、大口のクライアントからの仕事など滅多にありゃしない。あってもプロジェクトの一部に携わるくらいのモンで、大きな仕事をドンと一括で引き受けられるほどの資本も労力も確保できないんだから仕方がないんだけどね。

　ご同業らしき方からメールを頂戴したが、自分はよく知らない人と手を組んで仕事をするのは嫌いです。てか、いくら技量や実績の評判が高くても、自分の目で確かめた人じゃないと、足を引っ張られた時に腹が立つ。逆にこちらが足手まといになって、ご迷惑をお掛けしたんでは申し訳ないしね。それに子どもの頃から、おかーさんや学校の先生に 「知らない人についていってはいけません」 って言われてるし。親の言う事と恩師の教えは守った方がイイよね。

　まぁ、そんなこんなでクライアントとのやりとりでストレスが溜まり、そのストレスをトレーニングで発散している、と言えば聞こえはよいが、実際はトレーニングの名を借りて、自分の身体に八つ当たりしているような感じですな。海の向こうでは、自分と同い年の大統領が誕生しているってェのに、まったく不甲斐ないったらありゃしない……。まだまだ当分の間、苦悶の日々を送っていかざるを得なくなりそうで、中年ナルシストの 「自分大好きダイエット」が、いつの間にやら 「自分に八つ当たり苦悶式ダイエット」 になっていましたとさ、という情けないお話です。