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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 今年の釣具バーゲンはあまり期待できないんじゃないかと思う。来月のフィッシングショーで各メーカーの姿勢が読み取れると思うが、昨年はニューモデルラッシュだったので、今年は型落ち品が少ないし、なによりも小売店サイドは景気が悪くて、安売りなんかしていられない。秋頃には売上げ不振、値下げ圧力が高まってきて、商品ラインナップの集約、ハイエンドクラスからミドルクラスへの開発シフトなどの動きが出てくるかも。ハイエンドのフラッグシップモデルは、いわゆる 「見せ筋商品」。売れるに越した事はないが、売上げの中核を占める商品じゃない。エントリーモデルは値ざやが小さく、利幅の少ないところへもってきて、少子化(≒ユーザーである釣り入門者の減少)で売上げも減少するだろう。こうなるとメーカーは買い替え需要を中心に戦略を組むしかないわけで、釣りの面白さがわかり始め、専用タックルでの釣趣を楽しむようになる中級者をメインターゲットに、市場価格で2~3万円の商品を中心にしてくると思う。



 では、フィッシングウェアやライジャケはどうでしょう? メーカーロゴを入れただけで、ノーブランド製品の3~10倍の価格って、銀座か錦三のクラブみたいな商法だし……。冬物ウェア類は2月中旬に安売りが始まり、3月に入ると処分価格になるのが例年の流れだが、店頭在庫を絞ってバックヤードにゆとりのある大型店では、在庫の一部を来期のシーズン初めに特価品として出すため、処分売りを控える動きもあるようだ。客が "バーゲンハンター" ばかりになって経営を圧迫するのを避けるためにも、セール期間の目玉商品は少なくなる。

 業界にとってはあまり良い話ではないが、閉店・廃業セールが増えるかも。シーズン毎のバーゲンセールよりも、こっちが狙い目になりそう。資金繰りが苦しそうな店は棚を観察していればわかるんだが、弱った獲物を狙うハイエナみたいで気が引けますな。 でも、安く買えるなら安く買いたい、ってのが本音なので、セール情報があったら教えてください。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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