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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 1月3日にWBA世界ライト級王座から陥落した小堀佑介選手が現役続行、今年中に三度目の世界戦にチャレンジするとの事。よかった、本当によかった。小堀選手に派手さは無いが、地道に練習を続けて力を付けてきた、本当の意味でのスポーツマンボクサーだと思う。天才と騒がれもせず、知名度は低いが努力を結果に結びつける事の出来る "非凡な常人" が、小堀選手であり、坂田選手であり、新井田選手であり、川嶋選手であり、粟生選手であり、山口選手であり、西岡チャンピオンであり、内藤チャンピオンじゃなかろうか。



 「敗者には何も与えられない」のが勝負の世界だが、自分は果敢に戦った選手には称讃を惜しまない。引退するのも、現役を続行するのも選手の気持ち次第だと思う。内藤チャンピオンの世界戦歴を振り返ってみれば、'02年、初の世界挑戦でポンサクレック選手に1R34秒KO負けという無様な負けっぷりを晒し、「日本の恥」とまで言われた。その3年後の'05年にポンサクレック選手に再挑戦するも、7R負傷判定負け。この時の31歳という年齢を考えれば、引退しても不思議じゃないどころか、引退して当然だと思ったよ。それから2年を経た'07年、ポンサクレック選手に3度目の挑戦。ついに12R判定勝利で王座獲得。「日本の恥」の汚名を返上し、世界チャンピオンになった。自分なんか、TV観戦だったけど、もらい泣きしちゃったかンね。マジで。

 辰吉選手だって未だにグローブを置いていない。日本国内では試合も出来ず、タイでの試合で勝利してタイ国内ランカーになったにも関わらず、いつの間にかランキング取り消しなんて状況にあっても、辰吉選手は現役でいる。これを未練、見苦しい、往生際が悪いなどと罵り嘲る連中もいるが、自分の行く末は自分で決めるのが辰吉流の美学なんだと思う。

 一度王座から陥落したボクサーの再起は初挑戦以上に難しい。小堀選手の再起に懸ける意気込みや如何に!

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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