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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 10月22日、愛知県常滑市りんくう町の中部国際空港前島釣り護岸にて、JOFI愛知主催「水辺感謝の日-釣り場清掃&釣り大会-」が開催された。今年も幹事を仰せつかり、常滑商工会議所と常滑市生活環境課に指定ゴミ袋の提供、収集ゴミの回収を依頼し、事前の手配を手抜かりなく済ませておいた。チョット見はきれいな釣り護岸も、42人の参加者と前島釣り護岸に来ていた釣り人有志で清掃を開始すると、人目に付かぬ物陰や階段下などから、出てくるわ、出てくるわ。中型ゴミ袋44袋の空き缶、ペットボトル、コンビニ弁当の空容器、カップ麺の容器、釣具屋の袋、配合餌の空き袋、ルアーや餌木のパッケージ、捨てられたハリ付きの仕掛け、折れた竿、壊れたリール、……etc。とにかく、釣り護岸に捨てられているゴミなのだから、犯人は釣り人に決まっている。参っちゃったのが、物陰にティッシュと共に鎮座ましましていた "ウ●チ"。犬や猫のフンじゃないよ。明らかに、お尻を拭いた後のティッシュまで一緒にあるんだから、間違いなく人間のモノ。少し離れているが、そんなに遠くない場所にトイレがあるんだけどなぁ。ゴミだけじゃなく、人としての尊厳まで捨ててる

 みんなで集めてきたゴミを集積場所で、可燃ゴミと不燃ゴミに分別。これがまた、腐敗した弁当の食べ残し、配合餌、コマセの凄まじい悪臭に辟易とさせられる。「何が悲しゅうて、こんな事をせにゃならんのか……」と、悲しくなってくるよ、マジで。釣り場清掃のたびに思うのだが、釣り場の清掃なんて、台風等の天災による漂着物の回収を除けば、本来は不必要な作業。同じ趣味を持つ不心得者の尻拭い(本当に尻を拭ったティッシュの後始末まで)をしているワケで、釣り場清掃活動が必要になるなんてェのは、釣り人の民度の低さをテメェ達で証明してるようなもんだ。ニコニコ笑顔で、「いい汗流したゼ!」なんて言ってられる、脳天気な活動じゃない。むしろ、釣り人として恥じるべき活動。

 全国の釣りファンは1200万人と言われているが、仮に月1回のペースで釣行して、そのたびに20gのゴミを釣り場にポイ捨てしてきたとしよう。年間で出るゴミの総量は、
 
20g×12,000,000人×1回×12ヶ月=2,880,000,000g=2,880t

2,880トンって、想像も付かない膨大な量のゴミですよ。迷惑なんてレベルを突き抜けて、これはもう、災害だってば。たったの20g(5号オモリに2本針仕掛けを付けた程度)でも、全国の釣り人が月イチで捨てるとこんな量になる。「チョットくらいのゴミだから……」ってポイ捨てしないで、チョットくらいだからこそ、お家に持ち帰りましょうや。

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HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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