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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 抗ガン剤治療の効果が顕著で、劇的とも言えるほど効いている。24日にブレオマイシンの追加投与を行い、31日にもブレオマイシンを再追加投与の予定だったのだが、ブレオマイシンの副作用と治療効果を比較してみて、今回は一度休薬して経過観察してみる事に決定した。いや~、ブレオマイシンは自分にとって微熱や不快感を伴った副作用が出るので、ツライお薬だったからお休みは素直に嬉しい。今回の休薬、経過観察決定の決め手は、強烈な副作用(白血球や血小板減少・腎臓負担・めまいや吐き気)を伴う、シスプラチンによる治療効果が大きかった事。キッツイお薬だけに、効果も絶大なんだなァ。

 「でね、抗ガン剤休薬中に、放射線治療による脳の腫れを抑制する治療を行いましょう。
  お薬はグリセオール、毎日朝晩2回、点滴で投与しますね」

 「K病院で投与されていた、グリポーゼと同じ成分のお薬ですね」

 「そうです、耳鳴りや難聴などの不快症状が軽減するはずですよ」

 「それはありがたいです。お願いします」

 放射線治療のガンマナイフ手術による、右脳前頭葉の脳腫瘍治療は受けたものの、まだ結果が出ているワケじゃない。開頭摘出手術とは違い、手術即結果とはいかないのが放射線治療。脳内には依然として腫瘍が存在している。ガンマナイフ手術の成否(成功率90%)がわかるは1月5日以降。そして脳腫瘍の縮小といった、治療効果が出てくるのは3月15日頃なのだ。つまり……、キンキンキュンキュンと鬱陶しい耳鳴りは、最低でも3月まで、長ければ7月頃まで続くって事。まぁ、吐き気や頭痛と言った副作用に比べれば、耳鳴りなんぞは屁でもないンだが、実質的に難聴になっているのと同じなので、症状が軽快するならありがたい事この上ないですよ、てお話でした。

 治療方針の説明を受け、こうして冷静に病状を受け入れられる自分。そこには主治医の先生や看護師さん、薬剤師の先生方への絶対の信頼がある。「明るく元気に笑顔の闘病生活」 を支えているのは、自分の強さなんかじゃない。医療スタッフの皆さんと家内の献身的な支え、声援を送ってくださる恩師・先輩・知人・友人・釣友・ネット仲間のみなさんへの感謝。それがなかったら、とっくに自暴自棄になって、自分を抑制できなくなっていたであろうと思う。

 やはり居眠釣四郎、実に運の強い男にて御座候。

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プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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