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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 賞味期限や消費期限、製造年月日の偽装が続々と明るみに出てきて、世間を騒がせているんだが、経営者の弁明には必ず「自分は知らなかった。現場の判断で……」ってな一言が入ってるわな。これ、自分の責任を逃れて、かつ会社ぐるみじゃないと言いたいンだろうが、全然言い訳になってないぞ。だってさぁ、仕入れと出荷について伝票の摺り合わせが行われているなら、月次決算(月々の締め)でわかるはずじゃん。出荷数と返品数でロスを割り出しているだろうし、出荷数と原材料の仕入れ量を照合するのは当然でしょ? 出荷数が減っていないのに、原材料の仕入れが減少してたらおかしいわな。原材料の効率的な利用方法を開発して生産性をアップしたとしても、質量保存の法則って物理的な限界があるわけよ。返品商品の再利用とか、期限の先延ばしでもしない限り、仕入れを減らして売り上げを伸ばすには限界がある。



 経営者がそこンところを把握していないなんて、企業として成り立たないだろう。仕入れ伝票まで現場がいじくっていたとしても、じゃぁ、現金出納帳はどうなってるって話になるわけだ。現場の人間が仕入れ代金も着服してたって事か? 仕入れ先が発行する領収書まで偽造して? そんなのあり得ねー話じゃん。結局、すべては会社ぐるみ、経営トップの指示あるいは了承の元で行われてンじゃん。そうじゃないなら、企業経営自体がメチャクチャな会社なんだから潰れて当然。つか、そんな会社潰してしまわないと、不祥事を起こすに決まっている。あ、もう不祥事を起こしちゃってンだっけ(笑)?

 不祥事がバレちゃった経営者のみなさん。謝罪会見ではこう言うのが一番正直ですよ。
 「消費者を騙してでも儲けたかったんです。騙しちゃってごめんなさい!」
そんでもって、禊ぎとして経営再開して黒字転換したら、3年間は純利益を全額、社会奉仕活動や福祉活動に費やすと約束しちゃうってのはどう? これなら会社を潰すこともなく、自分が経営から身を引くこともなく決着させられると思うよ。今まで散々ボロ儲けしたんだから、これくらい屁のカッパでしょう。ただし、今度こそ誠実な健全経営を行うってことが大前提だけどね。誠実で健全な経営なんかしてたら、黒字なんて出せないって? そんな会社、潰れッちまえ!

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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