窮地

　ニューヨーク市場、ダウ250.89ドル安、ナスダック指数も53.51ポイントも下げてます。英・独・仏・蘭の各市場も引けに掛けて急落してるし、世界経済はまさに窮地。今日の東京市場は正念場です。あ、いやいや、土壇場です。なにしろシカゴの日経平均先物は大証終値に比べて、円建てで255円安の7155円、ドル建てでも200円安の7180円だもの。セオリー通りなら、東京市場も250円安の7120円、下手するとバブル後の最安値6994.90円を下回るかも……。まさに土壇場、死地にあると言えるんじゃないか？

　為替は円安傾向で昨夜から94円台で推移しているけど、これは日本市場から資金が逃げ出し始めているのかもしれない。輸出企業には一時的に福音かも知れないが、諸手を挙げて喜んでもいられない円安だと思うぞ。売上げが低迷してんのに、輸入に頼っている原材料価格や食料価格が上昇するんだからさ。

　こんな時に国会が空転してて、有効な政策を打ち出せないって、どんだけだよ！　もうね、与野党で政局絡みの綱引きやってる場合じゃないってばよ。酒喰らって酩酊してるより質が悪いわ。も～、緊急措置で期限6ヶ月くらいの与野党相乗り救国内閣でも組んで、さっさと経済政策を実施して欲しいよ。他国の顔色をうかがってる場合じゃないと思うんだけどなぁ。自国の繁栄と自国民の富裕を第一に図らない政治家はいらねー！