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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 最近、相場や経済動向についてのエントリーがないね、ってなメールを頂戴した。だってね、上がる理由がないのに高騰していく株価なんて真っ当な評価なんてきませんよ。無理矢理に買い上げ、買い支えているのが見え見えだもの。中長期でじっくり腰を据えて取り組む、本来の投資環境ではありません。なんでだよ、って? それすらわからないような人は、相場に手を出しちゃいけません。

 ってな事を書くと、「上から目線で感じ悪ッ!」ってお叱りを受けちゃうので、ヒントを挙げておきましょうかね。"株価収益率<PER>" ッて指標があってね、株価を一株当たり利益で除して、何倍になっているかで株価の割高・割安を判断するわけだ。あのバブルの頃('80年代末~'90年代初め)でさえ、PER40倍ってのが標準だった。で、日経平均225にもPERがある。これがだね、算出不能に陥っているのだよ。一株利益ってのはその会社の利益を発行株数で除した数字で、一株あたりどれだけの利益が上がっているかを見る指標。赤字会社では分母が赤字になっちゃうので算出不能なわけだ。日経平均225採用銘柄でも赤字会社が増え過ぎちゃって、分母が赤字になってしまったため割り算が成立しなくなった。つまり、今の代表的日本株はメチャクチャ割高って事です。つまり、投資には不適格って意味。目先小すくいでチョコっと利益が出せたら、上値を追わず即利食い。これが今の相場で個人が参加する時の基本スタンスだね。でなきゃ危なくてやってられない。でも、これは投資ではなく "投機" ですな。

 それともう一つ。世界的金融緩和で史上希にみる 「金余り状態」 なのに、どの企業も積極投資に動けない。お金の供給元の銀行も企業融資は中国を除いて、ほとんど融資残高は増えていない。中国の融資残高上昇は異常で、どうも与信審査が激甘になっている模様。「与信審査が甘い!」っと確定的な事が言えないのは、中国の発表はマユゲにツバどころか、鼻水やオシッコを付けても見抜けないほどいい加減だからね。株価や経済数値を維持するために、無理矢理バブルを生み出そうとしているとしか思えないのですよ。なにしろ中国ってのは、中学生のサッカー世界大会に年齢詐称でユース代表選手を送り込んで優勝させるという不正を、平然とやってのけちゃうくらいの国だもの。ま、結局はバレて優勝記録は抹消されたけど。そんな不正を恥としない国は信用しちゃけませんな。中国のバブルが弾けたら、米国初のサブプライム問題に続いて、再びとんでもない余波が世界中を駆け巡るだろうなぁ。

 外国の不正や虚偽発表もさることながら、日本だって国策として相場操縦を公然と行っているのだから、日本市場もまっとうな投資には値しないと自分は判断してます。今は見送り静観が正解じゃない?

 損をするのと、儲け損なうとでは天と地の差がありますよ、ってお話でした。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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