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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 昨日から食欲が少し落ち始め、今朝は朝食は完食したモノの、どうも調子が良くない。朝の検温では37.1度。お昼には37.6度まで上がり、食欲はゼロ。しかし、なにかしら食べねば……、と副食のイワシの梅じそ揚げと、デザートのバナナをなんとかお腹に入れて、抗ガン剤治療の第2クール5日目、ペプシド+シスプラ投与前の制吐剤を多めに投与してもらう。

 午後1時過ぎ、先陣のペプシド隊が出撃し半刻(1時間)の攻撃開始。特段の吐き気は襲って来ないが、今までのように楽勝気分ではない。いつ吐き気が襲ってくるか……。ビニールシートとビニール袋を枕元に用意し、万が一に備えておく。シーツやお布団を汚すような粗相だけはしたくないのだ。ペプシド隊の攻撃中はなんとか乗り切った。本隊のシスプラ隊出撃。本隊の攻撃時間は一刻(2時間)。熱はやはり37.6度と微熱が続いている。主治医のN尾先生は、

 「ガンマナイフ手術の影響からの微熱かも知れませんね。
  ツラくなってくるようでしたら、すぐに言ってください。
  我慢も辛抱も不要ですよ。
  ちゃんと対応策もお薬もあります」 (^-^)ニッコリ

 心強いなァ……。キツイ治療でも、この一言で耐え抜ける。あ、耐え抜けるって表現はおかしいか。我慢も辛抱もしないでいいんだから、”キツイ治療でも安心して受けられる” だね。N尾先生の言葉には、さりげなく患者の心の機微に触れる響きがある。

 いつ吐き気や強烈な不快感が襲ってくるかと、ビクビクしながらのシスプラ隊の攻撃時間。しかし、血圧も酸素摂取量も安定しており、微熱特有の倦怠感、食欲不振だけで、激しい副作用には襲われずに済んだ。

 これで5日間の集中投与が完了。次は24日にクリスマスプレゼントのブレオ投与。そして大晦日31日にも一日早いお年玉のブレオ投与。ブレオの投与を受けると必ず微熱が出るンだよなァ……。そんでもって、この時期にはシスプラの最大の副作用、白血球減少が起きる。すなわち外部接触は極めて危険な時期になる。従って、眠釣の平成二十三年は病院で迎える事と相成り候、ってお話です。

 家内に余計な心配や負担を掛けたくないし、ドクターからも外泊・外出はストップされるだろうし、生きてりゃこの先、新年は何度でも来る。病院で迎える新年があっても良いではないか。あくまでも ”生きてりゃ”、だけどね(笑)。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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