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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 釣り人主導、海上保安庁と消防救急隊の協力で開催という、全国でも初の取り組みの『釣り場の安全講習会』は、初回ながらも参加者91名という大盛況。気温30度を超す残酷暑の中、「見殺しにしない、見殺しにされないための実践講習」 が、これだけの成功を収められて、実行委員長としては鼻高々。

 第四管区海上保安本部の安全講話の後、ライジャケ無しの無防備落水、ベーシックなライジャケ、首懸け式自動膨張ライジャケ、ポーチ型自動膨張ライジャケ、ポーチ型手動膨張ライジャケで、実際の釣り場の海に落水して見せ、海保の救難ボートに救助されるまでを実演。その後は常滑市消防本部救助隊が心肺蘇生とAEDの使用方法を実践指導。小学生の女の子も一所懸命に心肺蘇生の練習をして、汗びっしょりになりながらも会心の笑顔。帰りがけに常滑市消防本部救助隊にお礼を申し上げにに立ち寄ったところ、「これだけ大勢で真剣に取り組み、受講された方はいない」とのお褒めのお言葉まで頂戴してしまった。

 実演者も参加見学者も、「落水時はこうする、こうすべし」ってモンが明確にイメージできるようになったはず。来年もやりますから、みなさんぜひご参加ください。

無防備落水 で、こっからはブッチャケ話。実際の落水事故を想定して、ライジャケ無しで無防備落水の実演をしたのは自分なんだが、水面まで約2.5mの高さの釣り護岸から背面転落して水没し、浮上して浮き身姿勢、そして身体を水面に対して垂直にして衣服の中から空気が抜けて水没する様子も再現。再浮上して立ち泳ぎをしながら頭上で手大きく左右に振る救助要請サイン。陸上から2リットルのペットボトルを投げ入れてもらい、両脇に抱えて浮遊、続いてクーラーボックスを投入してもらって浮遊、最後に背面平泳ぎ(イカ泳ぎ)で海保の救難ボートまで泳いで救助してもらうまでを実演したんだが、縄ばしごをよじ登って陸上に上がった途端、ドッと疲れが襲ってきた。

 水中では浮力が働くので無重力状態に近い。ところが陸上に上がった途端に、重力が襲いかかってくるわけですよ。20数年前、JAC(現:JAE)のみなさんと一緒に後楽園野外劇場で練習した 「落っこち」 の技は生きていたんだが、いかんせんアラフィフ世代となった今では、基礎体力が落ちている。呼吸はゼェゼェ、足はガクガク(笑)。しばらくテントの日陰で横になって、体力の回復を待つしかなかった。

 安全講習会は大盛況だったけど、歳は取りたくないもんですね、ってお話でした。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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