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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 大小っつってもピンとこない人がほとんどだと思うが、殺陣をやってる人や時代劇ファンやサムライコスプレが好きな人なら、「はいはい、お侍の刀の事ね」 ってスグに分かるはず。素行のよろしくない方だと「サイコロ博打かぁ?」なんて思っちゃったりするかも知れないが、博打の大小は「タイスウ」と読みます(笑)。

 で、釣りインストラクター仲間の豆姫さんから模造刀の大小を頂戴した。大刀の方は刀身に異常はなかったんだが、脇差しの刀身には錆が浮き始めており、放置しておくとドンドンと腐食が進んでしまう。模造刀は研磨するとメッキが剥がれ落ちて刃紋が消えてしまう危険性もあるんだが、研磨しておかにゃ、いずれは腐食で折れてしまう。研磨材「ピカール」を布に少量付けて、刀身の柄本から切っ先に向け、丁寧に何度も何度も磨きをかけていく。ゴシゴシ擦ったり、浮き錆を削り落とそうなどと考えずに、根気よく、少しずつ錆を磨き落としていく。浮き錆の出ていた部分には赤く痕が残ったが、錆はキレイに落とせた。真剣なら丁字油(刀油)を薄く塗って保管するんだが、模造刀には高級な鉱物系合成油脂(機械油)の方がイイ。そこで5ccで3千円もする高級リールオイルを大小の刀身に薄~く塗布しておいた。

 こうして刀身の手入れを済ませ、ほどけていた下げ緒を結び直し、メンテナンス完了。胴衣に帯を締めて、二本差しにしてみる。うん、拵えが古くて疵が多いだけに、武者修行中の剣客か、主君を求めて廻国陣借りしている武芸者って感じで、なかなか良い。次回の稽古の時に使ってみることにしよう。

 豆姫さん、え~モンを頂戴いたし、ありがとう存じました。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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