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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 英国で 「自分達の世話を自分達で出来なくなってしまう前に死にたい」 と言っていた、80代のご夫妻が命を絶ってしまったというニュース。他人目にはなんともお気の毒な話なんだが、死の直前まで健康で仲睦まじいご夫妻だったらしい。言葉通り、自分達で身の始末を付けられる内に実行に移したって事なんだが、自分はこのご夫婦の気持ちがわからないでもない。てか、よ~く分かるよ。目の前の不安とか、将来への不安とか、そんな問題じゃなくて、「良き人生の幕引き」 を、自らの手で行っただけじゃなかろうか。
【ニュースソース】
 http://www.dailymail.co.uk/news/article-1225145/Couple-wrote-BBC-criticising-UK-assisted-suicide-laws-taking-lives.html

 以前にも'08.12.22 「元気で短命」ってエントリーで、ヴィア・ゴードン・チャイルド(1892~1957)という、オーストラリアの考古学研究者の話を書いたことがあるが、人生に絶望、世をはかなんでの自殺と違って、「尊厳死」とも言える人生の幕引きだと思うのだよ。これは善悪で計れる問題じゃなく、その人の美学だろう。「前向きな死」 ってのもあると。

 日本語には 「自決」 「自裁」 という言葉がある。これは自らの人生に対して、消極的な幕引きの自殺とは違い、前向きな、自らの尊厳を欠けた自死を指す。長き人生を共に歩んだ伴侶と共に、健康で幸福な内に人生の幕を引きたいと願うのも、人として当然だろう。

 日本人には 「ポックリ逝きたい」 って、お地蔵様や阿弥陀様にお願いしちゃうほどの、究極願望があるのはご存知の通り。そのポックリの手段が自死であったかどうかの違いであって、このご夫妻を批難する気持ちにはなれないんですよ、ってお話です。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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