忍者ブログ
釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
[644] [643] [642] [641] [640] [639] [638] [637] [636] [635] [634]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 今日から抗ガン剤治療の第三クールが始まるンだが、抗ガン剤は一般の点滴とは違って、万が一でも静脈から漏れたりしたら、腫れるとか内出血するだけでは済まず、その部分の細胞が壊死してしまう。なんつったって、ガンと言う生きている細胞を破壊するお薬だからね。おまけに泡立つほど濃い。

 で、なるったけ太くて健康な静脈を選んで、太めの点滴針を刺すワケだ。しかし、昨年8月に発症を確認してから、まともな運動をしていない自分の身体……。しかもここ3ヶ月はほぼ寝たっきり。筋肉は落ちるわ、静脈は沈み込むわ、静脈の血管自体も脆くなるわ……。実を言うと、脳の腫れを抑える点滴では、薬が漏れて腫れ上がる、点滴針の刺し換えも失敗の連続で、左腕はもう内出血だらけのゾンビ状態で、まるでリアル・バイオハザード(笑)。

 右利きの自分は右腕の方が筋肉が発達していて、静脈の血管もシッカリしている。右腕の静脈は抗ガン剤治療用に取っておいた。それでも第一クールの頃に比べたら、ずいぶんと頼りない。看護師さんが刺す場合、皮下に針を入れてから、慎重に静脈を探るンだが、これがね、チックリチックンと不快な痛みなんですよ。と~こ~ろ~が~ァ、我が主治医のN尾先生の手に掛かるとだね、

 「じゃ、刺しますよ。少しチクッとしま……、ハイ、入りました♪」 d(^-^) 

 「えッ?」 (´・ω・`) チクッ、シナカッタヨ?

 一撃必中。針を差し込むと同時に、静脈にクリティカルヒット! 一瞬の躊躇もなければ、探りもしない。もう、患者の静脈も動脈も筋肉も、どんな方向に、どう張り巡らされているのかを、すっかりご存じかのようだ。これは昨夕の事。これで補液を開始し、今日からの抗ガン剤治療用第三クールの準備完了。

 さぁて、おそらく午後に闘病生活の第六ラウンドのゴングが鳴る。それも多くの抗ガン剤治療患者が、激しい副作用に悩まされ始めるという第三クールですよ。でも、ゴッドハンド・ドクターN尾先生からは、制吐剤もあるし、打つ手はいくらでもあるってお言葉をいただいているので、おっかなびっくり、ドキドキハラハラしながら闘ってきますよ、ってお話でした。

 あ~、でも、やっぱし、怖ェな~(笑)。

拍手

PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
最新記事
(09/01)
(08/24)
(08/13)
(07/29)
(07/23)
最新トラックバック
ブログ内検索
アクセス解析
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]