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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 今日は年末(12/25)に膀胱腫瘍の摘出手術を受けたロンの抜糸。手術の傷はきれいにくっつき、無事に抜糸。抜糸処置が済むのを待合室で待っていたら、「先生から摘出した腫瘍の病理組織診断(生検)の結果説明がありますから、2階へどうぞ」と呼ばれた。2階で説明……。この2階で説明を受ける時は良くない結果が出た時……。暗澹たる気分で階段を昇り、処置室へ。獣医師の先生から「手術は成功し、膀胱の腫瘍はきれいに摘出切除できています。ただ、組織検査の結果『移行上皮癌』であることがわかりました。摘出した組織の辺縁部にはガン細胞の浸潤は見られないとの事なので、膀胱にできた悪いモノは完全に取れています。しかし、移行上皮癌はリンパ節や肺に転移発生する可能性が非常に高いガンです。ガン因子がロンちゃんの体内に潜んでいる可能性は非常に高いと思われます。抗ガン治療を開始することがベストです」と、淡々と説明をしてくださった。

 ロンが膀胱結石の摘出手術を受けたのが昨年の4月末。それから7ヶ月ほどで1cm×1cm×2cmもの腫瘍が形成されていたのだから、進行性の良くないモノであろう事は予想していた。ある程度の心構えはできていたのだが、ハッキリとガンである事、それもかなり悪性のガンであると告知を受け、少なからず動揺した。平静を装っていようとしても、自分の血の気が引いていくのがわかる。

 「抗ガン治療といっても、ロンちゃんは高齢なので選択肢は限られています。あまり強い抗ガン治療ではかえって身体の負担になりますから、穏やかな抗ガン剤の点滴投与を隔週で5回行い、隔週で白血球の数値を観察する治療を選びますが、経済的にも時間的にも飼い主さんの負担になるので、週明けまで検討してみてください。抗ガン治療自体の費用は1回8千円くらいです」。

 これだけハッキリとした治療の方針、方法、費用を説明してもらったおかげで、動揺していた気持ちが収まった。本当にこの動物病院に診ていただいてよかった。抗ガン治療を行ったから100%転移が防げるモノではない。しかし、抗ガン治療をせずに転移再発してロンを苦しめ、死なせてしまったとしたら後悔するどころではないだろう。総費用で6~7万円なら、できる事はやってやろう。なぁに、3ヶ月も湯豆腐と納豆で我慢すれば、6~7万の銭くらいは食費で浮かす事ができる。

 来週からロンの抗ガン治療が始まる。毎週、治療と検査で動物病院に通う事になる。ロンよぉ、一緒に闘ってやるから頑張れよ!

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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