杞憂に非ず

　先日（1/31）に 「防犯対策」 というエントリーを立てたのだが、海外で流行った手口の自動車強盗が名古屋で発生した。手口はこうだ。

　先行車が急ブレーキ　→　自車も急ブレーキ　→　後続車が自車に追突

　まぁ、こんな事故が起きれば、誰だって加害車両である後続車のドライバーと話を付けるために車を降りますわな。ところがコレが相手の思うツボで、話し合っている最中に突然、催涙スプレーの薬剤みたいな液体を顔にかけられて、車を乗り逃げされちゃった。狙われた車はベンツ。被害者は中古車販売会社の社長さんで、車内には売上金の80万円が入った財布もあった、ってんだから、こりゃもう、端っから狙われていたんでしょうなぁ。
YOMIURI ONLINE　http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090201-OYT1T00230.htm

防犯対策

　我が家とお隣の間にはブリキのトタンが敷かれ、その上に小砂利が撒いてある。家の隙間に入り込み、窓から侵入する泥棒を防ぐための防犯対策なのだが、入り込むとパキパキテケテケと結構な音がする。これは中韓からの入国規制緩和に伴い、良からぬ連中の入国が増え、治安も悪化するであろう事態に備えて、隣家と相談の上で執った自衛策の一環なのだが、弱点というか、副作用もあって、大雨が降ると雨垂れの音がテケテンダジダジとうるさい。まぁ、泥棒に入られるよりは少々うるさい位の事は仕方ないのだが、先ほど、「デケデケデケデン、ダバダバダダダダ……」 と、普段とは違う異音が鳴り響いた。「何事かッ！」と木刀を片手に飛び出したら、隣家の雨樋が詰まったらしく、ドバドバと雨水が溢れてトタンに落ちていた。時刻は午前2時過ぎ。まさかお隣さんを起こすわけにもいかず、雨水の落下点に古くなった座布団を置いて、応急の防音措置を施しておいた。

バーゲンセール

　今年の釣具バーゲンはあまり期待できないんじゃないかと思う。来月のフィッシングショーで各メーカーの姿勢が読み取れると思うが、昨年はニューモデルラッシュだったので、今年は型落ち品が少ないし、なによりも小売店サイドは景気が悪くて、安売りなんかしていられない。秋頃には売上げ不振、値下げ圧力が高まってきて、商品ラインナップの集約、ハイエンドクラスからミドルクラスへの開発シフトなどの動きが出てくるかも。ハイエンドのフラッグシップモデルは、いわゆる 「見せ筋商品」。売れるに越した事はないが、売上げの中核を占める商品じゃない。エントリーモデルは値ざやが小さく、利幅の少ないところへもってきて、少子化（≒ユーザーである釣り入門者の減少）で売上げも減少するだろう。こうなるとメーカーは買い替え需要を中心に戦略を組むしかないわけで、釣りの面白さがわかり始め、専用タックルでの釣趣を楽しむようになる中級者をメインターゲットに、市場価格で2～3万円の商品を中心にしてくると思う。

血筋

　昨日、あまりの寒さで釣りには行けなかったので、久々に恩師と慕う某先生に会いに某所へ。ここ数年、年始の挨拶は賀状だけで失礼していたので、手土産に両口屋の 「をちこち」を携えて行った。自分は恩師恩人を訪ねる時の手土産には、名古屋なら両口屋のをちこちか美濃忠の最中、東京だと虎屋の羊羹か鈴屋の甘納豆と決めている。たまに大口屋の麩饅頭なども持って行くのだが、左党で甘い物は苦手だとおっしゃる先生も、これらの和菓子は喜んでくださる。

藪睨み

　本日の日経平均は306円安の7,745円。しかも寄付高値の大引安値で、日足は陰の丸坊主。連日、PKO（=Price Keeping Operation：株価維持対策）と称して、年金資金で買い支えしてきたと見られるが、実態を無視して空売り規制やらPKOやら無理な人為的株価操作をした結果がどうなるのか、過去の例を見ても明らかなんだけどなぁ。年金資金で買い付けた株式の平均取得価格がいくらになっているのかは公表されていないが、数兆円規模の凄まじい損を出しているのは間違いない。'07年度だって5兆円以上溶かしちまってる。

不具合発生時の対応

　つい先日、Seagate社のHDDに致命的欠陥が見つかり大騒ぎになっているんだが、今度はBuffalo社の外付けUSB HDDに不具合が見つかったと発表された。不具合が発生するとされる該当機種は、「HD-CE500U2」「HD-CE640U2」「HD- CE750U2」「HD-CE1.0TU2」の4製品。外付けHDDのクラッシュで、自分が11月末に購入したHDDは、まさに「HD-CE500U2」 なのだよ、トホホ……。

今度は前歯……

　まったく、何事にも年相応ってモノがあるのを忘れていた。端緒についたばかりのダイエット、肉体改造の一環として、首の筋肉を鍛えるトレーニングをしていたら、口内で 「ピキッ！」 と異音。「ん？」 と口内を舌先で舐め回してみると、前歯に舌先が引っ掛かる。くわえていたタオルを調べてみたら、欠けた前歯の小さな破片が……。アチャ～、先日の左下奥歯に続いて、今度は右上前歯か。

根腐れ

　株式市場が根腐れを起こしている……。株価低迷を受けて、東証・大証が上場廃止基準を緩和して、上場廃止基準の時価総額を4割も引き下げるってンだが、これは本末転倒としか言えない愚策だ。

　現在、東証一部の上場維持基準は時価総額20億円以上。この時価総額20億円を9ヶ月維持できないと東証二部に指定替え、さらに10億円を9ヶ月割り込むと上場廃止になる。この基準額を4割も引き下げると言うんだが、たかだか20億円の時価総額が維持できない企業に、東証一部上場というステータスを与え続けるっておかしいだろう。さらに言えば、時価総額10億円すら維持できない企業は市場から退場させてこそ、健全で信頼のおける市場じゃないか。売れ残りの大根や菜っ葉じゃあるまいし、4割引で売り場（株式市場）に並べる意味がわからん。訳あり品は訳あり品として別の売り場に並べりゃいい。一流品と一緒に並べるなよ。

　もうね、株式市場の根腐れとしか言いようがないね。って、ゴマメが歯ぎしりしながら、蟷螂の斧を振り上げてみたって何も変わらないので、根腐れで枯れ果て朽ちていく様を傍観しているしかありませんね、というお話です。

信念と執念

　１月３日にWBA世界ライト級王座から陥落した小堀佑介選手が現役続行、今年中に三度目の世界戦にチャレンジするとの事。よかった、本当によかった。小堀選手に派手さは無いが、地道に練習を続けて力を付けてきた、本当の意味でのスポーツマンボクサーだと思う。天才と騒がれもせず、知名度は低いが努力を結果に結びつける事の出来る "非凡な常人" が、小堀選手であり、坂田選手であり、新井田選手であり、川嶋選手であり、粟生選手であり、山口選手であり、西岡チャンピオンであり、内藤チャンピオンじゃなかろうか。

歯を食いしばって……

　フリーランスのお仕事をしていると、文字通り 「歯を食いしばって」、徹夜だろうが早朝取材だろうが、頑張って働かないと喰っていけなくなるんだが、このところの不況の煽りを受けて、条件の厳しいお仕事ばかりになってきた。単純だけども手間が掛かり、単価は安いが納期が短い、なんてェ困ったお仕事ばかりなんだが、それでも引き受けざるを得ないわけだ。簡単に言えば「お仕事があるだけマシ」 って事です。

　 「仕事が速くて口が堅い」 ってのが自分の売り文句なのだが、最近じゃ 「安くて速くて口が堅い」 になって……、って、そりゃ牛丼屋か水道工事屋のうたい文句みてェじゃねーか！