儲け話

　マスコミは中国産の毒入り餃子事件一色ってな状況なんだが、こんな時には出資話も出てくるモンで、「YASUよぉ、知多と三河の愛知県内産専門ってなスーパーをやってみたら　儲かるんじゃねーか？　デリカ部門はおばちゃんを雇ってさ、店頭で手作り実演販売すんのよ。かなり儲かるかもよ。どうよ、一口乗らね？」ってな話が来た。



　あのなぁ、愛知県ってのは確かに農作物の産地だし、漁業も盛んだよ。だからチョイと郊外に出れば、農協や漁協の直売所がそこかしこにあるんだよ。出店地が名古屋市内の住宅街のど真ん中って条件なら、お客は来そうだけど、家賃が高くなるから価格に反映せにゃならん。東京でやるならともかく、車で30分も走れば農地が広がっている名古屋じゃ難しいだろうなぁ。名古屋は一家に一台じゃなく、成人一人に一台ってくらい車を所有しているから、日常の足もマイカーだからね。安全な野菜や魚介類が欲しければ、奥さん連中が車を走らせて農協や漁協の直売所に行っちゃう。まぁ、農協の直売所でも中国産のニンニクとか干しシイタケを売ってるし、漁協の直売所にも中国産や韓国産の乾燥ワカメや乾燥ヒジキがあったから、直売所でも産地確認は必要なんだけどね。

　ともあれ、オイラにゃ八百屋は無理なんだわさ。だって野菜を見る目は無いしさ、なによりも早起きが苦手だから（笑）。