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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 一昨日、入稿を済ませた[磯・投げ情報]の連載記事なんだが、ウッカリして下書き原稿を送信してしまっていた。未完成の原稿なんだから、ネーム量(文字数)が3割ほど足りない。編集長から 「今回はネーム量が少ないので、写真を多めに使用します」 とのメールを頂いて、「ネーム量が足りない? いつもより多目の1千字以上あるはず……」 と、送信した原稿を確認してみたら、下書き原稿を送っていたという大ポカ。う~む、常時軽い船酔い状態で注意力散漫になっていたようだ。いかんなァ。

 完成原稿と差し替えてもらうべく、念のため完成原稿を再推敲。待てよ、この内容だったら江戸小咄を引用したほうが面白いンじゃないか……。江戸小咄や古典落語などは、著作権はとっくにフリーになっている。念のため出典元を明記しておけば問題なし。早速、その小咄を引用……、ってアレ? どこで読んだのやら思い出せない。いや、もしかしたらNHKの「日本の話芸」で見たのかも知れないし、落語のCDで聞いたのかもしれない。ストーリーは江戸前のボラ釣りに出た釣り人が、船頭に去年よく釣れたポイントと違うんじゃないか、ってな話をするって内容。必死に記憶の糸を辿り、噺家の名前と小咄のタイトルを思い出す事から始めた。志ん生? 志ん朝? 米朝? 金馬? あぁ、金馬だ、三代目三遊亭金馬師匠だよ。噺家が思い出せたら、すべて思い出せた。そうそう、愛読書の 「江戸前つり師<釣ってから食べるまで>」(徳間文庫) に載っていた、『きょねんの穴』って小咄だ! 病室の棚から 「江戸前つり師」 を引っ張り出し、小咄部分を引用して書き直し。うん、なかなか面白い記事になった。

 抗ガン剤治療第五クール初日、さしたる副作用も出ずに乗り切る事が出来たし、うっかりミスの不覚はとったが雪辱のチャンスを得ましたよ、ってお話でした。下手を打っても、プロの売文屋はこうでなくっちゃね(笑)。

 I 田編集長、お手数をお掛けして申し訳ありませんでした……。

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HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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