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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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脳浮腫  右脳前頭葉の浮腫の肥大化は、ガンマナイフ手術の遅発性副作用だった。あ~、旧病巣の再活性化でなくてよかった。どういう事かというと、ガンマナイフ手術とは、脳腫瘍の病変部にガンマ線を多方面から集中照射して脳腫瘍の病変部を焼く(イメージとしては一点集中型の電子レンジ)ンだけど、その際に病変部よりも数ミリほど広くガンマ線を当てる。いわゆるマージンを取って、確実に病変部全体を叩くワケですな。病変部に集中させているとは言え、ガンマ線の通った部位は、多少なりともダメージを受けてしまう。軽いやけどをしたり、微細な血管が焼けて詰まったりする。するとだね、そりゃぁ腫れますわな。で、この腫れ(浮腫)が個人差はあるが、ガンマナイフ手術の後、9ヶ月くらいで”遅発性副作用”として出てくる例が多い。自分は8ヶ月目でババーンとでた。しかも運動神経に影響するほど大きく……。

 で、どうすりゃいのか、ってェと、グリセオールという脳浮腫の抑制治療薬を点滴し、あと6~9ヶ月間の経過観察で沈静化するのを待てばよい。安心したと言えば安心したンだが、すなわちこの先6~9ヶ月間も左半身の麻痺が続く……、って事になる。麻痺との闘いが新たなる闘いって事なんだが、抗ガン剤の副作用で出ている痺れと麻痺に加えてのダブルパンチ。しかも自分の冒されているガンは、進行度、転移再発度バリ高の超悪性ガン。手術後2週間の休養期間を経過したので、来週にも抗ガン剤治療第七クール開始の予定だ。

 ガンマナイフ手術の遅発性副作用、抗ガン剤治療の副作用と、この二つ副作用という石によって生まれた波紋は、自分の心を苛立たせるには充分な波をもって押し寄せてきましたよ、ってお話です。

 だが負けやしないし、折れも挫けも諦めもしないよ。「死なずの眠釣」だからね(笑)。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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