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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 チャオ(フェレット・♂・1歳6ヶ月)のお腹の調子が悪い。粘液状や緑色っぽい軟便で、整腸剤を飲ませた時だけ通常に戻る。それと深夜にケヒケヒと激しく咳き込む。小動物は何が原因で命を落とすかわからないので、様子見せずにスグに動物病院へ連れて行った。検便用に前夜の粘液状の便をジッパーパックに入れて持参。便をジッパーパックに採取する時に、ヨーグルトやプリンに付いてくる小さなプラスチックスプーンが役に立った。何でも捨てずにとっておいてみるものだ(笑)。

 検便の結果、特に悪玉菌が増えていたり、寄生虫にやられている様子はない。続いてレントゲン検査。腸内に異常なガスが溜まっている部分もなく、誤食による腸閉塞の心配もない。このところ急に冷え込んできたから、寝冷え……かな? 

 腸は異常なしで一安心だったが、同じレントゲン画像にとんでもない像が写っていた。「心臓肥大」。咳き込みや咽せ返りの原因は、肥大した心臓が肺を圧迫しているのが原因かもしれない、と獣医師の説明。頭の芯がシーンと冷え込んでいくような感じで、不安な気持ちと冷静さが入り交じった不思議な感覚に陥った。「どうしてやれば……」と質問しようとしたところ、「レントゲンだけでは何とも言えません。超音波(エコー)検査と、血液検査もしてみましょう。肝機能や腎機能も調べておいても良い時期ですから」と獣医師。もう、なんでもしてやってください。超~暗鬱な気分。検査のため、半日入院と相成った。

 午後6時。客先での打ち合わせを済ませたその足で、チャオのお迎えに動物病院へ。この待ち時間がツライ。どんな検査結果が出ているのか、不安で不安で……。名前を呼ばれ、診察室へ。チャオがペットキャリーの中でウッチャカウッチャカと大暴れしている。あぁ、こんなに元気なのに……。

 「エコー検査の結果、筋膜の厚さも正常、心室のバランスも悪くありませんから、心臓肥大はスグに治療が必要な状況ではありません。再度撮ったレントゲン像では、最初の一枚ほど極端に肥大した像ではないので、角度や撮影のタイミングで大きく写ったのかもしれません。半年ほど経過観察をして、もう一度検査しましょう。それと、気管支に影があります。これが咳き込みの原因ですね。単純な気管支炎でしょう。血液検査の結果はすべて良好。肝機能も腎機能も正常です。5日分の気管支炎治療の抗生剤と、下痢止めの整腸剤を出しておきますね」

 ん……っと、つまり「寝冷えでお腹こわして、気管支炎を起こして咳き込んでるだけ」って事か? あ~、よかった。検査と半日入院費用は10,300円だったが、動物健康保険に加入しているので半額負担で済んだ。まったく、口がきけない動物たちとのコミュニケーションは難しい。「おかしいな?」と思ったら、スグに動物病院で診てもらうのが一番ですなぁ。

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HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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