釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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昨日はムニャムニャのお稽古で、久々に滝の様な汗をかいてきたんだが、おかげで今日になって筋肉痛は起きるわ、ぶつけたり突かれたりした所がズキズキするわで、年齢を実感しちゃってます。やーねェ、もう。特にヒドイのが、受け身で転がった時に接触した部分。腰骨やらヒジやら、皮膚がすりむけて、さらに黄色っぽくなってるから、これは間違いなく青痣になるなぁ。あ、スネの脇とか肩なんかも痛いや。受け身が下手になってる証拠だ……。
お稽古には若い女性達も来ていたんだが、やたらと元気で疲れ知らず。型や組稽古はお世辞にも上手とは言えないのに、元気だけは有り余ってる感じ。こんな女性達とお付き合いしている男子は大変です(笑)。いるのかどうか知らないけど。
で、彼女等に構えとか受けとか打ち込みを教えてたんだが、なんともいい香りがするわけですよ。いやいや、ヘンな意味じゃなくて。香水とかコロンとかの自己主張の強い香りじゃない、石鹸のような、さりげない香り。さすがに自分もオッサンであることはわきまえているので、「いい匂いがするね」 なんてェ事ァ言えません。ヘタすりゃセクハラになっちまうご時世だもんね。でも、気になって仕方がない。全身から香りが漂っているから、シャンプーやリンスじゃないし、思いついたのはお洗濯で使う柔軟剤の香り。
「いや、これはレノアの匂いじゃないし、ソフランでもない。なんだ? この芳香は……」
レノアやソフランなら、我が家でも使っているからわかります。レノアやソフランにもいろんな香りがあるが、いずれでもない。自分の稽古着もレノアを使っているし。あれこれ考えているうちに、「お願いしま~すッ!」 の掛け声と共に、飛びかかってきたのは別の女性。あっぶね~。稽古中に他事を考えてちゃダメだね。もうちょっとで頭の鉢を叩き割られるところだった(笑)。
すんでの所でところで体を入れ換え、すれ違った瞬間に、さっきの女性と同じフローラル系の香りが……。おぉ、この香りは流行なのか? 全く同じじゃないが、ローズ系の良い香り。さっきはラベンダー系だったなぁ。「ちィええ~いッ!」って、うおッ、危ねェ! 今度は喉を突き破られるトコだった。このお嬢さん、やる気(殺る気)満々かよ。お芝居のお稽古なんだから、そんなに殺気を込めなくても……。お稽古でケガなんかしたら割に合わないでしょ。
眠釣 「ちょっと待った! 少し休憩にしよう。どうも気が散って仕方ないんだわ」
A子 「はぁ?」
眠釣 「お~い、君もこっち来て。すまん、B子さん借りる」
B子 「はい?」
他のメンバーの邪魔にならない様に、稽古場の隅で正座。
眠釣 「あのさ、二人とも何か香水とかコロンとか使ってる?」
A子 「お稽古にそんなもの付けてきません(笑)」
眠釣 「だよなぁ……」
B子 「なにかマズイ事でも?」
眠釣 「いや、むしろいい匂いなんだけど」
A子 「あ、ダウニーの匂いじゃないですか?」
眠釣 「なに、それ?」
B子 「今、流行ってるンですよ。お洗濯仕上剤のダウニー」
眠釣 「あぁ~、やっぱりそうか。レノアやソフランとは違うね」
B子 「あれよりいい匂いだし、ほのかな香りが持続するんです」
眠釣 「でも、お高いンでしょ?」
B子 「通販番組じゃないし(笑)。レノアより高いかな?」
A子 「てか、それで気が散ってたンですか? やらしいかも……」
眠釣 「あ、あ、えっと、その、違……、いや、違わないか……(///_///)」
二人 「やらし~!」(キャピキャピ)
ふ~む、ダウニーね。知らなかったなぁ。それにしても、あの香りは良いね。なんつーか、和み系、癒し系の香り。清潔感のある香りで気に入った。でも、オッサンが使うにはチョットなぁ、と思っていたら、「マリン系の香りもありますよ」って教えてくれた。帰りにドラッグストアに立ち寄って探してみたら、あったあった。フタを外して香りを……。おぉ~、いい香り~。こりゃ家内も喜ぶぞ。迷うことなく購入決定。
帰宅して家内に、「コレ、お洗濯に使って。稽古着も肌着も、これ使ってよ」 と言上すると、「なぁに無駄遣いしてンのよ! 柔軟剤はお歳暮で貰ったのがいっぱいあるのにィ」 と、叱られてしまいましたよ、って情けないお話でした。
オッサンの思い付きなんて、所詮こんなモンです。トホホ……(´・ω・`)
お稽古には若い女性達も来ていたんだが、やたらと元気で疲れ知らず。型や組稽古はお世辞にも上手とは言えないのに、元気だけは有り余ってる感じ。こんな女性達とお付き合いしている男子は大変です(笑)。いるのかどうか知らないけど。
で、彼女等に構えとか受けとか打ち込みを教えてたんだが、なんともいい香りがするわけですよ。いやいや、ヘンな意味じゃなくて。香水とかコロンとかの自己主張の強い香りじゃない、石鹸のような、さりげない香り。さすがに自分もオッサンであることはわきまえているので、「いい匂いがするね」 なんてェ事ァ言えません。ヘタすりゃセクハラになっちまうご時世だもんね。でも、気になって仕方がない。全身から香りが漂っているから、シャンプーやリンスじゃないし、思いついたのはお洗濯で使う柔軟剤の香り。
「いや、これはレノアの匂いじゃないし、ソフランでもない。なんだ? この芳香は……」
レノアやソフランなら、我が家でも使っているからわかります。レノアやソフランにもいろんな香りがあるが、いずれでもない。自分の稽古着もレノアを使っているし。あれこれ考えているうちに、「お願いしま~すッ!」 の掛け声と共に、飛びかかってきたのは別の女性。あっぶね~。稽古中に他事を考えてちゃダメだね。もうちょっとで頭の鉢を叩き割られるところだった(笑)。
すんでの所でところで体を入れ換え、すれ違った瞬間に、さっきの女性と同じフローラル系の香りが……。おぉ、この香りは流行なのか? 全く同じじゃないが、ローズ系の良い香り。さっきはラベンダー系だったなぁ。「ちィええ~いッ!」って、うおッ、危ねェ! 今度は喉を突き破られるトコだった。このお嬢さん、やる気(殺る気)満々かよ。お芝居のお稽古なんだから、そんなに殺気を込めなくても……。お稽古でケガなんかしたら割に合わないでしょ。
眠釣 「ちょっと待った! 少し休憩にしよう。どうも気が散って仕方ないんだわ」
A子 「はぁ?」
眠釣 「お~い、君もこっち来て。すまん、B子さん借りる」
B子 「はい?」
他のメンバーの邪魔にならない様に、稽古場の隅で正座。
眠釣 「あのさ、二人とも何か香水とかコロンとか使ってる?」
A子 「お稽古にそんなもの付けてきません(笑)」
眠釣 「だよなぁ……」
B子 「なにかマズイ事でも?」
眠釣 「いや、むしろいい匂いなんだけど」
A子 「あ、ダウニーの匂いじゃないですか?」
眠釣 「なに、それ?」
B子 「今、流行ってるンですよ。お洗濯仕上剤のダウニー」
眠釣 「あぁ~、やっぱりそうか。レノアやソフランとは違うね」
B子 「あれよりいい匂いだし、ほのかな香りが持続するんです」
眠釣 「でも、お高いンでしょ?」
B子 「通販番組じゃないし(笑)。レノアより高いかな?」
A子 「てか、それで気が散ってたンですか? やらしいかも……」
眠釣 「あ、あ、えっと、その、違……、いや、違わないか……(///_///)」
二人 「やらし~!」(キャピキャピ)
ふ~む、ダウニーね。知らなかったなぁ。それにしても、あの香りは良いね。なんつーか、和み系、癒し系の香り。清潔感のある香りで気に入った。でも、オッサンが使うにはチョットなぁ、と思っていたら、「マリン系の香りもありますよ」って教えてくれた。帰りにドラッグストアに立ち寄って探してみたら、あったあった。フタを外して香りを……。おぉ~、いい香り~。こりゃ家内も喜ぶぞ。迷うことなく購入決定。
帰宅して家内に、「コレ、お洗濯に使って。稽古着も肌着も、これ使ってよ」 と言上すると、「なぁに無駄遣いしてンのよ! 柔軟剤はお歳暮で貰ったのがいっぱいあるのにィ」 と、叱られてしまいましたよ、って情けないお話でした。
オッサンの思い付きなんて、所詮こんなモンです。トホホ……(´・ω・`)
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