釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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昨年の1月、左下の奥歯を噛み割ってしまい、その4日後には前歯をオッ欠いて、歯医者さんに駆け込んだンだが、今年は1月25日に左上の奥歯が、何を噛んでも痛み出した。ミカンでさえも痛い。そのうちに頭痛まで襲ってきて、どうにも我慢できなくなって、またしても歯医者さんに駆け込んだ。
先生 「今日はどうされました?」
眠釣 「左上二番目の奥歯が、何を噛んでも痛むんですよ」
先生 「冷たいモノとかしみますか?」
眠釣 「いえ、しみたりはしません。でも、頭痛までしてきて……」
先生 「あぁ、少し腫れてますね。まずはレントゲンを撮りましょうか」
レントゲン室へ――。
助手 「眠釣さ~ん、パソコン画面の前にどうぞ~」
今の時代、レントゲンはいちいち現像なんかしない。PCのモニターで即時確認です。
先生 「あのね、ここに翳り(かげり)があるでしょ?」
眠釣 「はい。なんですか、コレ?」
先生 「歯根の先の、顎の骨の内部に炎症が起きてます」
眠釣 「――ッ!」
先生 「被せモノの隙間からバイ菌が入って、奥で炎症が起きてるワケ」
眠釣 「抜かなきゃダメですか?」
先生 「抜歯の必要はないと思うけど、被せモノを外して治さないと」
眠釣 「痛い……ですよね?」
先生 「今、スグにやったら痛いね」
眠釣 「痛いのはヤです」
先生 「とりあえず、鎮痛剤と抗生剤で痛みと炎症を叩きましょう」
眠釣 「そうしてください。痛いのはヤですから」
先生 「(クスクス)わかりました。じゃぁ、今日はレーザーを当てておきます」
眠釣 「痛いですか?」
助手 「心配いりません。痛くないですよ」(助手のオネーサン、顔真っ赤)
眠釣 「レーザーって、熱いとかは?」
先生 「大丈夫、大丈夫(プククク……)」
助手 「一応、これ握っててください」(棒状のウレタンを渡される)
眠釣 「コレ、我慢棒……、って、痛いンじゃないか~」
先生 「痛くも熱くもしないですから、安心して」
助手 「怖かったら泣いてイイですよ」
眠釣 「泣かないけど…… (´・ω・`)」
レーザー治療開始。痛くも痒くもないが、怖くて全身が硬直するわ、汗が出るわ。
助手 「終わりましたよ」
眠釣 「はひ……」
先生 「うがいして、今日はおしまいです」
眠釣 「あぃがとうごらいまひた」
あまりの緊張にこわばったお口をクチュクチュ。
先生 「お薬のアレルギーとか、副作用とか出たことありますか?」
眠釣 「抗生剤はペニシリン系じゃなくて、セフェム系にしてください」
先生 「詳しいね。なにがいい?」
眠釣 「できればクラビットを……」
先生 「ん、わかりました。鎮痛剤は?」
眠釣 「ん~、ポンタールかロキソニンをください」
先生 「なんでそんなに詳しいの?」
眠釣 「以前、薬品株なんかを調べてましたから。叔父は開業医だし」
先生 「あぁ、なるほどね。詳しいはずだ」
待合室に戻り、薬の処方待ち。その間に助手のオネーサンに出される薬の説明を受ける。
助手 「眠釣さ~ん。もう、充分すぎるほど、おわかりだと思いますけど……」
眠釣 「いえ、イチからお願いします」
助手 「じゃ、鎮痛剤はロキソニンです。痛む時に2錠飲んでください。
抗生剤はクラビットです。食後に1錠を飲んでください。
あ、ロキソニンは同時に服用しないでくださいね」
眠釣 「はい。2時間くらい空ければイイんでしたっけ?」
助手 「そうです。ロキソニンは飲みすぎない様にしてください」
眠釣 「はい、わかりました。って、なんで念押し?」
助手 「痛がりだから、何回も飲んじゃいそうですもん(笑)」
眠釣 「そんな事ァしないッス……(///_///)」
う~ん、こりゃもう、完璧にビビリでヘタレなオッサン認定されてるな~。まぁ、歯科治療の痛いのはイヤだし、怖いんだから仕方ないけど、またしても赤っ恥さらしちゃいましたよってお話でした。
来週から本治療開始。いくつになっても歯医者さん怖いよ……。
※怯懦(きょうだ)=臆病で気が弱いこと。いくじのないこと。また、そのさま。
先生 「今日はどうされました?」
眠釣 「左上二番目の奥歯が、何を噛んでも痛むんですよ」
先生 「冷たいモノとかしみますか?」
眠釣 「いえ、しみたりはしません。でも、頭痛までしてきて……」
先生 「あぁ、少し腫れてますね。まずはレントゲンを撮りましょうか」
レントゲン室へ――。
助手 「眠釣さ~ん、パソコン画面の前にどうぞ~」
今の時代、レントゲンはいちいち現像なんかしない。PCのモニターで即時確認です。
先生 「あのね、ここに翳り(かげり)があるでしょ?」
眠釣 「はい。なんですか、コレ?」
先生 「歯根の先の、顎の骨の内部に炎症が起きてます」
眠釣 「――ッ!」
先生 「被せモノの隙間からバイ菌が入って、奥で炎症が起きてるワケ」
眠釣 「抜かなきゃダメですか?」
先生 「抜歯の必要はないと思うけど、被せモノを外して治さないと」
眠釣 「痛い……ですよね?」
先生 「今、スグにやったら痛いね」
眠釣 「痛いのはヤです」
先生 「とりあえず、鎮痛剤と抗生剤で痛みと炎症を叩きましょう」
眠釣 「そうしてください。痛いのはヤですから」
先生 「(クスクス)わかりました。じゃぁ、今日はレーザーを当てておきます」
眠釣 「痛いですか?」
助手 「心配いりません。痛くないですよ」(助手のオネーサン、顔真っ赤)
眠釣 「レーザーって、熱いとかは?」
先生 「大丈夫、大丈夫(プククク……)」
助手 「一応、これ握っててください」(棒状のウレタンを渡される)
眠釣 「コレ、我慢棒……、って、痛いンじゃないか~」
先生 「痛くも熱くもしないですから、安心して」
助手 「怖かったら泣いてイイですよ」
眠釣 「泣かないけど…… (´・ω・`)」
レーザー治療開始。痛くも痒くもないが、怖くて全身が硬直するわ、汗が出るわ。
助手 「終わりましたよ」
眠釣 「はひ……」
先生 「うがいして、今日はおしまいです」
眠釣 「あぃがとうごらいまひた」
あまりの緊張にこわばったお口をクチュクチュ。
先生 「お薬のアレルギーとか、副作用とか出たことありますか?」
眠釣 「抗生剤はペニシリン系じゃなくて、セフェム系にしてください」
先生 「詳しいね。なにがいい?」
眠釣 「できればクラビットを……」
先生 「ん、わかりました。鎮痛剤は?」
眠釣 「ん~、ポンタールかロキソニンをください」
先生 「なんでそんなに詳しいの?」
眠釣 「以前、薬品株なんかを調べてましたから。叔父は開業医だし」
先生 「あぁ、なるほどね。詳しいはずだ」
待合室に戻り、薬の処方待ち。その間に助手のオネーサンに出される薬の説明を受ける。
助手 「眠釣さ~ん。もう、充分すぎるほど、おわかりだと思いますけど……」
眠釣 「いえ、イチからお願いします」
助手 「じゃ、鎮痛剤はロキソニンです。痛む時に2錠飲んでください。
抗生剤はクラビットです。食後に1錠を飲んでください。
あ、ロキソニンは同時に服用しないでくださいね」
眠釣 「はい。2時間くらい空ければイイんでしたっけ?」
助手 「そうです。ロキソニンは飲みすぎない様にしてください」
眠釣 「はい、わかりました。って、なんで念押し?」
助手 「痛がりだから、何回も飲んじゃいそうですもん(笑)」
眠釣 「そんな事ァしないッス……(///_///)」
う~ん、こりゃもう、完璧にビビリでヘタレなオッサン認定されてるな~。まぁ、歯科治療の痛いのはイヤだし、怖いんだから仕方ないけど、またしても赤っ恥さらしちゃいましたよってお話でした。
来週から本治療開始。いくつになっても歯医者さん怖いよ……。
※怯懦(きょうだ)=臆病で気が弱いこと。いくじのないこと。また、そのさま。
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