下落

　なにかと忙しく、そしてなにかと入り用になるのが師走ってモンで、今年も残すところ一ヶ月となったんだが、ご多分に漏れず自分も多忙＆出費がかさんじゃってます。昨日は朝一に仕事を済ませて眼鏡屋さんに行ってきた。眼鏡が壊れたワケじゃないんだが、軽くて丈夫な眼鏡が欲しくなって、衝動的に新しい眼鏡を作りに行ったわけです。自分の右眼の視力は0.02、左眼は0.05と強度の近視なので、眼鏡やコンタクトレンズなしでは生活できない、ド近眼ってヤツです。今使っている眼鏡は矯正視力1.2。普通の安物レンズだと牛乳ビンの底みたいになっちゃう。今度の眼鏡も、軽くて丈夫なフレーム＆薄型レンズ仕様の眼鏡じゃないと困る。

　最近は眼鏡一式2980円とかの安売り屋さんがいっぱいあるんだが、形状記憶合金やチタンを使った軽量フレームも安くなったので、チタンフレームに超薄型レンズ、そしてクリップオンで偏光グラスが付けられる眼鏡にした。さすがにこの仕様になると、5千円だの1万円だのでは買えないんだが、それでも一昔前に比べれば半額以下、数万円以上安くなったね。しかも眼鏡加工もスピード化されて、検眼してから1時間もあれば出来上がってしまう。良い時代になったモンだ。

　かつて眼鏡は、時計や宝飾品と一緒に扱われていた高価な品だったのだよ。時計も昭和五十年代までは時計専門店で買うものだった。今では百均ショップで買える時代だね。ジーンズだって千円以下で買えちゃうんだモンなぁ。革ジャンもダウンジャケットも1万円もしない。

　う～ん、モノが安く買えるのはありがたいんだが、こりゃデフレって事ですな。モノの価格は下落、株価も下落、消費も下落、従って収入も下落。そうなるとさらに財布のひもは固くなる、てか、無い袖は振れないので消費は細り、安いモノしか売れなくなる。あらら、デフレスパイラルじゃん、ってお話でした。経済ヤバイ、生活経済マジヤバイ！