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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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FishingShowOsaka2007 毎年、大阪と東京(今年は横浜)で開催されているフィッシングショー。2月2日の業者商談日と、3日の一般入場日初日の取材に大阪へ出掛けたのだが、ここ数年でずいぶんと雰囲気が変わった。年々、出展社が減少しているし、中堅釣具メーカーのブースが小さくなってきている。おかげで通路が広くなり、各ブースを見て回るには都合がよいのだが、'00年以前の「どわ~ん!」とした活気や、人いきれでムンムンとした"祭りの場"といった雰囲気が薄れてしまった。商品サンプルやマスコットアイテムの配布もほとんど無くなったし、大手釣具メーカー各社の総合カタログも、一般ユーザーには有料販売という形になってきている。まぁ、有料販売となったのは、稚魚放流資金の財源にもなっているのだが……。



 '70~'80年代の釣りブーム、'90年代のバス釣りブームを経て、'00年9月のRYOBI、同年12月のマミヤ・オーピー(旧オリムピック)の釣具撤退あたりを境に、急速に縮小し始めたような気がする。さらに、'04年7月の改正SOLAS条約、'05年6月の特定外来生物法といった法規制も、釣り界にとって大きな痛手となっただろう。バス釣りマニアだった知人が、「バスをやめたンはさ、世間が俺らを見る目がな、珍走団(=暴走族)を見るのと同じ目だったンよ。きっと、『痛いヤツ』って思われてたンよなぁ。それに気が付いたら、急に恥ずかしくなったンさ」とこぼしていた。

 釣具はおおよそ10年単位で飛躍的に向上してきた。ナイロン釣り糸の誕生、グラス竿の登場、カーボン竿の誕生、電動リールの普及、新素材釣り糸の登場など、高性能、高機能化し続け、対象魚や釣法に合わせて細分化、多様化されてきた。結果、釣り人の選択肢は広がり、今では2万5千アイテムとも言われる釣具が出回っている。なのに、出展者は減ったとは言え、フィッシングショー来場者の盛り上がりが、年々下降気味に感じられる……のは、なぜ?

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プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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