釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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愛犬ロンの抗ガン剤治療第2回。血液検査と超音波検査、そして抗ガン剤投与で半日入院。幸い、現状ではロンは頗る(すこぶる)元気。食欲もあるし、お散歩に行く時も胸を張ってスッタカスッタカで元気一杯。それでも14歳という高齢のロンの体内には、恐ろしいガン因子が潜んでいる……。
愛猫アビも隔週の健康診断。19歳9ヶ月の超高齢で慢性腎不全。しかも右の腎臓は摘出しているという、非常に厳しい身体条件ながらも、アビも日常生活は不自由なく、元気一杯に過ごしている。
飼い主が気を揉んだところで、ロンとアビの治療がどうなるというわけでもない。ロンにしても、アビにしても、今ある生命を日々を精一杯に生きている。ここは獣医師に全てを委ね、自宅でのケアと経過観察をしっかりと続けるしかない。
――、不意に一昨年の春に逝ったシャーの事を想う。シャーも不治の病に冒されながらも、精一杯に病と闘い抜いた。本能とはいえ、動物たちは生に疑問を差し挟まないし、意義を求めない。ひたすらに今ある生命を生き、明日の事、ましてや死して後の事など、さらさら無頓着だ(と、思う)。生老病苦、喜怒哀楽の全てをあるがままに受け入れ、全てに拘泥せず、今ある生に懸ける。人間の "一生懸命" は "一所懸命" の誤用が元だが、動物たちは真の意味で "一生懸命" なのだなぁ……。なんだか無性に羨ましくもある。
愛猫アビも隔週の健康診断。19歳9ヶ月の超高齢で慢性腎不全。しかも右の腎臓は摘出しているという、非常に厳しい身体条件ながらも、アビも日常生活は不自由なく、元気一杯に過ごしている。
飼い主が気を揉んだところで、ロンとアビの治療がどうなるというわけでもない。ロンにしても、アビにしても、今ある生命を日々を精一杯に生きている。ここは獣医師に全てを委ね、自宅でのケアと経過観察をしっかりと続けるしかない。
――、不意に一昨年の春に逝ったシャーの事を想う。シャーも不治の病に冒されながらも、精一杯に病と闘い抜いた。本能とはいえ、動物たちは生に疑問を差し挟まないし、意義を求めない。ひたすらに今ある生命を生き、明日の事、ましてや死して後の事など、さらさら無頓着だ(と、思う)。生老病苦、喜怒哀楽の全てをあるがままに受け入れ、全てに拘泥せず、今ある生に懸ける。人間の "一生懸命" は "一所懸命" の誤用が元だが、動物たちは真の意味で "一生懸命" なのだなぁ……。なんだか無性に羨ましくもある。
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