釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
自分の本業は納期や代金の支払期日や仕事内容など、事細かに条件を記載した契約書を取り交わし、双方が捺印して保管するキッチリとした契約を取り交わす場合もあるんだが、新聞社や出版社や編集プロダクションなどからの依頼だと、なぁなぁの口約束で済まされてしまう事がほとんど。売文屋って商売の悲しさで、堅い事を言っていると干されちまうので、あまり強くは言えません。芸能関係の仕事も同様で、「ギャラはン万円、役は○○で、集合場所から現地までの交通手段と宿泊は手配する。支払日は晦日締めの翌々月○日ね」ってな事を口頭で言い渡されてお終い。まぁ、たいがいはコレで問題なく済むんだが、今回はとんでもない約束違いが起きた。
自分はフリーなので、紹介してくれた仲介者がいて、そこの 「預かり」 というスポット契約要員って立場で動くんだが、最初の話とはずいぶんと違う条件になってきた。日当+諸手当という話が、なにやら日当のみになり、支払いも製作側からの支払いの翌月だとか言い出した。冗談じゃない。悪条件の話を無理して引き受ける理由など、どこにもありゃしないワケで、7月からの予定だったが、そんな話ならお断りしとかにゃ今後にも影響する。自分の価値を自分で下げちまう事になるからね。
しかしまぁ、こうやって平気で約束を反故にしてくる相手ってのは信義に悖るワケで、若い頃の自分ならともかく、本業は本業でそれなりにやっていけているし、食うに困っているわけでもない今では絶対に引き下がりません。安売りするとそれが自分の基準価値になってしまうし、一度下がった条件を引き上げるのは簡単じゃないからね、ってお話です。
自分はフリーなので、紹介してくれた仲介者がいて、そこの 「預かり」 というスポット契約要員って立場で動くんだが、最初の話とはずいぶんと違う条件になってきた。日当+諸手当という話が、なにやら日当のみになり、支払いも製作側からの支払いの翌月だとか言い出した。冗談じゃない。悪条件の話を無理して引き受ける理由など、どこにもありゃしないワケで、7月からの予定だったが、そんな話ならお断りしとかにゃ今後にも影響する。自分の価値を自分で下げちまう事になるからね。
しかしまぁ、こうやって平気で約束を反故にしてくる相手ってのは信義に悖るワケで、若い頃の自分ならともかく、本業は本業でそれなりにやっていけているし、食うに困っているわけでもない今では絶対に引き下がりません。安売りするとそれが自分の基準価値になってしまうし、一度下がった条件を引き上げるのは簡単じゃないからね、ってお話です。
PR
日帰りトンボ返りで某所へ行ってきたんだが、このご時世だけに厳しいなぁ。実績を示し、諸々の条件を話し合ってみても、簡単には決まらない。売り込み合戦に明け暮れてたンじゃ、その内にアゴが干上がってしまう。売り込み中は一円の金にもならないからね。以前ならコッチから売り込まなくても引き合いが来て、予算立てから企画まで丸々任せてもらえたんだが、徐々に予算枠が定められ、企画も先方で立てたモノになり、制約の多いお仕事ばかりになってきた。まぁ、元々そんなに大きなお仕事を請け負っていたワケじゃないんだが、小さなお仕事にも制約が増えているって事は、どこもかしこも余裕が無くなっている証拠だわね。
「入神の演技」って言葉があるんだが、まさに演技の神様が降臨なさって、その役者の身に憑いておられるかの如き演技を観るのは、数年に一度あるかないか。まして自分がそんな芝居が出来ちゃった、なんて事は過去30年で数回しかない。それもイベントショーの舞台の上だったりするから、運の無駄遣いと笑いたくば笑ってくだされ。
殺陣やアクションを専門的に学んでみたい(やってみたい)ってほどじゃないが、どんなものなのか経験してみたいって人は結構いると思う。ところが、気軽に入門してチョチョイと経験してみるって方法は皆無と言ってもいいだろう。東京、名古屋、大阪、福岡など大都市にはアクションチームがたくさんあるんだが、そこは芸能事務所を兼ねているし、殺陣やアクションを習おうと思うと、入会金+月会費を払ってレッスンを受けるという形になる。で、この世界はご多分に漏れず体育会系だ。師匠と弟子のけじめ、先輩後輩のけじめは非常に厳しいし、稽古も相当に厳しい。だって、プロ養成コースだからね。
「えっと~、自分はちょこっとだけですね、かじってみたかっただけなんですけど……」
なんて言ったらブッ飛ばされても仕方がない。つか、まずブン殴られるね。自分が指導者や先輩だったとしても、そんな事を言う奴ぁコッテリ、ギタギタに可愛がってあげちゃう(笑)。
「えっと~、自分はちょこっとだけですね、かじってみたかっただけなんですけど……」
なんて言ったらブッ飛ばされても仕方がない。つか、まずブン殴られるね。自分が指導者や先輩だったとしても、そんな事を言う奴ぁコッテリ、ギタギタに可愛がってあげちゃう(笑)。
時代劇と言えばテレビドラマや映画で楽しむ人が多いんだが、舞台で殺陣(立ち回り)を観ると、これまた最高に面白い。カット撮りやアングルでのごまかしがきかないからね。
3月に俳優座劇場でシェークスピアの 「マクベス」 を背景にした、『BASARA~謀略の城~』という時代劇の公演がある。行川アイランドの閉鎖特別イベントで競演して以来、友達というか盟友というか、仲良くして貰っている俳優の髙野浩幸さん(舞台公演では高野ひろゆき)も出演する。昨日は第四幕の立ち稽古だったとか。
髙野浩幸さんと言えば、「超人バロム・1の白鳥健太郎」 「NHK少年ドラマ 『なぞの転校生』 の岩田広一」 「映画 『田園に死す』 の主役少年」 などが代表作なんだが、最近は舞台を中心に活躍されています。
で、この 『BASARA~謀略の城~』 を見に行きたいな、と。仕事の都合もあるのでまだ何とも言えないんだが、松永久秀とか、三好一党が登場する物語の舞台公演ってのは、非常に興味深い。
髙野氏のサイトで予約すれば、当日精算で前売り料金で観られるんで、興味のある方はコチラからどうぞ。
http://www.navi-p.com/act-takano/html/info.html
3月に俳優座劇場でシェークスピアの 「マクベス」 を背景にした、『BASARA~謀略の城~』という時代劇の公演がある。行川アイランドの閉鎖特別イベントで競演して以来、友達というか盟友というか、仲良くして貰っている俳優の髙野浩幸さん(舞台公演では高野ひろゆき)も出演する。昨日は第四幕の立ち稽古だったとか。
髙野浩幸さんと言えば、「超人バロム・1の白鳥健太郎」 「NHK少年ドラマ 『なぞの転校生』 の岩田広一」 「映画 『田園に死す』 の主役少年」 などが代表作なんだが、最近は舞台を中心に活躍されています。
で、この 『BASARA~謀略の城~』 を見に行きたいな、と。仕事の都合もあるのでまだ何とも言えないんだが、松永久秀とか、三好一党が登場する物語の舞台公演ってのは、非常に興味深い。
髙野氏のサイトで予約すれば、当日精算で前売り料金で観られるんで、興味のある方はコチラからどうぞ。
http://www.navi-p.com/act-takano/html/info.html
パジャマと言っても人間の着る寝間着の事じゃなくて、刀のパジャマです。「なんだそりゃ?」って疑問に思う方が大多数だと思うが、ヤクザ映画で健さんが着流し姿で提げている、白鞘の事です。本来、白鞘ってのは朴木のムク材で作られた、日本刀を仕舞っておく時に使う鞘と柄です。使用目的は、あくまでも刀の保存収納用で、白鞘は刀のパジャマみたいな物です。
赤熊、黒熊、白熊……、と言っても、森にいる熊さんの種類ではなくて、幕末の官軍指揮官が被っていた、連獅子の鬣(たてがみ)みたいなアレの事です。赤熊は土佐、黒熊は薩摩、白熊は長州と、前線に出ている兵士に遠目にも自分の指揮官がわかりやすいように被ったって代物なんだが、あれは江戸城無血開城で蔵に大量保管されていた、チベット産のヤクの毛を官軍が戦利品として分捕って使い始めたもので、鳥羽伏見の戦いなど、江戸城開城以前の官軍が着用しているのはおかしいんだが、まぁ、官軍のイメージで着用しちゃってたりするドラマもあるようです。呼称も赤、黒、白で別なわけで、「赤熊=しゃぐま、黒熊=こぐま、白熊=はぐま」です。だから「黒いしゃぐま」とか「白いしゃぐま」ってのは、「黒い白髪」と言ってるみたいなモンで、もう、まったくあり得ないんだけど、これも曖昧に使われていますな。まぁ、統一名称がないと不便なので、便宜的にどれもこれも「シャグマ」と呼んじゃってる状態です。ついでに江戸中期以前に日本人が木綿の着物を着ているのもあり得ない。
居合練習用の模造刀の手入れ。知人から頂いた一振りと、役者擬き時代に購入した一振りの刀身に拭いを掛け、ハバキ、鍔、目釘、柄の緩みをチェック。かなり激しく振るので、目釘が傷んでいたり、柄と茎(なかご)に緩みがあると、刀身がすっぽ抜けて飛んでいく危険性がある。怖いのは抜けた刀身がどこに飛んでいくかわからない点だ。模造刀身とは言え、切っ先は鋭いので刺されば大事になる。
横浜松坂屋が閉店する。役者もどきをやっていた頃に、何度か子どもショーをやりに行ったんだが、鳥人戦隊ジェットマンショーが思い出深い。
通常、デパートなどで行われる子どもショーはアクションとアクションの合間に「子ども遊び」と言う、悪ボスがボケて子どもと遊ぶコーナーがあるんだが、横浜松坂屋では子どもが怖がるって理由で、子ども遊びはMC(=司会)のおねーさんの担当だった。その分だけ悪ボスは悪ボスらしく、強くて恐い芝居をした。レッドホーク以外のジェットマンは、怪人とオイラの演じる悪ボスがコテンパンにやっつけて、
「弱い、
通常、デパートなどで行われる子どもショーはアクションとアクションの合間に「子ども遊び」と言う、悪ボスがボケて子どもと遊ぶコーナーがあるんだが、横浜松坂屋では子どもが怖がるって理由で、子ども遊びはMC(=司会)のおねーさんの担当だった。その分だけ悪ボスは悪ボスらしく、強くて恐い芝居をした。レッドホーク以外のジェットマンは、怪人とオイラの演じる悪ボスがコテンパンにやっつけて、
「弱い、
「カンブリア宮殿」で、久しぶりにさいとう・たかを先生のお姿を拝見した。"久しぶりに" というのは、さいとう先生を取材させていただいたことがあるから。なにしろ、ゴルゴ13、鬼平犯科帳、剣客商売、仕事人梅安などの名作を世に生み出した日本劇画界の重鎮。お話しをさせて戴くだけでも、気が遠くなりそうなほどの興奮と感動だった。とにもかくにも、オーラが違う。「巨人の星」の川崎のぼる先生はさいとう先生の一番弟子。「がんばれ元気」「あずみ」の小山ゆう先生に至っては、「あぁ、(さいとう先生門下の)若手作家の中では小山クンが頑張っているねェ」と来たモンだ。小山ゆう先生を"若手"扱いできるのは、さいとう先生だけ。
2003年には紫綬褒章を受章され、ますます意気盛んな、さいとう先生。TV越しとはいえ、お元気な姿を拝見できて嬉しかった。時代劇劇画や歴史劇画ファンである自分にとって、さいとう・たかを先生は神仏にも等しい存在である。
2003年には紫綬褒章を受章され、ますます意気盛んな、さいとう先生。TV越しとはいえ、お元気な姿を拝見できて嬉しかった。時代劇劇画や歴史劇画ファンである自分にとって、さいとう・たかを先生は神仏にも等しい存在である。