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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 「一年の計は元旦にあり」と言うが、自分のようなフリーランスの人間にとって正月には格別の意味があり、初詣の際に「今年も新年をつつがなく迎えられ、旧年中のご加護に深く感謝致します。来年も良き正月を迎えられるように精進致します」と、神社仏閣の境内で意を新たにする。

 サラリーマン時代は「幸運、福運をお授けください!」などと神仏に頼る願掛けをしたものだが、独立自営のフリーランスの身になってから、"己が禍福は一身の働き次第" という事が身に沁みて判った。それ以来、初詣で願掛けはしていない。無事に新年を迎えられたお礼を神仏に申し上げるだけ(家族、親類、縁者、ペットの病気平癒や安寧祈願は別)。「成るものは成るべくして成り、為さざれば成るべきものも成らず、成らざるものは為すべきを為して成らずともやむなし」と達観している。

 時には結果の出ない努力(=徒労)もあるが、あれやこれやと経験を積み、修羅場をかいくぐっている内に、「あ、コイツは俺を利用しようとしてるだけだな」「こりゃ詐欺だな」「●●系か……、縁を持つのはヤメとこ」っと、災難から身を躱すある種の勘が働くようになった。「儲け損なう」のと「損をする」のとでは天地雲泥の差がある。自分のような個人経営のプランニング事務所は、金融機関の与信枠など無いに等しい。公的融資だって受けられる可能性は極めて低い。一回の失敗が致命傷になりかねないのだ。具体的な数字の裏付けがあり、かつ明確な目算の立つ事以外には手を出さない慎重さを身に付けたと言っても良いだろうか。つつがなく新年を迎えるには、神仏頼りの一攫千金を狙った一発勝負など不要だと考えている。

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HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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