釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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二泊三日で右脳に出来た2cm大の脳腫瘍の、ガンマナイフ手術を受けてきた。開頭手術せずに脳腫瘍だけを、多方向からのガンマ線照射によって死滅させるワケなんだが、すごいモンだね。しかもこんなスゴイ医療技術が保険適用なんだぜ? 日本に生まれて良かったよ、マジで。
12月13日午前10時、D病院を一旦退院。自宅に帰って昼食と入浴を済ませ、二泊三日の入院支度を整えて放射線治療を得意とするK病院へ。午後2時、K病院到着。受け付けで入院手続きを済ませ、入院保証金を納めて病室……、あれ? 案内されたのはX線検査室……。
「眠釣さま~。最初はX線で胸と頭の写真。その次は心電図を取ります」
あぁ、入院前に検査しちゃうワケね。チャッチャと済ませて病室へ。今度は採血が待っていた。採血が終わると、看護師さんが次々とご挨拶に来てくださる。自分の受け持ち担当看護師、看護主任、看護師長、ガンマ線専門の看護師、放射線手術室付き看護師、当直担当看護師と、D病院同様、続々とやってくる。最後に事務担当の方が、医療スタッフ全員が名前と顔を一致させて記憶するために、とデジカメで顔写真撮影。へ~、そこまでやるんだ。
ふと、ベッドの枕元に目をやると、黒い袋が置いてある。前の患者さんの忘れ物? 勝手に開けるのも気が引けるので、ナースステーションに持って行き、「前の患者さんの忘れ物です~」 と差し出したら、大笑いされてしまった。なんと、入院患者用のアメニティグッズだった。歯ブラシ、お箸、プラスチック製カップ、タオル、ウェットティッシュのセット。ちょっとしたホテルみたいだ。
そんなこんなで夕方5時。主治医のM先生がガンマナイフ手術の説明にいらしてくださった。当初、ガンマナイフ手術は痛くない、ってテレビでもやってたし、「ふ~ん、楽勝じゃん?」 とか考えていたんだが、M先生からの説明を聞いていて冷や汗が出てきた。
「あ~、眠釣さんね、この手術は頭部が動くとダメなので、アルミ製フレームで固定します。
もちろん局所麻酔(キシロカイン)を打って留めるんだけど、頭蓋骨にガッチリと固定する
から、多少の穴も空くし、傷から血も出ますけど、たいしたことないから」(^-^)ニッコリ
「え……、あ、はぃ……」 (((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
「怖がらなくても大丈夫ですよ。少~し痛むかも知れないけど、痛み止めもあるし。
手術が終わったら、1時間ほどベッドで安静にしててくださいね。
1時間したら、もう、一般的な入院生活はOKです」
「わかりました……」
「じゃ、何か質問はありますか?」
「いえ、何をお尋ねすべきかもわからないので、先生にお任せします」
「はい、わかりました。いくつもの症例を担当して結果を出してますから、
安心して任せてください」
「よろしくお願いします」
ってなやりとりがあって、入院初日13日の夜は、脳の腫れを抑えるグリポーゼ注射液の点滴を受け、テレビを使ったネット閲覧をして過ごした。午後10時消灯。睡眠導入剤のベンザリン5mm錠を飲んでまぁ、痛いには痛いだろうが、我慢できないほどでもなかろう、とタカをくくって、11時30分頃就寝。
病院が変わると雰囲気も全然違う。K病院の入院病棟は古く、天井が低いし、4人部屋はかなり狭い。今までD病院では個室だったので余計に狭さを感じるが、収納スペースの配置が良く、狭いなりに使い勝手というか、居心地は悪くはない。ベッドなどD病院よりも上質だったりするから、甲乙付け難い。食事に関しては、K病院の方が上だった(美味しくはないが……ね)。
しかしなぁ、まさか入院している病院を一時退院して別のK病院に転院し、治療を済ませて元のD病院に再入院することになるとは思わなかったよ。手術当日の模様は、後ほど……。
12月13日午前10時、D病院を一旦退院。自宅に帰って昼食と入浴を済ませ、二泊三日の入院支度を整えて放射線治療を得意とするK病院へ。午後2時、K病院到着。受け付けで入院手続きを済ませ、入院保証金を納めて病室……、あれ? 案内されたのはX線検査室……。
「眠釣さま~。最初はX線で胸と頭の写真。その次は心電図を取ります」
あぁ、入院前に検査しちゃうワケね。チャッチャと済ませて病室へ。今度は採血が待っていた。採血が終わると、看護師さんが次々とご挨拶に来てくださる。自分の受け持ち担当看護師、看護主任、看護師長、ガンマ線専門の看護師、放射線手術室付き看護師、当直担当看護師と、D病院同様、続々とやってくる。最後に事務担当の方が、医療スタッフ全員が名前と顔を一致させて記憶するために、とデジカメで顔写真撮影。へ~、そこまでやるんだ。
ふと、ベッドの枕元に目をやると、黒い袋が置いてある。前の患者さんの忘れ物? 勝手に開けるのも気が引けるので、ナースステーションに持って行き、「前の患者さんの忘れ物です~」 と差し出したら、大笑いされてしまった。なんと、入院患者用のアメニティグッズだった。歯ブラシ、お箸、プラスチック製カップ、タオル、ウェットティッシュのセット。ちょっとしたホテルみたいだ。
そんなこんなで夕方5時。主治医のM先生がガンマナイフ手術の説明にいらしてくださった。当初、ガンマナイフ手術は痛くない、ってテレビでもやってたし、「ふ~ん、楽勝じゃん?」 とか考えていたんだが、M先生からの説明を聞いていて冷や汗が出てきた。
「あ~、眠釣さんね、この手術は頭部が動くとダメなので、アルミ製フレームで固定します。
もちろん局所麻酔(キシロカイン)を打って留めるんだけど、頭蓋骨にガッチリと固定する
から、多少の穴も空くし、傷から血も出ますけど、たいしたことないから」(^-^)ニッコリ
「え……、あ、はぃ……」 (((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
「怖がらなくても大丈夫ですよ。少~し痛むかも知れないけど、痛み止めもあるし。
手術が終わったら、1時間ほどベッドで安静にしててくださいね。
1時間したら、もう、一般的な入院生活はOKです」
「わかりました……」
「じゃ、何か質問はありますか?」
「いえ、何をお尋ねすべきかもわからないので、先生にお任せします」
「はい、わかりました。いくつもの症例を担当して結果を出してますから、
安心して任せてください」
「よろしくお願いします」
ってなやりとりがあって、入院初日13日の夜は、脳の腫れを抑えるグリポーゼ注射液の点滴を受け、テレビを使ったネット閲覧をして過ごした。午後10時消灯。睡眠導入剤のベンザリン5mm錠を飲んでまぁ、痛いには痛いだろうが、我慢できないほどでもなかろう、とタカをくくって、11時30分頃就寝。
病院が変わると雰囲気も全然違う。K病院の入院病棟は古く、天井が低いし、4人部屋はかなり狭い。今までD病院では個室だったので余計に狭さを感じるが、収納スペースの配置が良く、狭いなりに使い勝手というか、居心地は悪くはない。ベッドなどD病院よりも上質だったりするから、甲乙付け難い。食事に関しては、K病院の方が上だった(美味しくはないが……ね)。
しかしなぁ、まさか入院している病院を一時退院して別のK病院に転院し、治療を済ませて元のD病院に再入院することになるとは思わなかったよ。手術当日の模様は、後ほど……。
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