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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 愛犬ロン(14歳)の肝機能や甲状腺機能の衰えが、ジワジワと現れ始めてきた。先日(4/3)の血液検査であまりに数値が悪かったため、今が悪い時期のピークなのか、これから更に悪化していくのか、あるいはピークを越えて下がりつつあるのか、を判断するために再検査を受けてきたのだが、どうやらピークに差し掛かっている所のようだ。もちろん今後も年齢を重ねていくわけだから、身体各部の機能は低下していくのは当然だが、12歳を超えて、この2年間ほどで5回の手術、そして抗ガン剤治療とロンの身体への負担は大きかった。さりとて、これらの治療を受けていなければ、とうにロンの命は尽きていたのだから、老化に伴う機能障害や病気とうまく付き合っていくしかない。これは愛猫アビ(20歳)でも経験済み。飼い主にできる事は、数値が悪いなら悪いなりに、折り合いをつけた状態で日常生活を送れる様に介護してやる事だけだ。



 しかし、4月~5月は我が家の通う、名古屋でも屈指の名獣医といわれている動物病院は大混雑。狂犬病予防ワクチン、フィラリア予防薬の投与前検査で愛犬家が大集合するからだ。1時間待ちなら早い方で、2時間待って診察と検査、検査結果待ちにさらに1時間の3時間コースを覚悟していく必要がある。この3時間がペット達に与えるストレスが大きい。待ち時間に近くの公園に連れ出したり、病院の外でお水を与えたりして、なんとか気を紛らわせてやる必要もある。どの飼い主さんも、「○○さん(動物病院の名前)は待ち時間が長いからねぇ。でも、それが名医の証拠なんだけどさ」と苦笑い。まったくその通りござんすね(苦笑)。

 我が家はこの2年弱、毎週通っているので顔なじみになった高齢ペットの飼い主さんも多い。お互いに、「どもども、今週もここに来られて良かったですね」と、一般にはワケのわからない挨拶を交わす。高齢ペットを飼っていると、『動物病院に来ない=ペットが天寿を全うした』という事を意味するからだ。ただ、通院の度に "諭吉さん" がお財布から出て行くのがツライ……。

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HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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