出費

　昨秋から外付けHDDのクラッシュ、デジ一眼の不調と、2～3ヶ月おきにIT製品のトラブルに見舞われているんだが、今度はキーボードが故障。キータッチからの反応が遅くなり、いくつかのキーが反応しなくなってしまった。自分にとってPCは商売道具。日頃からエアを吹き付けてゴミを吹き飛ばしたり、PC本体もケースを開けて内部を清掃したりもしているんだが……。

　しかし、デバイスのトラブルってのは手が付けられないね。もう、復旧方法考えているよりも、新しく買い替えちゃった方が早い。マウスもペンタブレットも何度買い替えた事か。で、ここで言える事は、デバイス関係も釣具と同様に 「安物買いの銭失い」 って諺が当てはまるわけだ。キーボードもピンからキリまであって、980円なんて品もあれば、数万円もする高機能多機能高級品もある。文字入力だけなんだから、安物でも充分って考え方もあるが、自分などのような売文屋は商売道具として毎日長時間使用するので、なるったけ使い勝手の良い、自分好みのキーボードを使いたい。キー配列はもちろん、キーピッチ（キーの幅）やキーストローク（押しの深さ）など、店頭でコチャコチャいじくって選ぶ必要がある。購入候補が決まったら、ネットで評判を調べてみる。今までのと同じでイイじゃんって思うんだが、どうせ買い替えるなら最新版の一つ手前の良い品が欲しい。最新版はどんなトラブルが潜んでいるかわからないので、一定の評価期間を経た品から選ぶのが、小心で臆病者な貧乏性の自分の流儀（笑）。


　で、近所の家電量販店に駆け込んで、小一時間悩んだ挙げ句に選んだのがコレ。
　http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SKB-SL05UHSV&cate=1
まだキーボード配列に慣れていないので、タッチタイプに失敗する事もあるが、なかなか使いやすい。今まではメンブレン式キーボードを使っていたが、ノートPCと同じパンタグラフ式キーボードを選んだ。タイピングのタッチが同じ方が具合がイイ（と、思う）。オマケの機能で付いているUSBポートはUSB1.1なんて前時代規格で笑っちゃうんだが、これはUSBマウス用だと思えば1.1規格で充分なのだろう。マウスやキーボードなどの入力デバイスは高速デバイスじゃないからね。

　しかし、こういった急な出費は痛いなぁ。まぁ、こんなトラブルでもない限り、キーボードを買い替えるなんて事ァあり得ないんだから、天の与え給うた機会だと思っておこう。でも痛い出費だわぁ……。