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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 胸部外科の診察を受け、右肺中葉の切除によって腫瘍を丸ごと摘出する手術を受ける事に決定した。昔だったら大変な大手術って感じだが、現代では半月もすれば退院できる、比較的軽い部類の手術です。

 実を言うと、長年の喫煙が祟って 「肺気腫」 と 「閉塞性肺疾患」 という厄介な肺疾患も患っている事がわかっていたので、肺の切除手術の可否が検討されてたワケです。術後、日常生活に重大な影響が残るンじゃねーか、って不安を抱えてたって事ね。だってさぁ、生きている間ず~っと鼻にカニューレ(チューブ)を差し込んで、酸素ボンベを持ち歩く生活ってツライじゃん。

 幸いにして腫瘍は右肺中葉にとどまっており、他の部位への浸潤や転移はなさそうなので、全肺機能の2/18(=1/9)を失うだけで済む。あ、肺ってのは左上4下4、右上3中2下5の18区域で分割機能してます。自分の場合は運良く(?)最小の右肺中葉切除なので、肺切除手術の中でも最も軽いダメージで済むワケです。

 っと、ここまでは全てが最善のシナリオ。肺にできた腫瘍は 「今のところガンではない」 とされているだけで、摘出して病理検査に出してみないと確実な事は言えないとか。それと切開してみて肺の下葉に浸潤していた場合は、中葉と下葉の両方切除となり、肺機能の7/18を失う事になる。肺気腫と閉塞性肺疾患による機能喪失部分もあるので、術後の生活に影響が出る事は免れない……。そんでもって悪性腫瘍の細胞が見つかれば、予後治療はまったく別のモノになる。

 やれやれ、可能性の問題を突き詰めてったらキリがない。まぁ、先生とすれば楽観的な話ばっかりってワケにもいかないので、最悪のシナリオも説明してくだすったンだけど、やっぱ怖ェよ(笑)。今はまだ痛くも痒くもなく、自覚症状と言えば血痰が出るだけなんで、平然とした顔してっけど、本来の自分は怖がりで痛がりの、弱虫で泣き虫の意気地無しなんだから……。

 まぁ、病気による生き死によりも、長患いして家内の負担になりたくないって事と、休業明けの仕事再獲得が一番の悩みの種ですよ、ってお話です。世の中、銭が命よりも大事な場面もあるンだよ。これは現実だからね、いかなる異論も反論も認めない(笑)。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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