釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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愛鼬のチャオは今日も小康状態を保っている。チャオ自身は不治の病であることも、余命幾ばくもないことも、まったく気に掛けていない。体調の良い瞬間などはケロリとしたもんだ。痛みや不快感がなければ、動物にとって病など存在しないのかもしれない。今一瞬の生をひたぶるに生きるのみなんだろう。
万物の霊長なんてふんぞり返っている人間様は、なまじ知恵を得たもんだから、生物の宿命としての生・老・病・死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦を加えた八苦を背負い込んじまったわけです。さらに百八つの煩悩まで抱え込んでるってんだから、まさしく家康公の 「人生は重き荷を背負いて坂道をゆくが如し」 ですなぁ。
でも、こんなペットとの別離の時が訪れることで悲しんでいられるのも、平和で健康な暮らしをしていられるからこそ。まぁ、稼ぎの銭高がもうチッとあれば言うことはないんだが、屋根の付いたお家の中、布団で寝起きして、季節に合わせて毎日着替えても余るほどの衣服を持って、蛇口をひねればキレイなお水が出てくる、レンジ台のコックをひねれば火が付く、毎日お風呂にも入れる、メシは腹一杯食えるんだから、政治家が愚鈍でも、強欲でも、傲岸不遜でも、とりあえず今の日本は良い国です。
そんな良い国で一家の一員として飼われ、病気をすれば獣医さんにも診てもらえるんだから、ペット達も幸せなんだと思いたいですね。
万物の霊長なんてふんぞり返っている人間様は、なまじ知恵を得たもんだから、生物の宿命としての生・老・病・死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦を加えた八苦を背負い込んじまったわけです。さらに百八つの煩悩まで抱え込んでるってんだから、まさしく家康公の 「人生は重き荷を背負いて坂道をゆくが如し」 ですなぁ。
でも、こんなペットとの別離の時が訪れることで悲しんでいられるのも、平和で健康な暮らしをしていられるからこそ。まぁ、稼ぎの銭高がもうチッとあれば言うことはないんだが、屋根の付いたお家の中、布団で寝起きして、季節に合わせて毎日着替えても余るほどの衣服を持って、蛇口をひねればキレイなお水が出てくる、レンジ台のコックをひねれば火が付く、毎日お風呂にも入れる、メシは腹一杯食えるんだから、政治家が愚鈍でも、強欲でも、傲岸不遜でも、とりあえず今の日本は良い国です。
そんな良い国で一家の一員として飼われ、病気をすれば獣医さんにも診てもらえるんだから、ペット達も幸せなんだと思いたいですね。
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