忍者ブログ
釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
[521] [520] [519] [518] [517] [516] [515] [514] [513] [512] [510]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 月末向かいでいろんなお仕事の納期やら、原稿の締め切りやらが近づいていて、深夜の作業が増えているんだが、人間ってのは寝ないではいられないワケで、徹夜も二日が限度。本当は日中にお仕事をすればよいのだろうが、我が家は大きな道路沿いなので、日中はうるさくて執筆活動には向かない。なんぞ書き物をする場合は、どうしても静かな深夜~早朝になる。

 そんなわけで、昨夜~今日の午前中にかけて一本書き上げ、昼食を摂ってようやく仮眠。寝付いたのは午後2時くらいだっただろうか。徹夜明けでボンヤリしていたせいか、愛鼬ゲンのケージを閉めるのを忘れて眠ってしまった。ゲンもケージの中で眠っていたし、うっかりしていた。

 ま、この経緯をご覧になれば、この後、何が起きたかは、想像に難くはないだろう。左の耳元で 「フンケフンケ、クンカクンカスンスン、クンカスンスン……」 と甘い囁き(?)が聞こえ、寝ぼけ眼で左側を見ようとした瞬間!

 「ガァブチ~ン!」

 「ぎゃァあああああああッ!」

 左耳の耳たぶに、思いっきり咬みつかれてしまった。手や指の比じゃない、激烈な痛み。ピアスの穴を空けた時よりも痛い。ピアスは19歳の時に自分で針を刺して空けたんだが、アレは自分の意志だし、心と体の準備ができていたから我慢もできるが、不意に咬まれるとビックリするやら、痛いやらでパニック状態に陥る。絶叫をあげながら飛び起きたが、ゲンが左耳にぶら下がったまま。早く放せ! 生イタチのピアスなんかいらねェって!

 ゲンのお尻に手を当てて、頭上に抱え上げるよう持ち上げたら、ようやく放してくれた。ゲンの野郎、「高い高~い」 でもしてもらった子供のように、クッククックと喜んでやがる……。叱る気も失せてしまった。てか、血が出てンじゃんよ! オキシドールで消毒し、絆創膏を貼っておいたが、脈に合わせてズッキンズッキンするよ。

 あぁ、こりゃ当分の間、剣術の達人と弟子みたいな生活しないとならんなぁ。

 「儂に隙があったら、いつでも懸かって参るがよい」

 「はい、お師匠様。……、デェイヤァ~ッ!(不意打ち)」

 「(鍋のフタで剣を受け止め) フフン、まだまだじゃな……」

ってな感じですな。

 寝る時は鍋のフタを枕元に置いて……じゃない、ゲンをケージに閉じこめておかねば!

拍手

PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
最新記事
(09/01)
(08/24)
(08/13)
(07/29)
(07/23)
最新トラックバック
ブログ内検索
アクセス解析
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]