釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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釣り人摘発、警察署への取材の件でたくさんのメールをいただいていますが、「次はドコの港がヤバイ?」とか、「今度は何日に警察が一斉摘発をする?」なんて質問をされても、そんな情報は持っていません。強いて言うなら、フェンスやゲートが設置されている場所に侵入するのは、毎日24時間ヤバイです。警察は年中無休・24時間営業ですから。そんな事よりも、今、釣り人に向けられている世間の目は、想像以上に厳しいという現実を理解してください。
かつて、タバコは大人の嗜みであり、昭和の頃までは銀行とか企業の応接室には高級タバコや葉巻が用意され、「まぁ、一服どうぞ」と来客をもてなしたものです。皇室からの下賜品にも恩賜タバコ、恩賜葉巻があったほど。それが今では、吸い殻のポイ捨て、歩きタバコ、間接喫煙による非喫煙者の健康被害への無頓着さなど、マナーの悪さが原因で"愛煙家"と言えば『身体に悪いと解っているのに、禁煙という自己管理の出来ない人間』『他人の迷惑を顧みない厄介者』のレッテルを貼られつつあります。愛煙家の自業自得ではあるのですが、たったの20年弱でとんでもなく肩身の狭い立場に追いやられてしまいました。かく言う私も愛煙家で、紙巻きタバコも、シガリロも、葉巻も大好き。ひっそりと自宅の自室で(仕事場兼用の自室以外は禁煙……)紫煙をくゆらせ、馥郁たる薫りを楽しんでいます。
ともあれ、世論は味方としてはとても頼りないのですが、敵に回したらとんでもなく恐ろしいという例です。
釣り人も愛煙家と同じ道をたどりそうな状況にあります。ゴミ放置、迷惑駐車、水辺の独占、フェンスやゲートの破壊、釣り場周辺施設の汚損や落書き、深夜早朝の騒音、捨てられた釣り糸・仕掛け・ルアーによる鳥や動物たちの可哀想な姿……。そして台風の高波が押し寄せる防波堤で釣りをしている無謀な釣り人。落水事故を起こし、海上保安庁や漁船が懸命の捜索救助にあたっている姿。挙げ句の果てに無謀な釣行や立入禁止エリアに侵入して事故を起こしておきながら「行政の安全管理に手落ちがあった」と訴える。テレビや新聞で報道されるたびに、「ひどいなぁ……、ロクなモンじゃねーな」と思いますよね。釣り人の目からみれば "ロクなモンじゃねー" のは事をしでかした本人個人なんですが、世間一般の目には十把一絡げで "釣り人ってなぁ、ロクなモンじゃねーな" と映るんです。
もうね、釣り場周辺住民のみなさんから見れば、釣り人は珍走団(=暴走族)やチンピラ以下ですよ。珍走団やチンピラは警察が近づいてきただけで逃げますが、釣り人は平気で居座っていますから。退去勧告を受けても「自己責任でやってンだから、余計なお世話だ!」と逆ギレする始末。で、自己責任でやってると言う釣り人の姿を見てみると、ライフジャケットを着ているわけでもない、救難ロープを用意しているわけでもない。田んぼのあぜ道で小鮒釣りするのと同じ格好です。どこに自己責任を負っているのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間……(略)。
海は言うまでもなく、渓流や湖沼でも落水時の危険性に大きな違いはありません。それをまったく認識していないんです。しかも車は違法駐車で、ゴミは散らかし放題。なんて迷惑な存在なんでしょう。「もう、釣りなんか法律で禁止しちゃえ!」そんな世論が湧き上がってきても不思議じゃありませんね。
「そんな大げさな……」と言う事なかれ。時代は変わってきているんです。世間の目は釣り人に厳しくなっています。危険回避、安全装備、自己救命策、釣り場周辺環境への配慮など、お金も頑張りも必要ない、ちょっとした知識と気遣いがあれば大改革につながります。
愛煙家と同じ轍を踏みたくなければ、すべての釣り人が、今すぐに行動を正さなければならない時期に来ています。うっかり他人に注意すると危険なご時世ですから、自分だけでも釣行時にはライジャケを着て、誰かが放置したゴミも黙って拾って帰りましょうよ。ね!
かつて、タバコは大人の嗜みであり、昭和の頃までは銀行とか企業の応接室には高級タバコや葉巻が用意され、「まぁ、一服どうぞ」と来客をもてなしたものです。皇室からの下賜品にも恩賜タバコ、恩賜葉巻があったほど。それが今では、吸い殻のポイ捨て、歩きタバコ、間接喫煙による非喫煙者の健康被害への無頓着さなど、マナーの悪さが原因で"愛煙家"と言えば『身体に悪いと解っているのに、禁煙という自己管理の出来ない人間』『他人の迷惑を顧みない厄介者』のレッテルを貼られつつあります。愛煙家の自業自得ではあるのですが、たったの20年弱でとんでもなく肩身の狭い立場に追いやられてしまいました。かく言う私も愛煙家で、紙巻きタバコも、シガリロも、葉巻も大好き。ひっそりと自宅の自室で(仕事場兼用の自室以外は禁煙……)紫煙をくゆらせ、馥郁たる薫りを楽しんでいます。
ともあれ、世論は味方としてはとても頼りないのですが、敵に回したらとんでもなく恐ろしいという例です。
釣り人も愛煙家と同じ道をたどりそうな状況にあります。ゴミ放置、迷惑駐車、水辺の独占、フェンスやゲートの破壊、釣り場周辺施設の汚損や落書き、深夜早朝の騒音、捨てられた釣り糸・仕掛け・ルアーによる鳥や動物たちの可哀想な姿……。そして台風の高波が押し寄せる防波堤で釣りをしている無謀な釣り人。落水事故を起こし、海上保安庁や漁船が懸命の捜索救助にあたっている姿。挙げ句の果てに無謀な釣行や立入禁止エリアに侵入して事故を起こしておきながら「行政の安全管理に手落ちがあった」と訴える。テレビや新聞で報道されるたびに、「ひどいなぁ……、ロクなモンじゃねーな」と思いますよね。釣り人の目からみれば "ロクなモンじゃねー" のは事をしでかした本人個人なんですが、世間一般の目には十把一絡げで "釣り人ってなぁ、ロクなモンじゃねーな" と映るんです。
もうね、釣り場周辺住民のみなさんから見れば、釣り人は珍走団(=暴走族)やチンピラ以下ですよ。珍走団やチンピラは警察が近づいてきただけで逃げますが、釣り人は平気で居座っていますから。退去勧告を受けても「自己責任でやってンだから、余計なお世話だ!」と逆ギレする始末。で、自己責任でやってると言う釣り人の姿を見てみると、ライフジャケットを着ているわけでもない、救難ロープを用意しているわけでもない。田んぼのあぜ道で小鮒釣りするのと同じ格好です。どこに自己責任を負っているのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間……(略)。
海は言うまでもなく、渓流や湖沼でも落水時の危険性に大きな違いはありません。それをまったく認識していないんです。しかも車は違法駐車で、ゴミは散らかし放題。なんて迷惑な存在なんでしょう。「もう、釣りなんか法律で禁止しちゃえ!」そんな世論が湧き上がってきても不思議じゃありませんね。
「そんな大げさな……」と言う事なかれ。時代は変わってきているんです。世間の目は釣り人に厳しくなっています。危険回避、安全装備、自己救命策、釣り場周辺環境への配慮など、お金も頑張りも必要ない、ちょっとした知識と気遣いがあれば大改革につながります。
愛煙家と同じ轍を踏みたくなければ、すべての釣り人が、今すぐに行動を正さなければならない時期に来ています。うっかり他人に注意すると危険なご時世ですから、自分だけでも釣行時にはライジャケを着て、誰かが放置したゴミも黙って拾って帰りましょうよ。ね!
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前回の「釣りキチ三平はどこへ行った?!」をご覧になった方から、「子供向けの釣り入門サイトを作ったら?」というメールをいただいた。たしかに、今のサイトは小学生が読むには難しい表現が多いかもしれない。だけど表現を平易にしただけでいいってモンでもない。まさか小学生に「釣具一式で2〜3万円くらいのがいいよ」なんて勧められないし、夜釣りなんか絶対ダメ。釣行できる場所・時間・対象魚など、よくよく考えなきゃいけない。つまり、まるっきり別のサイトを作る事になる。う〜ん、時間と手間が掛かりそうだなぁ……。
以前、自分は平成の魚紳さんでありたい、と言った事がある。いつになるか約束は出来ないけど(頓挫するかもしれない)、時間を見つけてじっくり、コツコツとやってみるかなぁ。とりあえず、地獄の年末進行が終わってから考える事にしよう。
以前、自分は平成の魚紳さんでありたい、と言った事がある。いつになるか約束は出来ないけど(頓挫するかもしれない)、時間を見つけてじっくり、コツコツとやってみるかなぁ。とりあえず、地獄の年末進行が終わってから考える事にしよう。
日の出・日の入を見た事がない小中学生が過半数、海や川で釣りをした事がない子供も4割強もいるそうだ。
【サンケイWEB】 http://www.sankei.co.jp/news/041128/sha031.htm
自分の世代('60年代生まれ)だと小学校3年生になれば、上級生に連れられてハゼやフナ釣りに行った。塾にも通っていたが、サボって遊んでいた事もあるし、日が暮れるまで遊んでいて母親に叱られたりは当然だった。中学生になると夜明け頃からサイクリングに出掛けたり、始発電車で釣りに行ったりしたから、日の出の荘厳な雰囲気は知っていた。てか、小学生でも家族と一緒に初日の出を拝むって普通の事だったけどなぁ。
木の実や草の実を食べたり、花の蜜を吸ったりもしたし、山菜採りや山芋・タケノコ掘りも遊びの一環だった。現代っ子から見たら、自分らの世代は原始人みたいなモンか?
【サンケイWEB】 http://www.sankei.co.jp/news/041128/sha031.htm
自分の世代('60年代生まれ)だと小学校3年生になれば、上級生に連れられてハゼやフナ釣りに行った。塾にも通っていたが、サボって遊んでいた事もあるし、日が暮れるまで遊んでいて母親に叱られたりは当然だった。中学生になると夜明け頃からサイクリングに出掛けたり、始発電車で釣りに行ったりしたから、日の出の荘厳な雰囲気は知っていた。てか、小学生でも家族と一緒に初日の出を拝むって普通の事だったけどなぁ。
木の実や草の実を食べたり、花の蜜を吸ったりもしたし、山菜採りや山芋・タケノコ掘りも遊びの一環だった。現代っ子から見たら、自分らの世代は原始人みたいなモンか?
我が家にはアメリカンショートヘヤーマッカレルタビーの"アビ(17歳♀)"がいる。猫の17歳はかなり高齢で、人間に換算すると85歳くらいになる。3年前に東京から転居した際、相当のストレスになったと思うが、病気をする事もなく、安穏と日々を過ごしてくれている。ところが、先月からミニチュアシュナウザーの"ロン(12歳♂)"が我が家にやってきた。元々は自分の両親が飼っていたのだが、老後の暮らしを考えてマンションを購入したため、犬を飼う事が出来なくなったので我が家で引き取った。
こうなるとただでさえ仲の悪い犬猫の仲。さぞや大騒ぎになるかと心配したのだが、犬のロンは幼犬の頃、子猫と一緒に遊んでいたという経歴の持ち主。アビを見ても吠えるどころか、尻尾を振って「遊ぼう、遊ぼう!」とばかりにキュンキュンと鼻を鳴らす。しかし、先住者であり、年長の猫のアビは「ここはアタシのねぐらだよ。なんでアンタがいるのさ。ウシャーッ!」と威嚇する。こりゃいかん。高齢猫はストレスが高まるとたちまち病気になったり、元気がなくなると言われているので心配になった。ロンは玄関脇に小屋を置き、室内は玄関の上がり框までしか入れないようにして棲み分けを図った。
そしてこの1ヶ月、アビの元気が無くなるのではとハラハラしていたのだが、なんと、ライバルの登場で食欲旺盛、むしろ以前よりも元気になってしまった。ついでに近所の野良猫"シャー(暫定名・推定5歳♂)"が9月頃からアビを慕って毎日やってきている。こうなると内猫のアビ、外猫のシャー、犬のロンの3匹をペットとして飼っているようなもの。ペットの飼育費用が毎月2万円以上かかるようになってしまった。一番大きいのはロン。シュナウザーはグルーミング(シャンプー・カット・耳毛抜き)に毎月7千円、エサ代やら諸々が8千円かかり、さらに猫2匹分のエサ代が1万円くらい。これに毎年ワクチンの注射やらなんやらの費用もかかる。はぁ〜、こりゃ釣行回数も減るはずだわ。我が家の可処分所得はペットによって年間30万円は減るんだから。
でも、ペットに囲まれて暮らすのはいい。なにしろ心が和むし、ご近所との会話も増える。犬を連れて散歩に出れば近所の子供達とも話が出来て、当世の子供気質まで知る事が出来ちゃうってんだから、我が商売には非常にありがたい。ペットを飼える一戸建ての家を買ったよかったとつくづく思う(飼い主は極貧生活に喘いでるんだけどね……)。
こうなるとただでさえ仲の悪い犬猫の仲。さぞや大騒ぎになるかと心配したのだが、犬のロンは幼犬の頃、子猫と一緒に遊んでいたという経歴の持ち主。アビを見ても吠えるどころか、尻尾を振って「遊ぼう、遊ぼう!」とばかりにキュンキュンと鼻を鳴らす。しかし、先住者であり、年長の猫のアビは「ここはアタシのねぐらだよ。なんでアンタがいるのさ。ウシャーッ!」と威嚇する。こりゃいかん。高齢猫はストレスが高まるとたちまち病気になったり、元気がなくなると言われているので心配になった。ロンは玄関脇に小屋を置き、室内は玄関の上がり框までしか入れないようにして棲み分けを図った。
そしてこの1ヶ月、アビの元気が無くなるのではとハラハラしていたのだが、なんと、ライバルの登場で食欲旺盛、むしろ以前よりも元気になってしまった。ついでに近所の野良猫"シャー(暫定名・推定5歳♂)"が9月頃からアビを慕って毎日やってきている。こうなると内猫のアビ、外猫のシャー、犬のロンの3匹をペットとして飼っているようなもの。ペットの飼育費用が毎月2万円以上かかるようになってしまった。一番大きいのはロン。シュナウザーはグルーミング(シャンプー・カット・耳毛抜き)に毎月7千円、エサ代やら諸々が8千円かかり、さらに猫2匹分のエサ代が1万円くらい。これに毎年ワクチンの注射やらなんやらの費用もかかる。はぁ〜、こりゃ釣行回数も減るはずだわ。我が家の可処分所得はペットによって年間30万円は減るんだから。
でも、ペットに囲まれて暮らすのはいい。なにしろ心が和むし、ご近所との会話も増える。犬を連れて散歩に出れば近所の子供達とも話が出来て、当世の子供気質まで知る事が出来ちゃうってんだから、我が商売には非常にありがたい。ペットを飼える一戸建ての家を買ったよかったとつくづく思う(飼い主は極貧生活に喘いでるんだけどね……)。
釣りという自然相手の遊びは、"腕三、運七"とも言われ、多分に運の要素に左右されます。ビギナーズラックで初心者が思わぬ大物を釣り上げ、同行したベテランがボウズに泣いた、などという話もよく聞きます。が、これはあくまで僥倖に恵まれた結果の話。大物を釣り上げた初心者が、次回、またその次回とベテランを凌駕する釣果を上げられるかと言えば、答えはNO。ベテランはその時々の状況、ボウズに終わった原因などを考え、次回の釣行時に対策を考えます。エサはどうだったか、潮の流れは、それらに合った道具立てや仕掛けは、と自らの経験則に照らし合わせてみたり、釣友や釣り雑誌やネットから様々な情報を集めて分析します。分析などと大げさな表現を使いましたが、名人とかベテランと言われている釣り人は、無意識にごく自然に釣れなかった理由、釣れた理由を考え、対策を思い浮かべていくのです。
釣りに興味がなければ、水温はどうだ、潮の流れがどうだ、対象魚がその時期に口にするエサはどうだなど、いちいち調べたり考えたりなどしますまい。「なぜ?」という疑問さえ浮かんでこないでしょう。興味や関心がなければ、釣れても釣れなくても、それまでの事なのですから。これはスポーツやゲームや芸事でも同じ事。「強くなりたい、上手になりたい」という気持ちがなれば、どんなに素質があろうとも巧くはならないでしょう。「好きこそ物の上手なれ」なんですね。
釣りに興味がなければ、水温はどうだ、潮の流れがどうだ、対象魚がその時期に口にするエサはどうだなど、いちいち調べたり考えたりなどしますまい。「なぜ?」という疑問さえ浮かんでこないでしょう。興味や関心がなければ、釣れても釣れなくても、それまでの事なのですから。これはスポーツやゲームや芸事でも同じ事。「強くなりたい、上手になりたい」という気持ちがなれば、どんなに素質があろうとも巧くはならないでしょう。「好きこそ物の上手なれ」なんですね。
趣味とも仕事ともつかない取材(?)で、尾張・三河の史跡散策に出掛けた。徳川家発祥の地、岡崎は特にお気に入りの土地。岡崎城や徳川家菩提寺の大樹寺は見応えがある。とりわけ大樹寺は静かな佇まいで、徳川家(前身の松平家を含む)累代のお位牌、霊廟などを見る事も出来る。春日局の念持仏とされる地蔵菩薩、諸国の大名も見たであろう襖絵など、往時に思いを馳せ、400年の時を超えたロマンチシズムに浸れるのだ。
アカデミックな関心を満足させたら、赤だし味噌で有名な「八丁味噌」の工場見学に行ってみる。八丁味噌と名乗れるのは創業延元2年(西暦1337年)の"まるや"と創業正保年間(西暦1644〜1649年)の"カクキュー"だけ。両社ともに気軽に無料で説明案内のガイド付きで工場見学をさせてくれるし、田楽やお味噌汁の試食、おまけに試供品として赤だし味噌のお土産までくれる。もちろん、直販コーナーで市場にはあまり出荷されていない特選商品なども購入できる。
東京に住んでいた頃は、武田家の史跡を求めて山梨によく出掛けた。武田家終焉の土地である天目山には、少し先に定宿にしていた嵯峨塩温泉があったのでよく行ったし、武田家菩提寺の恵林寺にも、時には信州まで足を伸ばして川中島や諏訪湖周辺にも行った。信州上田では真田家の史跡を訪ね歩いたりもした。役者もどきをやっていた頃には"真田祭り"に出演した事もある。
知的好奇心を満足させたら、甲州ではワイナリー。"マルキ"と"機山(キザン)"がおすすめ。両社のワインは地元の甲州産ブドウだけで作られているホンモノの甲州ワイン。お酒を飲まない私も、両社のワインだけは香りを嗅ぐ程度だけれど口にする。世に言うワイン通の方々からは「下戸が安ワインを得意気に語るな」とお叱りを受けるかもしれないが、好きなんだからしょうがない。
と、まぁ戦国時代(室町末期、安土桃山、江戸初期)には英雄・豪傑・奸雄・梟雄が様々なドラマを繰り広げ、まさに日本の青春期であったように思われる。向こう見ずで、乱暴で、それでいて経済産業振興、海外文化の流入など凄まじい勢いで変革(成長)が進んだ時代。その足跡を辿りつつ、地元の名産品を求めるのはとても楽しい。
アカデミックな関心を満足させたら、赤だし味噌で有名な「八丁味噌」の工場見学に行ってみる。八丁味噌と名乗れるのは創業延元2年(西暦1337年)の"まるや"と創業正保年間(西暦1644〜1649年)の"カクキュー"だけ。両社ともに気軽に無料で説明案内のガイド付きで工場見学をさせてくれるし、田楽やお味噌汁の試食、おまけに試供品として赤だし味噌のお土産までくれる。もちろん、直販コーナーで市場にはあまり出荷されていない特選商品なども購入できる。
東京に住んでいた頃は、武田家の史跡を求めて山梨によく出掛けた。武田家終焉の土地である天目山には、少し先に定宿にしていた嵯峨塩温泉があったのでよく行ったし、武田家菩提寺の恵林寺にも、時には信州まで足を伸ばして川中島や諏訪湖周辺にも行った。信州上田では真田家の史跡を訪ね歩いたりもした。役者もどきをやっていた頃には"真田祭り"に出演した事もある。
知的好奇心を満足させたら、甲州ではワイナリー。"マルキ"と"機山(キザン)"がおすすめ。両社のワインは地元の甲州産ブドウだけで作られているホンモノの甲州ワイン。お酒を飲まない私も、両社のワインだけは香りを嗅ぐ程度だけれど口にする。世に言うワイン通の方々からは「下戸が安ワインを得意気に語るな」とお叱りを受けるかもしれないが、好きなんだからしょうがない。
と、まぁ戦国時代(室町末期、安土桃山、江戸初期)には英雄・豪傑・奸雄・梟雄が様々なドラマを繰り広げ、まさに日本の青春期であったように思われる。向こう見ずで、乱暴で、それでいて経済産業振興、海外文化の流入など凄まじい勢いで変革(成長)が進んだ時代。その足跡を辿りつつ、地元の名産品を求めるのはとても楽しい。
関東の短竿によるクロダイの落とし込み釣り道場とも言える横浜沖堤群が、立入禁止に
よる釣り場消滅の危機に瀕しています。ソースは神奈川新聞に掲載された下記の記事。
********************************************************************************
−横浜港の防波堤で釣り人急増− (神奈川新聞 2004年11月10日掲載記事より引用)
横浜港の防波堤で釣り人が増え、高波が来れば水中転落の危険が高いと指摘されている
問題で、横浜市港湾局などの関係機関は十日、初の対策会議を開く。防波堤には、柵や手
すりは設置されておらず、「立ち入り禁止区域」と明示されていないため、口コミで釣り
場としての評判が広がっているようだ。
会議には港湾局のほか横浜海上保安部、横浜水上署などが参加。各機関が把握する現状
などの情報交換を行い、今後の対策に反映させる。同署が十月中旬、同局に対策を申し入
れていた。
日常的に釣り人が見られるのは、市管理の防波堤のうち北水堤(同港内)、金沢材木ふ
頭東防波堤(横浜市金沢区)など七ヵ所。今夏の花火大会では浴衣姿の観客が東水堤に大
勢座り、中には幼児も。釣具店の渡し船などで渡っているとみられ、大半がライフジャケ
ットを着けなかった。
これらの防波堤は、市港湾施設使用条例で立ち入り禁止区域に指定されているが、港湾
局は「まさか防波堤に人が渡るとは思わず、看板も設置しなかった。だが現在は放ってお
けない状況」との認識を示す。〜後略〜
********************************************************************************
横浜沖堤への渡船店は3店。渡船店は都道府県の水産課に渡船先などを明記した届出を
出し、許可を受けて営業しています。管轄が違うとはいえ、行政からの認可を受けて渡船
しているのに、横浜市港湾局の「まさか防波堤に人が渡るとは……」との言い分は、行政
に携わる者として恥ずべきコメントですね。建前上は立入禁止であったとしても、現場の
実情を知らずに港湾行政を司ってきたと自白しているようなもので、なんともおそまつな
コメントです。神奈川県の行政は、改正SOLAS条約による規制エリアの発表は他のエリア
よりも遅く、馬堀海岸護岸の例(参照 http://fishingcraze.fc2web.com/banned.html )
を見ても、本当に県民や市民の暮らしを主に考えて行われているのか疑問に感じます。
行政批判はともかくとして、横浜沖堤への渡船店は釣り場保全には非常に熱心で、撒き
餌の禁止、釣り餌となる貝類の現地採取禁止などを徹底してきました。しかし、その渡船
店の唯一にして致命的な落ち度が"渡船客のライフジャケット着用指導の徹底"の欠如だっ
たかもしれません。横浜沖堤は伊勢湾などの防波堤に比べると、海面までの高さがさほど
ではなく、満潮時には水没するところもあるほど。「落ちても戻れる、戻ったことがある」
という安心感めいたものがありました。残念な事にベテランほど安全装備に無頓着と言う
か、「シロートみてぇなカッコしてられっか。俺っちァ、ン十年のベテランだぁな」と軽装を
誇るような一面があったのも否めないでしょう。
この「沖堤立入禁止の徹底」の動きは横浜だけに限らず、全国に飛び火する可能性があ
ります。全国の渡船店、釣り人が公的な釣り団体などを通して、各地行政に実情の確認と、
釣り人側からの安全装備とオウンリスク意識の徹底を条件に釣り場存続を申し入れるべき
です。「俺は沖釣り派だから関係ないね」などと考えていると、将来に手痛いしっぺ返し
を食います。なぜなら、沖釣りファンは確実に高齢化してきています。20〜30代の乗船客
が減っている現実をよく見てください。沖釣りには陸っぱり→沖釣りとステップアップし
てきた釣り人が多いのですから、陸っぱりが衰退すると数年後には沖釣り客も減るんです。
客足が落ちれば船宿は立ち行かなくなり、沖釣りも出来なくなります。目先の動きだけを
見て、大局を見誤ってはなりません。大げさなようですが、将来を見据えて海釣り界全体
の問題として捉えるべきだと思います。
行政と釣り人をつなぐ団体は「全日本釣り団体協議会(通称JOFI)」です。目に見える
表立った活動はあまりなく、撒き餌の解禁問題など漁業者との調整といった地味な活動を
続けていますが、農水省の水産庁を主務官庁として活動している公認団体です。行政への
陳情、申し入れなどの相談を持ちかけてみるには一番です。
私はすでに専務理事と広域地区団体の会長に情報を伝え、対応をお願いしました。
全釣り協に相談したから全面的に釣り人側の意向が通るとは限りませんが、少なくとも声
を上げ、釣り人側も安全配慮、環境保全に向けて高い意識を持っているという実績を残す
事は出来ます。数多くの情報、意見が集まる事により、全釣り協も釣り人の意気を伝える
材料となるはずです。
全日本釣り団体協議会WEBサイト http://www.zenturi-jofi.or.jp/
意見募集メールアドレス turi_world@zenturi-jofi.or.jp
※沖堤規制強化について、コンテンツとしてまとめました。コチラをご覧ください。
『沖堤よ、おまえもかッ!』http://fishingcraze.fc2web.com/banned02.html
よる釣り場消滅の危機に瀕しています。ソースは神奈川新聞に掲載された下記の記事。
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−横浜港の防波堤で釣り人急増− (神奈川新聞 2004年11月10日掲載記事より引用)
横浜港の防波堤で釣り人が増え、高波が来れば水中転落の危険が高いと指摘されている
問題で、横浜市港湾局などの関係機関は十日、初の対策会議を開く。防波堤には、柵や手
すりは設置されておらず、「立ち入り禁止区域」と明示されていないため、口コミで釣り
場としての評判が広がっているようだ。
会議には港湾局のほか横浜海上保安部、横浜水上署などが参加。各機関が把握する現状
などの情報交換を行い、今後の対策に反映させる。同署が十月中旬、同局に対策を申し入
れていた。
日常的に釣り人が見られるのは、市管理の防波堤のうち北水堤(同港内)、金沢材木ふ
頭東防波堤(横浜市金沢区)など七ヵ所。今夏の花火大会では浴衣姿の観客が東水堤に大
勢座り、中には幼児も。釣具店の渡し船などで渡っているとみられ、大半がライフジャケ
ットを着けなかった。
これらの防波堤は、市港湾施設使用条例で立ち入り禁止区域に指定されているが、港湾
局は「まさか防波堤に人が渡るとは思わず、看板も設置しなかった。だが現在は放ってお
けない状況」との認識を示す。〜後略〜
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横浜沖堤への渡船店は3店。渡船店は都道府県の水産課に渡船先などを明記した届出を
出し、許可を受けて営業しています。管轄が違うとはいえ、行政からの認可を受けて渡船
しているのに、横浜市港湾局の「まさか防波堤に人が渡るとは……」との言い分は、行政
に携わる者として恥ずべきコメントですね。建前上は立入禁止であったとしても、現場の
実情を知らずに港湾行政を司ってきたと自白しているようなもので、なんともおそまつな
コメントです。神奈川県の行政は、改正SOLAS条約による規制エリアの発表は他のエリア
よりも遅く、馬堀海岸護岸の例(参照 http://fishingcraze.fc2web.com/banned.html )
を見ても、本当に県民や市民の暮らしを主に考えて行われているのか疑問に感じます。
行政批判はともかくとして、横浜沖堤への渡船店は釣り場保全には非常に熱心で、撒き
餌の禁止、釣り餌となる貝類の現地採取禁止などを徹底してきました。しかし、その渡船
店の唯一にして致命的な落ち度が"渡船客のライフジャケット着用指導の徹底"の欠如だっ
たかもしれません。横浜沖堤は伊勢湾などの防波堤に比べると、海面までの高さがさほど
ではなく、満潮時には水没するところもあるほど。「落ちても戻れる、戻ったことがある」
という安心感めいたものがありました。残念な事にベテランほど安全装備に無頓着と言う
か、「シロートみてぇなカッコしてられっか。俺っちァ、ン十年のベテランだぁな」と軽装を
誇るような一面があったのも否めないでしょう。
この「沖堤立入禁止の徹底」の動きは横浜だけに限らず、全国に飛び火する可能性があ
ります。全国の渡船店、釣り人が公的な釣り団体などを通して、各地行政に実情の確認と、
釣り人側からの安全装備とオウンリスク意識の徹底を条件に釣り場存続を申し入れるべき
です。「俺は沖釣り派だから関係ないね」などと考えていると、将来に手痛いしっぺ返し
を食います。なぜなら、沖釣りファンは確実に高齢化してきています。20〜30代の乗船客
が減っている現実をよく見てください。沖釣りには陸っぱり→沖釣りとステップアップし
てきた釣り人が多いのですから、陸っぱりが衰退すると数年後には沖釣り客も減るんです。
客足が落ちれば船宿は立ち行かなくなり、沖釣りも出来なくなります。目先の動きだけを
見て、大局を見誤ってはなりません。大げさなようですが、将来を見据えて海釣り界全体
の問題として捉えるべきだと思います。
行政と釣り人をつなぐ団体は「全日本釣り団体協議会(通称JOFI)」です。目に見える
表立った活動はあまりなく、撒き餌の解禁問題など漁業者との調整といった地味な活動を
続けていますが、農水省の水産庁を主務官庁として活動している公認団体です。行政への
陳情、申し入れなどの相談を持ちかけてみるには一番です。
私はすでに専務理事と広域地区団体の会長に情報を伝え、対応をお願いしました。
全釣り協に相談したから全面的に釣り人側の意向が通るとは限りませんが、少なくとも声
を上げ、釣り人側も安全配慮、環境保全に向けて高い意識を持っているという実績を残す
事は出来ます。数多くの情報、意見が集まる事により、全釣り協も釣り人の意気を伝える
材料となるはずです。
全日本釣り団体協議会WEBサイト http://www.zenturi-jofi.or.jp/
意見募集メールアドレス turi_world@zenturi-jofi.or.jp
※沖堤規制強化について、コンテンツとしてまとめました。コチラをご覧ください。
『沖堤よ、おまえもかッ!』http://fishingcraze.fc2web.com/banned02.html
BBSで釣り具談義をしていたら、質問ともお叱りともつかぬメールをいただいた。
「ミドルクラス以上の釣り具が良いのならば、魚を釣るのが商売である漁師は、
さぞかし高級な釣り具を使っているはず。
だけど自分の知る限りでは、漁師は無骨な道具 でガンガン魚を釣っている
のだが、これについてどう説明する?」
職漁と遊漁では釣りのコンセプトが違います。
例えて言うなら、漁師さんにとって魚は商品(製品)ですから、製造コスト(漁具投資)
が高くては利益が少なくなってしまいます。
漁師さんには "魚の引きを楽しむ" とか、"繊細なアタリを楽しむ" といった "釣趣" は
必要ありません。いかに効率的に魚を獲るかが大切なんですね。
極論すれば、取り込み(漁獲)が肝心なんです。
漁師さんの釣り具(厳密に言えば漁具)は機能一点張り。
魚を針に掛け、確実に取り込めればそれで充分なんです。
一方、釣り人(遊漁者)は誘って食わせ、アタリを楽しみ、引きを楽しみ、魚を釣り
上げるまでの課程を重視します。例えば、振り出し万能ノベ竿に0.6号の道糸、0.4号の
ハリスに赤虫針といった道具立てで寒タナゴを釣ったとします。
この道具立てでもタナゴは釣れます。でも、これではイマイチ楽しくないんですね。
振り出し万能ノベ竿ではタナゴ釣りの醍醐味であるところの、「ククク、ピンピン」と
いう繊細な引きが味わえないからです。
釣りをはじめ、道楽は多分に自己満足の要素が高いので、楽しむ人の価値観によって、
同じ遊びでも重点を置く位置が違ってきます。数を釣って楽しみたい、自作した道具で
楽しみたい、高級品を使ってステイタスを満足させつつ楽しみたいなど、人それぞれです。
しかし、釣り人には "釣趣" という究極のテーマがあるはずです。
誘って食わせ、アタリを取って、魚の引きを楽しむという釣趣を味わい、ライントラブル
や、取り回しの悪さを軽減した快適性を求めるなら、釣り具はミドルクラス以上のモノを
おすすめします。
「ミドルクラス以上の釣り具が良いのならば、魚を釣るのが商売である漁師は、
さぞかし高級な釣り具を使っているはず。
だけど自分の知る限りでは、漁師は無骨な道具 でガンガン魚を釣っている
のだが、これについてどう説明する?」
職漁と遊漁では釣りのコンセプトが違います。
例えて言うなら、漁師さんにとって魚は商品(製品)ですから、製造コスト(漁具投資)
が高くては利益が少なくなってしまいます。
漁師さんには "魚の引きを楽しむ" とか、"繊細なアタリを楽しむ" といった "釣趣" は
必要ありません。いかに効率的に魚を獲るかが大切なんですね。
極論すれば、取り込み(漁獲)が肝心なんです。
漁師さんの釣り具(厳密に言えば漁具)は機能一点張り。
魚を針に掛け、確実に取り込めればそれで充分なんです。
一方、釣り人(遊漁者)は誘って食わせ、アタリを楽しみ、引きを楽しみ、魚を釣り
上げるまでの課程を重視します。例えば、振り出し万能ノベ竿に0.6号の道糸、0.4号の
ハリスに赤虫針といった道具立てで寒タナゴを釣ったとします。
この道具立てでもタナゴは釣れます。でも、これではイマイチ楽しくないんですね。
振り出し万能ノベ竿ではタナゴ釣りの醍醐味であるところの、「ククク、ピンピン」と
いう繊細な引きが味わえないからです。
釣りをはじめ、道楽は多分に自己満足の要素が高いので、楽しむ人の価値観によって、
同じ遊びでも重点を置く位置が違ってきます。数を釣って楽しみたい、自作した道具で
楽しみたい、高級品を使ってステイタスを満足させつつ楽しみたいなど、人それぞれです。
しかし、釣り人には "釣趣" という究極のテーマがあるはずです。
誘って食わせ、アタリを取って、魚の引きを楽しむという釣趣を味わい、ライントラブル
や、取り回しの悪さを軽減した快適性を求めるなら、釣り具はミドルクラス以上のモノを
おすすめします。
愛知県常滑市の中部国際空港周辺(北側と西側)の航行規制が解除されて1ヶ月。多くのボート釣りファンが出船し、良型のメバル、クロダイ、スズキといった釣果に歓声を上げています。空港島という巨大な人工漁礁に魚類の生育に配慮した人工藻場が設けられ、多種多様な魚たちの生息が確認されているのですから、伊勢湾屈指の好釣り場が誕生したと言えます。
ところが、釣り人の歓声とは裏腹に周辺の漁業者からは怒りの声が上がっています。知多半島はノリ養殖の盛んな地域で、沿岸部のほとんどにノリ養殖の網が設置されています。このノリ網がプレジャーボートによって破られる、ノリ網をつないでるロープが切断されると言った漁業被害が増えてしまったからです。多くの釣り人がやってくれば、周辺地理に詳しくない人も増えるのも道理。ノリ網設置区域表示ブイに気付かずに設置エリアに乗り入れてしまうようです。特に夜間航行では事前にノリ網の設置エリアを理解していなければ乗り入れてしまう例も多くなります。
一般にノリ養殖は『ノリヒビ』という杭を多数打ち込んでノリ網を張るものだと思われていますが、沖合側では海面下にノリ網を流す『浮き流し網』という方法が取られています。レーダーにも映らない場合が多く、ブイを見落とすと引っ掛けてしまう可能性が高いので、ノリ網設置エリアを充分に理解しておきましょう。
また、空港島周辺の地理的自然条件も頭に入れておく必要があります。知多半島伊勢湾沿岸は冬季を除き、晴天の日は日中から日没後2時間くらいまでは西寄りの風が吹く日が多くなります。この西風を避けて伊勢湾奥方面の北へと帰路を取ると、風裏になる空港島東側航路を選ぶことになりますが、東側航路からそのまま北へ直進するとノリ網設置エリアにぶつかってしまいます。※空港島周辺図参照
空港島連絡橋の下を抜けたら、空港島北側の「進入灯管理橋」を目標にして西側に進路を取ってノリ網設置エリアを迂回しましょう。
ボート免許の取得条件も緩和され、マリンレジャーはいっそう身近になりました。しかし、海を利用する上で守らねばならないルール、法令に定められていなくとも守るべきマナーは数々あります。生活の糧を得る大切なノリ網や定置網を破られる被害が続けば、漁業者の方々に大変な経済的損失と網の修理・再設置というご苦労を強いることになります。その怒り、苛立ち、悲しみの矛先は、加害者本人だけはなく、『釣り人』に向けられるのも無理はありません。私たち釣り人は、遊びであるからこそ、自らを律する心を持たなければならないと思います。
※取材協力 中部国際空港株式会社
ところが、釣り人の歓声とは裏腹に周辺の漁業者からは怒りの声が上がっています。知多半島はノリ養殖の盛んな地域で、沿岸部のほとんどにノリ養殖の網が設置されています。このノリ網がプレジャーボートによって破られる、ノリ網をつないでるロープが切断されると言った漁業被害が増えてしまったからです。多くの釣り人がやってくれば、周辺地理に詳しくない人も増えるのも道理。ノリ網設置区域表示ブイに気付かずに設置エリアに乗り入れてしまうようです。特に夜間航行では事前にノリ網の設置エリアを理解していなければ乗り入れてしまう例も多くなります。
一般にノリ養殖は『ノリヒビ』という杭を多数打ち込んでノリ網を張るものだと思われていますが、沖合側では海面下にノリ網を流す『浮き流し網』という方法が取られています。レーダーにも映らない場合が多く、ブイを見落とすと引っ掛けてしまう可能性が高いので、ノリ網設置エリアを充分に理解しておきましょう。
また、空港島周辺の地理的自然条件も頭に入れておく必要があります。知多半島伊勢湾沿岸は冬季を除き、晴天の日は日中から日没後2時間くらいまでは西寄りの風が吹く日が多くなります。この西風を避けて伊勢湾奥方面の北へと帰路を取ると、風裏になる空港島東側航路を選ぶことになりますが、東側航路からそのまま北へ直進するとノリ網設置エリアにぶつかってしまいます。※空港島周辺図参照
空港島連絡橋の下を抜けたら、空港島北側の「進入灯管理橋」を目標にして西側に進路を取ってノリ網設置エリアを迂回しましょう。
ボート免許の取得条件も緩和され、マリンレジャーはいっそう身近になりました。しかし、海を利用する上で守らねばならないルール、法令に定められていなくとも守るべきマナーは数々あります。生活の糧を得る大切なノリ網や定置網を破られる被害が続けば、漁業者の方々に大変な経済的損失と網の修理・再設置というご苦労を強いることになります。その怒り、苛立ち、悲しみの矛先は、加害者本人だけはなく、『釣り人』に向けられるのも無理はありません。私たち釣り人は、遊びであるからこそ、自らを律する心を持たなければならないと思います。
※取材協力 中部国際空港株式会社
◆アオイソメ(アオムシ)・ジャリメ(イシゴカイ)
帰り際にきれいな海水で洗って、体表のヌメリを流す。
園芸店や百円均一ショップの園芸コーナーで売っている「バーミキュライト」をエサ箱に入れ、エサ箱を新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存。10日〜2週間、夏場でも1週間はもつ。バーミキュライトにパーライトを1/3ほど混ぜておくと、エサ付けの時に滑り止めになるので便利。
海水をペットボトルに入れて持ち帰り、一日おきにイソメを洗ってやれば活きの良い状態で保てる。海水の汲み置きが面倒なら、観賞魚用の人工海水でもOK。
◆オキアミ、サシアミ
解凍時に大量の砂糖を振りかけて一晩寝かせ、砂糖漬けにしておくと、適度に締まって(水分が抜けて)エサ持ちが良くなる。防腐効果もあるので腐敗や黒変も防げる。塩と違って砂糖の保湿効果によってカリカリに乾燥しないので、冷蔵庫での長期保存ができる。
砂糖は普通の白砂糖でも良いが、ハチミツやグラニュ糖がおすすめ。乾燥気味になってきたらハチミツを少し加えてやれば、適度な湿度に戻る。
釣り餌を保存しておくメリットは、餌代の節約はもちろん、"気の向いた時に出掛けられる"という時間的な制約から解放される点。釣餌店に寄る手間も省ける。「ちょっと行ってくるか」と冷蔵庫から取り出して、フラリと釣り場に出掛けられる手軽さは何より魅力。
お金も時間も節約できますのがウレシイ。
※より詳しく知りたい方はコンテンツ【釣餌の保存法】をご覧ください。
http://fishingcraze.fc2web.com/preservation.html
帰り際にきれいな海水で洗って、体表のヌメリを流す。
園芸店や百円均一ショップの園芸コーナーで売っている「バーミキュライト」をエサ箱に入れ、エサ箱を新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存。10日〜2週間、夏場でも1週間はもつ。バーミキュライトにパーライトを1/3ほど混ぜておくと、エサ付けの時に滑り止めになるので便利。
海水をペットボトルに入れて持ち帰り、一日おきにイソメを洗ってやれば活きの良い状態で保てる。海水の汲み置きが面倒なら、観賞魚用の人工海水でもOK。
◆オキアミ、サシアミ
解凍時に大量の砂糖を振りかけて一晩寝かせ、砂糖漬けにしておくと、適度に締まって(水分が抜けて)エサ持ちが良くなる。防腐効果もあるので腐敗や黒変も防げる。塩と違って砂糖の保湿効果によってカリカリに乾燥しないので、冷蔵庫での長期保存ができる。
砂糖は普通の白砂糖でも良いが、ハチミツやグラニュ糖がおすすめ。乾燥気味になってきたらハチミツを少し加えてやれば、適度な湿度に戻る。
釣り餌を保存しておくメリットは、餌代の節約はもちろん、"気の向いた時に出掛けられる"という時間的な制約から解放される点。釣餌店に寄る手間も省ける。「ちょっと行ってくるか」と冷蔵庫から取り出して、フラリと釣り場に出掛けられる手軽さは何より魅力。
お金も時間も節約できますのがウレシイ。
※より詳しく知りたい方はコンテンツ【釣餌の保存法】をご覧ください。
http://fishingcraze.fc2web.com/preservation.html