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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 毎年、近所の氏神様に初詣、その次に両親の家に正月の挨拶に行き、一族揃ってご先祖様のお墓参りをしてから、八事霊園の動物慰霊碑で天に帰っていったペット達に語りかけに行くのが我が家の正月恒例行事。正直、自分は大晦日から三が日は連日の徹夜仕事明けで、ボンヤリとしたオツムの正月なのだが、神社仏閣、霊園に足を踏み入れるとピリッと気が引き締まる。



 これは2年前の正月にも記した事だが、「一年の計は元旦にあり」 と言うが、自分のようなフリーランスの人間にとって正月には格別の意味があり、初詣の際に「今年も新年をつつがなく迎えられ、旧年中のご加護に深く感謝致します。来年も良き正月を迎えられるように精進致します」と、神社仏閣の境内で意を新たにする。サラリーマン時代は 「幸運、福運をお授けください!」などと神仏に頼る願掛けをしたものだが、独立自営のフリーランスの身になってから、"己が禍福は一身の働き次第" という事が身に沁みて判った。それ以来、初詣で願掛けはしていない。無事に新年を迎えられたお礼を神仏に申し上げるだけ。

 ご先祖様、両親から生を受け、今ここに在る事のありがたさへの感謝……などと言うのは大仰かもしれないが、神社仏閣、霊園に祀られた神仏、先祖先亡、万物諸霊への畏敬の念が、厳粛な空気となって感じられるのだろう。その空気の中では、ちっぽけな我欲を満たす願い事など吹き飛んでしまう。

 我が人生訓は、「成るものは成るべくして成り、為さざれば成るべきものも成らず、成らざるものは為すべきを為して成らずともやむなし」 である。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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