機器

　今日は朝食を抜いて朝９時に病院へ行き、喀痰検査の検体提出と、造影剤を使った胸部ＣＴ検査。磁気カードの診察券を受付機に通せば、何階のどの窓口へ行けばよいのか、指示書が出てくる。便利な時代になったモンです。

　昨朝と今朝の喀痰検査検体をクリニック２階の検査室に提出し、３階にあるＣＴ検査室へ。先日もＣＴ検査は受けているが、今回は非イオン系ヨード造影剤を静脈から注射し、体内をより鮮明に映し出す検査。ＳＦ映画に出てくるタイムマシンか、特撮番組の秘密基地にありそうな改造手術マシンみたいなＣＴ検査機のベッドに横たわり、造影剤を打つ。このところ採血の連続で、左腕は "ナイショのお薬依存症" の人みたいになっているんだが……、その左腕に針を射し込まれてます（笑）。

　先　　生　「最初に造影剤注入前のＣＴを撮ります。バンザイしてください」

　　ヒュンヒュンヒュンヒュン……

　電子音声　「大きく息を吸って、……止めてください」

　　ウィ～ン、シャッシャッシャッシャ、ヒュンヒュンヒュン……

　電子音声　「楽に呼吸してください」

　　ブンブンブンブン……、ヒュンヒュンヒュンヒュン……

　先　　生　「はい、では造影剤を注入します。痛みを感じますか？」

　眠　　釣　「いいえ、痛くありません」

　先　　生　「薬液が入ってくる感じはしますか？」

　眠　　釣　「いえ、まったく感じません」

　先　　生　「Good！　とても上手い具合に薬が入ってます。
　　　　　　　　胸を中心に、温熱感などの違和感を感じますか？」

　眠　　釣　「えっと……ッ！　お尻……穴……、あ、熱……ィ」

　先　　生　「はい、ちゃんと全身に行き渡っています。OK！」

　　ヒュンヒュンヒュンヒュン……

　電子音声　「大きく息を吸って、……止めてください」

　　ウィ～ン、シャッシャッシャッシャ、ヒュンヒュンヒュン……

　電子音声　「楽に呼吸してください」

　　ブンブンブンブン……、ヒュンヒュンヒュンヒュン……

　先　　生　「はい、ではもう一回撮ります」

　　ヒュンヒュンヒュンヒュン……

　電子音声　「大きく息を吸って、……止めてください」

　　ウィ～ン、シャッシャッシャッシャ、ヒュンヒュンヒュン……

　電子音声　「楽に呼吸してください」

　　ブンブンブンブン……、ヒュンヒュンヒュンヒュン……

　先　　生　「はい、お疲れ様でした。
　　　　　　　　尿と一緒に造影剤は排出されますから、
　　　　　　　　今日はたっぷりと水分を摂ってくださいね」

　今日は検査だけなので、会計窓口に診察券を出して、費用データを入力してもらう。費用の支払いは 「医療費精算機」 に磁気カード診察券を差し込んで行います。金融機関のＡＴＭみたいなモンです。一緒に来てくれた家内も、「へぇ～、便利になったモンだね～」と感心しきり。

　今日はなんだか、２０～３０年前に映画で見たような世界を経験しましたよ、って時代遅れの野良オヤジのお話でした。　（・∀・）b ＜医療機器、ｶｺｲｲｯ！