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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 今日から一泊の入院検査なんだが、気管支から内視鏡を入れて、右肺中葉下部に出来た腫瘍の組織を、チョイとばかし切り取ってくるってな検査です。検査説明&承諾書には検査のリスクがいろいろと書いてあるんだが、これがまた、おっかねーのなんのって、実におっかない(笑)。

 「麻酔のショックでブッ倒れちゃう事もあるからね」

とか、

 「肺の一部を傷つけるンだから、量の多少はあるけど、血ィ出ちゃうからね」

とか、

 「肺に穴が空いちゃう事があるけど、そん時ァ、速攻で手術して治すよ」

とか、

 「万全を期してやるけど、何人かは肺炎になっちゃうから覚悟しといてね」

とか書いてある。おぉ~い、恐ェじゃねーか。読んでるうちに鳥肌が立ってきちゃうよ。

 とは言え、敵(肺に出来た腫瘍)がどんな奴で、どれくらい性悪なのかを偵察してこにゃ、戦はできぬからなぁ。敵陣に直接乗り込んで、内部から調べてくるってのが一番間違いない。しかも敵陣の一部を持ち帰って分析するんだから、これほど確かな方法はないわな。

 医療技術の進歩と発展により、身体の内部、それも肺の奥を見る事が出来るってスゴイね、ってお話です。二十年前にはすでにあった検査手法だけど、そのレベルが格段に違う。精度も安全性も日進月歩で向上してるし、一般庶民でもその技術の恩恵に浴せるってンだから、日本に生まれて良かったわぁ。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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