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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 9月12日~13日に一泊二日で行われた 「音吉釣り塾」 の受講生Oさんファミリーのおばあちゃんから、手書き絵手紙のお礼状が届いた。自分の住所を教えていたわけではないので、美浜少年自然の家付で届いたのだが、「音吉釣り塾 眠釣(自分の本名)先生」 と書き記してあった。初心者親子釣り塾や音吉釣り塾で、初心者家族に釣り指南すること7年。個人的にお礼状を頂いたのは初めて。なんとも嬉しい一通だね。

 三世代家族6人全員が生まれて初めての釣り、それも釣竿さえ触ったことがなかったという、初心者どころか入門者ばかりの家族なわけで、それがわずか2時間ほどの練習で投げ釣りを覚え、家族全員が生涯初の釣果まで手にできた、ってンで大いに喜んでくださったみたいだ。見事にシタビラメを釣り上げた長女のAちゃんは、誕生日のプレゼントに釣竿が欲しいって言ってるそうだ。小学5年生の女の子が、ですよ(笑)。よほど楽しくて嬉しかったんだろうなぁ。

 魚釣りってのはお年寄りから子どもまで同じ土俵で遊べる。おじいちゃんやおばあちゃんと同じレベルで楽しめる遊びってのは、花札とか双六のようなゲームくらいだろうし、アウトドアレジャーともなると、やはり釣りが唯一無二の世代間交流が可能なレジャーだろうね。体力や技量の有無はあっても、それなりにお互いが楽しめるってのがイイ。

 核家族化による家族制度の崩壊、なんて言われているけど、家族で同じ楽しさや喜びを共有できる釣りってのは、国の礎を支えるナショナルレジャーと位置付けても良いんじゃないか、なんて大袈裟なお話でした。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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