安堵

　偶数月は某スポーツ紙に釣行記を寄稿せねばならないのだが、年末のドタバタと強風悪天、冷え込みなどで釣行できず、昨日の朝、ようやく釣りに出掛けることが出来た。釣法はカメジャコ餌の誘いブッコミ釣り。ポカポカ陽気で人間様には好都合だったが、魚にとっては少しも好条件ではなかったらしい。３時間ほど粘ってみたが、アタリすらない。ヤバイ……。



　やむなく今朝は早起きして、夜明け前の午前６時から釣り開始。さすがに寒いです。薄闇の中、二投目にモゾッ、コココンとアタリ。狙いはクロダイ、マダカ（スズキ）なんだが、これは狙いの魚のアタリじゃない。結局食い込まず、エサだけ盗られておしまい。エサ盗りが続き、イライラする展開が続いたが、６投目にようやく針掛かりさせた。上がってきたのは手の幅サイズのキビレ。これじゃチヌ３号の針には掛からないはずだわ。

　エサ盗りに辟易として少し場所移動。ゴッゴッ、ググンと明確なアタリ。今度は40cmにチョット欠けるセイゴだった。やれやれ、まともなサイズの魚が釣れた。もう少し大きいのが欲しいが、日の出と共に大型船の入港が始まり、荷役作業の邪魔にならないうちに撤収。

　パッとしない釣果ながらも、なんとか記事の書ける釣果を得られたので、ホッと胸を撫で下ろしましたよ、ってお話でした。ボウズじゃ記事にならないからなぁ。スッキリしないから、年内にもう一回やりに行こうかな？