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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 愛鼬ゲンのお食事中の姿を、ようやくムービーにおさめる事ができた。フェレット専門店にいた頃、兄弟達とのゴハン争奪戦が激しかったのか、ゲンはエサ入れから直接食べずに、フードを一粒ずつくわえては隠れるようにして食べる。そのくせ食べる事には夢中で、邪魔なんかしようものなら鼻先を突っかけて威嚇してくる。

 エサ入れから喰ってくれないおかげで、ケージの中は食べこぼしだらけになる。仕方がないので、先代鼬家臣のチャオと同じく、トイレパンにエサ入れ(ガラスの灰皿)を置き、2kgのダンベルで固定して使うようにした。ま、フェレットはトイレットでメシを喰わされても気にしないようだ(笑)。

 ってなワケで、お食事中のゲンをご覧あれ。お行儀が悪いのもご愛敬って事でご容赦願いたし。



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 今日は朝一で愛鼬のゲンを動物病院に連れて行き、先日の転落事故の経過健診。骨、関節、腱、筋肉、内臓すべて問題なし。腫れも内出血も痣も無く、まったくの健康体であることが確認された。あの高さ(3m)から落ちて無傷で済んだのは、本当にラッキーだったよ。先生から 「3日間経って異常なければ大丈夫。大事に至らなくてよかったですね」 と言葉を掛けられた時には、不覚にも声が震えてしまって、「ふぁ、ふぁぃ……」 (笑)。あ~、よかった。

 帰りついでに近くのホームセンターに寄って、ペットシート、除菌消臭剤を買い、ゲンのケージを分解清掃。玄関先でジャバジャバと水洗いして、除菌消臭剤で仕上げ。春秋の換毛期は週一回、平常月でも月に二回はケージの分解清掃をしてやる。イタチ臭いとかじゃないんだが、やっぱりキレイなお部屋で過ごさせてやりたいし、不衛生な状態だとダニが湧いたりするするからね。

 そんなこんなの作業をしていたら、フェレット専門店から 「ご予約のトータリー・べビー専用フード、ようやく入荷しました~♪」 と電話が入った。成長著しい1歳までは、栄養バランスを専用設計したベビー専用フードを食わせるのがイイ。1.58kgで4300円と、チョットお高いンだけどね。

 ってなワケで、中6日でフェレット専門店へ。例によってお店の入り口で両手をアルコール消毒してから店内へ。う~ん、イタチのカホリ……。このお店は去勢・不妊手術をしていないショーブリードフェレットが何頭もいるので、フェレット本来のニオイが充満している。慣れていない人には悪臭以外の何モノでもないンだが、フェレット飼いにとっては美女(美男)の吐息に等しい香しさです(笑)。

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 午前11時20分、朝のお仕事を終えて、キッチンでとっときのコーヒーを淹れようとしていたら、
 「ドッタ~ンッ! ――、バタバタ、ズタタタタタッ!」
うわッ、愛鼬のゲンが二階の吹き抜けから、キッチンシンクに落っこちてきた。

 ゲンもビックリしたらしく、キッチンシンクから飛び出し、ダイニングテーブルの下を駆け抜けて、食器棚の隙間に飛び込んでしまった。勢いよく走っていったが、どこを打っているかわからない。そっと抱き上げて身体の各部を調べてみたが、外傷もないし、骨折している様子もないが、落ちてきた高さが高さ。我が家はキッチンと二階の間が吹き抜けになっており、キッチンシンクまでの高さは概ね2mほどある。ペットの転落防止柵は設置してあるのだが、欄干を乗り越えてダイブしたとしたら3m。打撲は当然しているだろうし、事によったら脳や内臓にダメージがあるかもしれない。

 大慌てで 「午前の診療時間ギリギリですけど、今すぐ連れていきますから!」っと電話を入れて、ゲンをキャリーに押し込めて動物病院へ急行。病院到着は午前11時48分。道路が空いていたので、なんとか午前の診療受付に間に合った。受付で転落状況を説明したら、「待ち時間中に、何か異常があったらスグに申し出てください」 と言ってもらえた。ゲンはキャリーの中でキョロキョロしており、特段の変化は無し。

 30分ほど待ってようやく診療。触診ではどこを触っても、動かしても痛がる様子はない。念のためレントゲン検査で骨や関節を、血液検査で内臓や筋肉のダメージチェックを行う事に。先代愛鼬のチャオを失ってまだ1ヶ月。もう、不安でドキドキのビクビク。20分ほどで検査室からゲンが戻ってきた。採血がよほどにイヤだったらしく、キャリーの中でグッタリ。ほどなくして眠ってしまった。

 待つ事20分で検査結果が出て、再度診察室へ。レントゲンでは異常なし。血液検査の結果……、CPK(筋肉内酵素)が247IU/Lと、かなり高めの数値が出ていた。やはりかなり強く打ったようだ。

 「う~ん、フェレットのCPKについては適正基準値は、はっきりしていないんですが、
  犬や猫の数値を参考に考えると、やはり高い数値ですね。
  交通事故のように、しばらくしてからダメージが出る可能性もあります。
  3日間は経過をよく観察して、異常があったらスグに来てくだい。
  今日は打撲による炎症を抑えるために、ステロイド剤を出しておきますね。
  3~4日後にまた診せてください」

 やれやれ、骨や関節に異常もなく、内臓にも(今のところ)ダメージはないようだ。今回の医療費は、診察料1,000円、レントゲン3,500円、血液検査2,900円、内服処方料300円、お薬代250円の、しめて7,950円。まだアニコム動物健保の保険期間が始まっていないので、全額自己負担。ゲンよ、おまえも痛かっただろうけど、飼い主の懐もかなり痛いよ……。

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 昨日は取材(釣りではない)で夜明け前から、カメラをぶら下げて名古屋港周辺各所をウロウロしていたんだが、陽が高くなったので取材に一区切り付けて帰ろうとしたら、JOFI愛知のN嶋さんがキャスティング練習をしているのに遭遇(笑)。パワーキャスターを目指すだけあって、彼は熱心だね。

 帰宅してデジカメのデータを整理し、お昼を食べたら仮眠でもしようと思っていたら、家内に 「フェレットフードとスケーラー(歯石除去器具)を買ってこようよ」 と言われ、いそいそとフェレット専門店へ。車を走らせる事20分でショップに到着。専用駐車場はないが、コインパーキングがすぐ近くに2ヶ所あるので困る事はない。

 入り口で手をアルコール消毒して、お店の奥に進むと……。ウヒ~、4月生まれのよちよちベビーフェレットがいっぱい! セーブル、シャンペン(=シナモン)、ブレイズ、ホワイトファーダークアイなど、全カラーが揃ってた。これがまたカワイイったらない。しかもだ、6月はセール月間で、かなりお安くなっている。生後3ヶ月以上のキッズフェレットは半額、よちよちベビーフェレットも15~20%引き。自分がゲンを召し抱えた時は、クーポン券による半額割引だったが、今なら現金値引き。まぁ、フードやらトイレリターやらで2~3万円分はすぐに使っちゃうんで、ウチの場合はクーポンでも現金でも、どっちでもイイんだけどね。

 それはともかく、よちよちベビーの可愛らしさはもう、「コリャコリャ、お主ら一体どうしてくれようか!」ってくらいカワイイ。「どうしてくれようか」 つったって自分の家臣じゃないので、召し抱えるか眺めるだけにするかしかないんだが、心がメロメロに溶かされちゃって、帰るに帰れない。なんだかんだで2時間近くお店にいた(笑)。

 いや~、危なかった。お財布に5万円ばかり入っていたら、間違いなく召し抱えてたわ。なにしろ締まり屋の家内まで、目がウルウルのキラキラになってたモンなァ。お財布に1万円チョイとクーポン券1万円分しか入ってなくて、かろうじて自制できましたよ、ってお話でした。

 てか、クーポン割引だと何度もお店に足を運ぶ事になるから危ないわ(笑)。

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 愛鼬ゲンをお風呂場でシャンプー。先週、お湯で全身をすすいでやったが、シャンプー洗いは我が家に迎えて初めて。先代の鼬家臣チャオも、猫家臣のアビも、犬家臣のロンもそうだったンだが、我が家の家臣は代々、大のお風呂嫌い。ゲンもお風呂場中を駆け巡り、どこかに隠れる場所はないかと逃げまどう。お風呂場の隅に追い詰めて、ぬるめのシャワーを頭からブッ掛け、全身をまんべんなく濡らし、とっつかまえてフェレット専用シャンプーでワシワシ。黒ずんだ泡がボタボタ。ウェエエ~、ゲンの奴、案外と汚れている。

 フェレットはソファやAVラックなどの、家具の下や隙間を好む。当然、ほこりが全身に付着するワケだ。ブラシで梳き取ってやっても、被毛の隙間に入り込んだ分は徐々に蓄積されていく。う~ん、かといってシャンプーしすぎると必要な皮脂まで落ちてしまうので、体臭が強くなり、イタチ臭くなってしまうから、シャンプー洗いは2~3ヶ月に一度。お湯すすぎは2~3週間に一度くらいが適当だと思う。

 フェレットの匂いは、飼っている人には 「たまらなく愛おしい匂い」 なんだが、そうでない人にとっては獣臭い悪臭だろう。どんな匂いかって? 尻尾はムスク系の良い香りがします。身体は……、そうだなァ、生のドングリの匂いだな(笑)。ちなみにウンチやオシッコはそんなに臭いません。犬や猫に比べたらほとんど臭わない。ちゃんとトイレも覚えるし、その点では飼っていて安心です。

 ともあれ、ゲンの全身をくまなく洗い、お次はすすぎ。大きめの洗面器にぬるま湯を張って、そこにドボン。お湯を取り替えて何度もすすぎ、仕上げにシャワーを頭からブッ掛けてシャンプー終了。ブルブルさせてから、特大のバスタオルに包んでタオルドライ。先代のチャオは自分でバスタオルに潜り込み、全身を擦りつけて、自らタオルドライしたンだが、ゲンはタオルに包まれるのを嫌う。同じフェレットでも性格が違うね。仕方ないので猫つかみしてゲンの身体をブラリと垂らし、家内に手伝ってもらってタオルドライ。フェレットの被毛はカワウソやラッコの親戚筋だけあって、水を弾くからすぐに乾く。5月末~10月半ばくらいまでは、ドライヤー不要です。

 被毛の乾いたゲンは高級シャンプー(3回分で700円)のおかげか、フワフワのツヤツヤ。おう、ゲンよ。おまえ、男前が上がったぞ。っと、顔を近づけたら、嫌いなお風呂に入れられたのを恨みに思っていたのか、鼻を思いっきり咬まれてしまった……。鼬の意趣返しは強烈ですよ、ってお話でした。

 痛ッて~ッ!

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 愛鼬ゲンのワクチン接種に行ってきた。先週、フィラリアの予防薬を与えたので、1週間は間を空けなきゃならン。で、10日目の今日にした。フェレットはフィラリア症の他に、ジステンパーも重大な脅威となる。発症したら致死率はほぼ100%なので、ワクチンを射っておくに越したことはない。日本ではフェレット専用のジステンパーワクチンは認可されていない。犬用の三種混合ワクチンを流用する。運が悪いとワクチン由来で発症しちゃうこともあるんだが……。まぁ、滅多にある事じゃないので、リスクを承知の上で接種してもらうワケ。

 それにだ、フェレットショップに連れて行くにしても、ペットホテルに預けるにしても、ワクチンを接種していないと受け入れてもらえない。ジステンパーの怖いところは、ウィルスによる空気感染。完全室内飼いでも、飼い主が外からウイルスを持ち込んでしまう可能性がある。人間様で完全室内生活なんてのは、隔離病棟に入院している以外はありえないからね。

 ともあれ、これでゲンの召し抱え初期健康管理は完了。あとは11月末まで、毎月のフィラリア予防薬投与と隔月の健康診断、年二回の血液検査を含めた総合検診で、しっかりと健康管理してやればOK。年間費用で3万円ってトコかな。元気で長生きしてくれれば安いモンだ。

 ちなみにフェレットを飼おうとすると、ケージ、キャリー、ハンモック、ウォーターボトル、エサ入れなどの初期投資が3万円くらい。フードはトータリー・ベビー専用(1歳未満用)1.8kgがちょうど1ヶ月分で4300円。オヤツは週にウズラの卵黄を2個で20円。エサ代とオヤツ代は年間5万円チョイだね。平均寿命よりチョイ長生きしたとして8年。動物保険は年齢によって上がっていくが、年4万円平均として32万円。何事もなければ生涯費用は100万円くらい。入院・手術を含めた大きな病気を2~3回くらいすると想定して、フェレットは医療費を含めた飼育費用として8年間で150万円ですな。

 犬、猫に続く第三のコンパニオンアニマルとして人気上昇中のフェレットだが、実際には病気に罹りやすく、怖い物知らずなので高いところから飛び降りたり、ソファのクッションの下やカーペット下に潜り込んでいて踏まれたりの事故も多い。フェレットをきちんと診られる獣医さんも、そんなに多くはない。信頼してお願いできる動物病院が近くにあるか確認も必要。

 フェレットに限らないが、可愛いからってだけじゃ動物を飼っちゃダメですぜ、ってお話でした。

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 月末向かいでいろんなお仕事の納期やら、原稿の締め切りやらが近づいていて、深夜の作業が増えているんだが、人間ってのは寝ないではいられないワケで、徹夜も二日が限度。本当は日中にお仕事をすればよいのだろうが、我が家は大きな道路沿いなので、日中はうるさくて執筆活動には向かない。なんぞ書き物をする場合は、どうしても静かな深夜~早朝になる。

 そんなわけで、昨夜~今日の午前中にかけて一本書き上げ、昼食を摂ってようやく仮眠。寝付いたのは午後2時くらいだっただろうか。徹夜明けでボンヤリしていたせいか、愛鼬ゲンのケージを閉めるのを忘れて眠ってしまった。ゲンもケージの中で眠っていたし、うっかりしていた。

 ま、この経緯をご覧になれば、この後、何が起きたかは、想像に難くはないだろう。左の耳元で 「フンケフンケ、クンカクンカスンスン、クンカスンスン……」 と甘い囁き(?)が聞こえ、寝ぼけ眼で左側を見ようとした瞬間!

 「ガァブチ~ン!」

 「ぎゃァあああああああッ!」

 左耳の耳たぶに、思いっきり咬みつかれてしまった。手や指の比じゃない、激烈な痛み。ピアスの穴を空けた時よりも痛い。ピアスは19歳の時に自分で針を刺して空けたんだが、アレは自分の意志だし、心と体の準備ができていたから我慢もできるが、不意に咬まれるとビックリするやら、痛いやらでパニック状態に陥る。絶叫をあげながら飛び起きたが、ゲンが左耳にぶら下がったまま。早く放せ! 生イタチのピアスなんかいらねェって!

 ゲンのお尻に手を当てて、頭上に抱え上げるよう持ち上げたら、ようやく放してくれた。ゲンの野郎、「高い高~い」 でもしてもらった子供のように、クッククックと喜んでやがる……。叱る気も失せてしまった。てか、血が出てンじゃんよ! オキシドールで消毒し、絆創膏を貼っておいたが、脈に合わせてズッキンズッキンするよ。

 あぁ、こりゃ当分の間、剣術の達人と弟子みたいな生活しないとならんなぁ。

 「儂に隙があったら、いつでも懸かって参るがよい」

 「はい、お師匠様。……、デェイヤァ~ッ!(不意打ち)」

 「(鍋のフタで剣を受け止め) フフン、まだまだじゃな……」

ってな感じですな。

 寝る時は鍋のフタを枕元に置いて……じゃない、ゲンをケージに閉じこめておかねば!

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 大好きが昂じてナメナメ、チュッチュでは足りず、「カプッ!」っと咬むのが愛咬。一般には「甘噛み」と言われてますな。人間はもちろん(いや、自分はしないが……)、仔猫や仔犬なんかもよくやるんだが、フェレットは激しく咬む。最初は 「好き好き~」 と指や手をナメナメしているンだが、次第に 「うぅ~、大好き、大好きよ~!」 と歯を当て始め、我慢しきれなくなって 「ウキャキャー! 大大大好き~ッ!」っとなってガブチ~ンとくる。 

 このガブチンが痛いったらない。大の大人でも 「痛ッテ~ッ!」っと声を出しちゃうくらい。なにしろ気分が高揚してくると、ブンブンと首を振って、血が滲むくらいの力で咬むモンだから、噛み癖の矯正躾は必須。首根っこを猫掴みして、「ダメ、咬んだらダメ!」っと床を引き回す。これは虐待でも何でもなく、フェレットが力関係を決める際の行動で、引き回された方が格下。やっぱね、言葉も理屈も通じない相手には、力による上下関係、支配関係、すなわち主従関係をキッチリさせとかにゃ。

 我が家の愛鼬ゲンは叱ると、「なんで怒ってるン?」ってな顔をする。それでも力関係は薄々わかってきたようで、「咬んでないよ、歯をあてがっただけ」「咬んでない、咬んでないって。くわえただけだってば!」ってな顔をするようになった。まぁ、この様子だと微塵も反省してないんだが(笑)。

 犬だったらこんな事は許されない。キャンと言うくらいひっぱたかれて、厳しく躾けられちゃうね。その点、猫やフェレットはキャラクターで得をしている。ワガママでチョットおバカなのが魅力、なんて言われてるからね。あぁ、人間にもそんなキャラがいるなぁ。得してるのか、損してるのか知らないが、人の親になってもバカで通ってるギャルママ芸能人とか、海外のマスコミに「ルーピー」と呼ばれ、自分でも「愚かかもしれない」なんて言い放っちゃう一国の総理大臣ってのはスゴイね。昔の人はそういうのを、「厚顔無恥」って言ったンだけどね(笑)。

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 まだ蚊が出てくる心配はあまりないンだが、フェレットやイヌを飼っていると、関東以西の地域では4月末頃から、フィラリアの予防薬をペットに与え始めているはず。フィラリアは蚊が媒介する寄生虫で、心臓に巣くう恐ろしい寄生虫病。予防薬で防げるので、飼い主がしっかりと管理していれば、過剰に心配しなくても良いんだが、お薬だけで完全に防げるとは限らない。できれば蚊に刺されないようにしておきたい。

 イヌの場合はフィラリアにやられても、駆虫手術で一命を取り留めることも可能なんだが、フェレットの場合は血管がフィラリアの成虫よりも細いため、感染したらすでに致命的。予防しか対処法がない。そんなわけで、我が家では5月中旬から就寝用ケージを蚊帳で覆っている。

 人間様が使うような大きな蚊帳は必要ないんだが、小動物ケージ用なんてェこじゃれたシロモノは無い。イヌ用はあるんだが、我が家の室内に置くには大きすぎるし、15,000円くらいしてとても手が出せない。てか、お金も出せないんだが……。あれこれ考えた末に、玄関用のカーテン網戸でケージを覆うって手を考えついた。これならホームセンターで980円。安いから1シーズン(5月~12月初旬)で使い捨てにしても惜しくない。

 ケージの天井部分にフェルトのシートを貼り、カーテン網戸に付属のマジックテープで固定、下部は洗濯バサミでケージに固定。これで蚊の侵入はシャットアウト。多少不格好だが、ペットはそんな事ァ気にしませんからな(笑)。ってなワケで、今夜もゲンは蚊帳に覆われた就寝用ケージでスヤスヤと眠っている。

 金が無いなら知恵を出せ。知恵が無いなら汗を出せ。金も知恵も汗も出せないヤツぁ、いずれ泣きの涙を出す羽目になる。それがこの世の定めってモンですな。

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 我が家に召し抱えて4日目を迎えたゲン。「ンクク、ンクク、ンクククククククッ!」 と嬉し鳴きしながら、ピョコタンピョコタンと跳ねるフェレットダンスを踊り、部屋中を探索するのが日課。それでもようやく我が家の環境に慣れてきたらしく、ほんのチョッピリだが行動に落ち着きが見られ始めた。やれやれ……。チョイとばかしキツイ甘噛み癖は、まだ治っていないンだけどね。自分の手や腕は、ひっかき傷と甘噛みのみみず腫れで凄い事ンなってます(笑)。

 で、そんなゲンが仕事部屋のソファの下に潜り込んで出てこない。「ゲン、ゲ~ン。出ておいで~」 と呼び続けていると、黒い固まりをくわえて出てきた。一瞬、ネズミでも捕まえてきたのかと身体を硬くしたが、よく見ると固まりの正体はイルカのぬいぐるみ。5年前、チャオに初めて買い与えたオモチャだった。

 フェレットはお気に入りのオモチャを宝物として隠す習性がある。チャオのヤツ、こんなところに隠していたのか……。チャオにはイルカの他に、タヌキ、カバ、子鹿、恐竜などのぬいぐるみを与えていた。それらはチャオの亡き後、庭先で焼いてチャオの元に送ったのだが、イルカだけは見つからなかった。チャオのヤツ、いつもの宝物の隠し場所以外に仕舞い込んだもんだから、イルカのぬいぐるみの存在を忘れちゃったらしい。

形見 イルカのぬいぐるみは、少しほこりがくっついていたが新品同様の状態。ほこりを落として洗濯し、乾燥機で乾かしてゲンに与えると、「ンクッ!」と一鳴きしてケージの隅っこに運んでいった。ゲンよ、それはチャオの置き土産だからな。大事にしろよ。

 それにしてもチャオ、おまえはスゲェよ。ちゃんと自分の存在した証を、ゲンに遺し示しおるか。おかげで笑顔で大粒の涙を流す事に、なっちまったよ。おまえの宝物は形見として、ちゃんとゲンが受け継いだからな。

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YASU ・居眠釣四郎・眠釣
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自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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