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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 ペットにメチャクチャなモノを食わせちゃってる人がいる。あなたのペット、そんなモノ食わせてたら死んじゃいますよ?

 猫も犬もフェレットも、チョコレートは絶対にダメ。チョコレート、コーヒー、コーラ、お茶などには"テオブロミン"って心臓血管や中枢神経に作用する成分が含まれている。人間が摂取する分には、気分を落ち着かせる効果があるが、ペットに与えると嘔吐やケイレンなどの中毒を起こします。体外への排出も遅いので、中毒症状が現れた時には手遅れになる場合が多い。

 タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニク、ショウガなども絶対にダメ。"アリルプロピルジスルフィド"って成分が赤血球を破壊する。犬も猫もイタチも溶血性貧血を起こして死んじゃいます。キャベツやブロッコリーなども、肝機能障害の原因になる。「野菜を食べて、アタシもペットも、サラサラ血液で健康元気〜♪」どころか、動物達は内蔵をブッ壊されて、あの世逝きです。そもそも、猫も犬もフェレットも肉食獣。本来は繊維質を消化吸収できない。長年、人間に飼われている内に雑食性を帯びてきてはいるモノの、本来は穀物類は食わない動物。

 人間用のサラミやジャーキーなどは、塩分が多く、香辛料もタップリと使われているので、ペットの腎機能や肝機能が破壊されます。欲しがってるからってあげちゃダメです。

 ペットに人間の薬も厳禁! 獣医師の処方、指導に従う事。整腸剤のビオフェルミンは問題ないみたいだけど、風邪薬は絶対にダメ。ほとんどの風邪薬に含まれている"アセトアミノフェン"は猫にとって猛毒です。人間でも用量を間違えて飲み過ぎると、肝臓がいかれます。

 体重で言えば、小型犬で人間の1/10、猫は1/20、小動物だと1/50以下だから、人間から見て極少量でもペット達には強烈に作用しちゃう。

 猫も犬も、フードや日常のケアがしっかりしていれば15〜20年は生きます。フェレットだって数年前までは寿命は3〜5年と言われていたのが、今では6〜8年です。ペットを飼うのは「命を育む」という事。「知らなかった」は免罪符になりません。無知=罪だとオイラは思います。

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 常滑市りんくう町の前島護岸で、水辺感謝の日のイベントとして、日釣振、JOFI愛知、常滑市、常滑商工会議所共催で釣り場清掃を行った。今回はボランティアチーフを仰せつかり、前島護岸の管理を管轄する衣浦港務所、常滑市生活環境課、常滑商工会議所への届出や協力要請など、必要な手続きも担当した。それで初めて知ったのだが、釣り場に捨てられているゴミは、厳密に言えば "不法投棄" されたゴミなので、常滑市ではリサイクル対象にならない。つまり、不法投棄ゴミは可燃ゴミと不燃ゴミに分類されるだけで、資源ゴミのカテゴリーはない。

 午前8時30分、現地に到着。あれ? 先日よりもゴミが少ない。これはエエこっちゃ! と喜んだのも束の間、少し先のスロープの角に「J屋」「F遊」のレジ袋に、○キューの配合エサの袋、各社のルアーや餌木のパッケージ、そしてペットボトルに空き缶が野積みされていた。おい、これは全て釣り人が出してるゴミって証拠だぞ。常滑市の職員の方も、「これでもボランティアのご婦人が、ほぼ毎日ゴミを拾ってくださってるんですけどね……」と顔を曇らせる。ゴルァ〜! 釣りをしないオバチャンに、釣り人が出したゴミを片付けさせるな! つか、持って帰れよ。一人分、一家族分のゴミなら大した量じゃないんだからよォ〜。

 27人の有志が手分けしてゴミ回収開始。ついでに前島に来ていた釣り人全員に「帰り際、自分の身の回りだけでいいから片付けてっておくんなさいよ」とゴミ袋と軍手を配って歩く。さすがに、30人近いボランティアが清掃活動をしている真っ最中に、ゴミのポイ捨てや放置をする人はいないし、ゴミ袋の受け取りを拒否する人もいない(協力を申し出る人もいなかったけど……)。
 午前10時、回収したゴミの量は写真の通り。ちょっと見にはキレイに見える釣り場も、護岸の敷石の隙間や、物陰に押し込んで隠したゴミを拾い出すとこうなる。この写真は記念撮影じゃない。ボランティアスタッフの、「なんで自分達が遊び、楽しんだ釣り場を汚して行くんだ! 俺たちは好き好んでゴミ拾いをしに来たんじゃない。きれいな釣り場で釣りがしたいから、仕方なくやってンだッ!」というやりきれない思い、怒りのアピール写真だと思って欲しい。

 釣り場清掃はイベントとして、各地で定着しつつある。しかし、本来なら不必要なイベントのはず。台風などの災害で漂着したゴミを片付けるならまだしも、テメェ勝手な連中の不法投棄ゴミを拾って回ってニッコリ記念撮影なんて、ンなアホな話があるかィ! 第一だ、草野球ファンがグランドのゴミ拾いボランティアを必要としてるか? 近所からゴミ放置の苦情が出て野球禁止になった市民グラウンドがあるか? ゴルファーが河川敷をゴミだらけにしていくか? 釣り人を含めたレジャー客だけなんだよ、遊びでゴミだらけにしてンのは。「エエ加減にせんかい!」って、釣り場から追い出されて、泣きを見るのは誰なのかは考えるまでもない。自分達、釣り人じゃん。

 管理者である自治体や公共団体の皆様にも申し上げたい。自分達は "喜んでゴミ拾いをさせて頂いている" ワケじゃない。嫌々、渋々、だけど "仕方ないから" ゴミ拾いをしているだけなんだと。義勇心とか、ナントカ愛なんて高尚な心持ちなんぞ、端っからありゃしません。きれいな釣り場で遊びたい、釣りがしたいから仕方なしにやってるだけです。「釣り場清掃の儀、何卒お許しの程、宜しくお取り計らい願わしゅう申し上げ奉りまする」なんて、平身低頭でボランティア活動の許可届出なんかする気はありません。「水辺のゴミが放置されてヒドイみたいッスね。清掃ボランティアで一肌脱ごうって奇特な御仁が集まってっから、回収ゴミの処分だけ頼ンますわ」くらいのノリで申し入れしますから。それでダメなら、清掃ボランティアなんて、オイラはゼッテーに や・ら・な・い。
 愛知県豊田市は、ボランティアが回収した不燃ゴミは『ボランティアが自宅に持ち帰って処分しろ』って言ってんだよね。何が悲しゅうて時間と労力を提供してるボランティアが、回収ゴミを自宅に持ち帰らにゃならんの? オイラは絶対に豊田市のボランティアなんざやらんよ。協力を拒否するような自治体に、頭を下げてまでボランティア活動をさせていただかにゃならん理由は一つもない! (丶`益´)ムキーッ!

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 先日、フェレットのチャオが下痢気味に。元気もあるし、食欲もあるのだが、かなりゆるい軟便。以前に受けた健康診断では、骨格、内臓、皮膚、毛並、視覚、聴覚なども健康で、「健康で良い体格のフェレット」の太鼓判をもらっていたのに……。
 フェレットは腸が短く、繊維質を消化する事が出来ないから、野菜や穀物を食べただけでも、たちまち消化不良を起こしてお腹を壊す。専用フードでも成分表をよく見て、粗繊維2.5%以下の物を選ぶべきだし、尿管結石や腎結石を防ぐためには粗灰分も8%以下が良い。また、ネギ、ニンニク、チョコレート、コーヒーなどはフェレットや犬、猫にとっては猛毒同然で、うっかり食べて命を失う例も少なくない。つか、これらのモノを食って平気な動物は、超雑食性悪食の頂点に君臨する万物の霊長、人間だけらしい。
 フェレットには猫のように草を食べて毛玉を吐く習性もないので、毛玉を飲み込まないようにマメなブラッシングも必要。ちょっとした事で体調を崩してしまうのがフェレット。しかも我慢強いというか、フェレットに限らず、犬でも猫でも、動物達は本能的に弱みを見せないから、元気が無くなった時はすでに手遅れという事があるので、少しでも異常を感じたら動物病院に連れて行くのが一番だ。

 前日と当日朝の便をジッパーパックに入れて持って行き、糞便検査をしてもらった結果、腸内細菌のバランスが崩れて、悪玉菌が増えてしまっていた。原因はおそらく、ケージから出して遊ばせた時にオーディオ機器の下に潜り込んでいたから、身体に付いたホコリを舐めてしまったためだろう。
 強力ワカモトにビール酵母を混ぜたような味と匂いの粉薬が処方された。ポカリスエットビーンスターク(人間の赤ちゃん用の糖分を控えたポカリスエット)2ccに溶かして、注射器のポンプで飲ませる。口の端から流し込むのだが、これがマズイらしく、チャオは「キシャシャッ! キシュシュ〜、クキキ〜ィ!(マッジィ! 飲みたくない、ヤダ〜ァ!)」と大暴れ。それでもなんとか飲ませていたのだが、どうにもこうにも、チャオが嫌がる。5日目、あまりのストレスに "イタチッ屁" をかまされてしまった。「こりゃ、どうすべぇ?」と困っていたら、ビオフェルミンが良いと教えてもらった。動物用も人間用も同じモノだけど、人間用の方が安いとか。そいつぁありがてぇ、ビオフェルミンならウチにも常備してある。しかし、おクスリ大嫌いのチャオがおとなしく飲んでくれるだろうか? ともかく、ビオフェルミンを1/4錠に割って、チャオに匂いを嗅が……パクッ、コリコリ、アマアマアマ〜(甘いものを食べた時の人間のように口をアムアム)。あれれ、もしかして大好物なの??? おかわりまで要求してるじゃん。
 これ以来、1日1回ビオフェルミン1/4錠をオヤツ代わりに与えている。おかげでチャオのお腹の調子はバッチリ。ツヤツヤでプッキリ、爪楊枝で刺して持ち上げられるくらい健康なウンチをするようになった。

 で、今日はシュナウザーのロンの手術後1ヶ月検診の日。精巣を取ってしまったので、ホルモンバランスを崩してしまう事があるため、健康診断と血液検査を受けさせた。肥満気味だったのでダイエットさせた効果もあり、ついに体重は10kgを切り9.98kg。体温も38.3度で正常。聴診や触診でも異音や異常は見つからず一安心。最後に採血を受けて、血液検査の結果待ち。
 待つ事30分ほどで結果が出た。赤血球、血小板、白血球などは正常値、コレステロールはやや高めだがシュナウザーという犬種としては許容範囲、血中脂肪値……、手術時の数値でも正常値の5倍だったのが、今回の検査では10倍(!)に跳ね上がっていた。夏場で散歩を控えていた事と、手術で運動も控えていたため、運動不足でドロドロ血になってしまった。こりゃいかん! 涼しくなってきたし、散歩の時間と距離を増やさねば。朝晩1kmずつの散歩に戻そう。
 エサも脂質の少ないヒルズ社のプリスクリプション・ダイエットに変更。しかし、このエサ、獣医の処方で出される高脂血症犬の食事管理用特別療法食だから、とんでもなく高価! 今まで与えていたペディグリーミキサー・シニアの4倍以上……。飼い主の人間様が粗食にするしかないなぁ。あ、粗食の方が人間様の健康にも良いんだっけ(笑)。

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 伊勢湾奥のサヨリ爆釣情報で、BBSが盛り上がってるもんだから、「どこで釣れてンの?」って問い合わせが、そりゃもうワンサカ来ました。サイト上で公開してくれりゃイイじゃない、って要望もたくさん。自分だって景気のいい話を聞けば、ドコでどうやって釣れば爆釣できるのか知りたい。それは釣り人なら当然の欲求です。だけど、これだけネットが普及し、多くの人がネットで情報を得て釣りに出掛ける時代になると、釣り情報誌や新聞よりも影響がデカイ。困った事に悪影響の方がデカイと来たモンだ。

 ネット上で具体的な釣り場名や、釣り場の詳細を公表しないってのは、何も意地悪やケチな料簡で言ってるワケじゃありません。名古屋港海づり公園や新居海釣り公園といった、公に認知され、大いに釣り人で賑わうべき場所ならバンバン公表します。しかしながら、防波堤や漁港を含む港湾は『関係者以外立入禁止』の場所がほとんどで、いわゆる "黙認釣り場" なんです。あるいは数人で満員になってしまう小場所で、地元の常連さんがひっそりと楽しんでいる場所などもあって、おおっぴらにすべきじゃない。

 本音を言うなら、その釣り場の常連衆は自分達の遊び場だから、ゴミを放置したり、絶対に入っちゃイケナイ場所に侵入したりはしない。暗黙の了解のローカルルールが存在する事もある。けれど、不特定多数の釣り人が来ると、いろんな意味で釣り場が荒れてしまいます。
・前打ち釣り場なのに、団子釣りやフカセ釣りでコマセを撒く。
・エギングがメインの釣り場なのに、ウキ釣りやヤエン釣りでアジを泳がせる。
・投げのブッ込み釣りで5本も6本も竿を出す馬鹿者も来る。
誘う・探る釣りと寄せる釣り、糸を張る釣りと流す釣りは、同居出来ないし、釣り場を独占するなどもってのほか。こうなると釣り場の秩序が崩れ、釣り人同士のいがみ合いになる。釣り人ってのは、オイラも含めて決して高潔な人格者ばかりじゃありません。釣法による釣り座の棲み分けでさえ、キチンと出来ていない。ただでさえ、港湾管理者や漁業者、そして地域住民のみなさんに迷惑がられ、白眼視されているのに、釣り人同士のトラブルまで起こしたんじゃ話にならない。「自分達だけ釣って自慢するなんてズルイ!」ってお叱りもあるけれど、駐車スペースの問題もあるし、釣り場を公表してしまうデメリットが大きすぎるんです。

 また、自分は個人活動ながら、ライジャケの着用推進、釣り場保全、関係省庁への取材、港湾施設や釣り公園管理者との意見交換なんて事もやってる立場上、時にはポジショントークも必要なんです(笑)。綺麗事を並べ奉り、お行儀の良い、善良な釣り人たらねばなりません。あ、いや、現在の自分は本当に善良な釣り人ですよ。(´-`)

 そんなワケで、当サイトではコンテンツはもとより、このブログやBBSにおいても、釣り場の詳細は公表しません。決してケチな料簡でナイショにしてるワケじゃありませんよ。

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 安い釣具を全て否定するつもりはない。自分自身、イチキュッパーのグラス製防波堤万能竿も使っている。要は釣具も道具なんだから、使いよう。ところが入門者や初心者には、その "使いよう" がわからない。端っから先々で無駄になるような買い物はしない方が得。安い物で充分なのか、それなりの道具が必要なのかの判断は、場数を踏み、経験を積まねば下せない。一般的に「よ〜し、パパ、これから釣り始めちゃうぞ〜」という方々に、"安物買いの銭失い"にはなって欲しくない。入門者から初心者、そして中級者へとステップアップした時、あまり安価な釣具はリセールバリューも無いので死蔵されることになる。不思議な物で、釣具にはそれぞれに思い入れがあって、使わなくなっても簡単に捨てる事が出来ない人も多い。

 釣りは道楽。道楽の道具だからこそ、快適性を重視したい。リールが原因でライントラブルが頻発したり、ロッドのガイド緩みでまともに釣りが出来なかったり、釣りの最中に壊れたりしたのでは、せっかくの休日、楽しみにしてた一日が台無し。先日、講師役を務めた『初心者親子釣り教室』で、激安セット釣具を持ってきた受講生の何人もが、ガイド抜け、リールの故障で釣りにならなくなった。初めての釣り、楽しみにしてたお泊まりでの釣り体験、それが安物釣り道具のせいでオジャンですよ? もうね、心底ウンザリしちゃって、「二度と釣りなんかするもんかッ!」って思う人もいる。

 釣りを趣味にするなら、少々張り込んでもミドルクラス以上の釣具を買った方がイイ。絶対に、絶対に、絶対にイイッ! 満足感と充実感、そして快適性はプライスレス。私の持論は誤っていないと確信しておるのであります

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 "本気投げタックルにはミドルクラス以上が必要"って持論をBBSで開陳していたら、「初心者がそんな、何万円も釣具に使える訳がないッ! メーカーの手先になって、高額消費を煽るな!」って、お叱りのメールをいただいちゃったッス。いや〜、確かに不景気の折、何万円も道楽に使えんですわな。

 でもね、オイラってば全ッ然、反省してませんから。持論を訂正する気も、謝る気もござんせんのよ。だってさ、チョイ投げならともかく、"本気投げ" にはそれなりの道具が必要だもん。磯釣りだって、船釣りだって、ターゲットや釣法によっては、一式で数十万円が必要になりますゼ。ルアー釣りやSSIIでのサヨリ釣りにも、できれば一式3万円くらいの投資をした方が、快適で長く愛用できる。年に何回かしか使わないとか、高級な魚を釣るワケじゃないとか、それは釣具の価格や快適性とは関係のない話ですわ。

 ミドルクラス以上の釣具は、投資に見合った働きをしてくれます。激安のセット物や、ワゴンに山積みされてる釣具では、とてもじゃないけど快適な釣りは出来ゃしねェんです。また、中古タックルやオークションは、ある程度 "目利き" が出来なきゃ、良い物を安く買うのは無理。腰が抜けたヘタリ竿や、ガタの来たようなリールをつかまされるのがオチです。「釣りを経験してみたいだけなのに……」と言うなら、身近な釣りファンの人に釣具を借りて経験しなされ。"安物買いの銭失い" にならずに済みますわ。

 と、言うワケで快適な釣りを楽しみ、長く愛用出来る釣具を選ぶには、一式2万円以上は必要となるんです。なぁに、2万円突っ込んでも最低3年、手入れを怠らにゃ10年以上使える耐久消費財なんだから、あまりケチらない方が結果的にはお得って事です。

 まぁ、Crazeの前身である「安竿一本勝負」では、「安価な釣具で高級魚を釣ろう!」ってコンセプトでしたけどね。チョイ投げやサビキ釣り、活き餌を泳がせておくブッ込み釣りなら、安いグラスの防波堤万能竿の方が都合が良い場合もあるけど、エギング、本気投げ、カゴ釣りなんて釣りになると、どうしてもソコソコの釣具が必要なんスよ。安くて、軽くて、精度が高く、取り回しが楽で、扱いやすく、丈夫で長持ちしてくれる釣具があるなら、それが一番だけどね。

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 ロンから摘出した精巣腫瘍の病理検査の結果が出た。もう、ドキドキもので結果を聞きに行く。専門用語がズラズラ並んだ検査結果の用紙を渡され、先生から説明を受ける。簡単に結果だけを言えば、「悪性腫瘍ではなく、転移の心配もない。予後は良好だろう」って事だった。そして、手術時の血液検査で出たコレステロールや血中脂肪などの良くない数値も、シュナウザーという犬種に特徴的なもので、要観察ではあるが、今すぐの治療が必要な状態ではないとの事。ウァ〜、よかったァ! 正直、どんな悪い結果が出てくるか、不安で不安で仕方なかった。やれやれ……。

 ロンの病理検査結果を聞きに行くついでに、フェレットのチャオの定期検診。ところが、動物病院の待合室で、じゃれてきたイヌにチャオが咬まれてしまった。その場では痛がる様子もなく、たいしたことはないと思っていた。検診の際に先生から「あれ? このキズは?」と言われて見てみると、ブッツリ穴が……。あわわわわ、動物病院に健康診断に連れてきて、ケガをさせたんじゃ意味無ェ〜ッ! 健康診断では、内臓疾患や皮膚炎、目、耳、歯、糞便検査ともに良好だったのにィ〜。健康診断料、フィラリアの予防薬、それに咬まれたキズの化膿止め抗生物質で、総額4100円のお支払い。あ〜ぁ……。

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 ロンの精巣腫瘍摘出、精嚢切除手術から10日。術後検診と抜糸を済ませ、経過は上々と告げられて一安心。ようやくキズを舐めないように装着していたエリザベスカラーが外してやれた。キズの腫れや引きつれもなく、きれいにくっついた。だが、病理検査の結果がまだ出ていない。腫瘍は悪性だったのか、機能障害との関連性はあるのか、不安と心配が一掃されたわけではない。

 ロンは「ウッゼーッ!」と嫌がっていたカラーを外してもらえて大喜び。散歩に行くなり、そこいら中に鼻を突っ込んでクンカクンカ、スンスン、フンフン、クンクンと匂いを嗅ぎまくり。今まで鼻を突っ込みたくても、カラーが邪魔をして自由にならなかったからなぁ。餌を食べる時も、水を飲む時も邪魔で、イライラしてたんだろうと思う。

 ともあれ、ロンにお見舞いメールくださった多数の皆様、手術は抜糸も無事済み、術後の経過も良好です。あたたかいご声援ありがとうございました。ロンも喜んでいると思います。ロンは今、自分の足元に寝そべり、イビキかいています(笑)。

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 毎年、秋の恒例行事として講師を務めている一泊二日の「初心者親子釣り教室」。今年はゲストにスカパー「釣りビジョン」リポーター太田原久乃ちゃん(写真前列中央)と、報知新聞投げキス第36期名人位の伊達浩憲氏(写真前列左)をお迎えした。正統派の釣りオヤジたる自分は、この御両名と同席するにあたり、まばゆさを感じ……とは言わぬまでも、憧れのまなざしを注いでしまう。久乃ちゃんはキュートで可愛らしく、伊達名人は気さくに話をしてくれて、打ち解けた雰囲気で初日を終えた。その夜は当然、大宴……とは行かない。なぜなら、この釣り教室は、主催:愛知県教育サービスセンター、主管:愛知県美浜少年自然の家、後援:愛知県教育委員会という、"教育事業の一環"として開催されているから。当然、講師陣も館内では禁酒禁煙。宴会など、とんでもない話というワケ。それでも、深夜まであれやこれやと話も弾み、楽しい一夜となった。(もっとも、自分は体質的に一滴の酒も飲めないので、酒宴であろうがなかろうが、全然気にならずに盛り上がれてしまう、お得な人である)

 さて、一夜明けて早朝5時30分の朝マヅメ。本日の実釣タイムのスタート。久乃ちゃんも釣り支度を整えて海辺に立っていた。彼女の投げ釣り師匠は、JOFI愛知副代表の大田氏。釣りビジョンで放映された「渥美半島のシロギス釣り」で基本はバッチリ大田氏に仕込まれている。キャスティングも基本に忠実なフォームで正面4色付近に投入。「ホォ〜、タレントさんにしちゃなかなかのモンだ。さすが大田さん仕込み!」と眺めていたが、誘いのバリエーションが必要な状況になっても、引き出しの少なさで対応できていない。
「久乃ちゃ〜ん、リールを巻くのではなく、竿を動かしてゆっくり誘ってみよう」
とレクチャーを開始。
「は〜い、こうですかぁ?」
「そうそう、それでアタリが来てもアワセずに、もう一匹釣れるように同じスピードで誘い続けよう」
「あの、竿が後ろまできちゃいそうですけど……」
「竿と道糸は直角を基準に、75度〜120度くらいを保ち、糸フケを出さないようリールを巻きつつ、竿を前に出して」
「はい。でも、なんでその角度なんですか?」
「"テコの原理" だよ。魚のくわえた仕掛けが力点、竿先が支点、そして手元が作用点。作用点に最大の力が伝わる角度は90度って、力学の授業で習ったでしょ?」
「え〜! 力学ですかぁ?」
「そうよ。釣りは力学、地学、生物学、果ては天文学にまでつながるんだから」
「???」
「釣りのポイント探しは地学、魚の食性は生物学、潮の干満は月の影響で起きるんだから天文学だもの」
「うひゃー、すごい。釣りって奥深いですね〜」
ってな話をしつつ、いささか自分の鼻が高く、鼻の下は伸びかけてきた時、
「あっ、今度はずいぶん手応えが……」
「そう? じゃ、取り込んでみよっか」
ピン級ながら、シロギスがゾロゾロ付いてる……、って6本針仕掛けに6尾付いてるじゃんッ!
「やったー! パーフェクトですよ、パーフェクト!! YASUさん、ありがとうございます」
ま……、マジかよ?! フィッシングリポーターとはいえ、本業はタレントさん。投げ釣り歴はまだ4、5回目のビギナーだぜ。朝マヅメの好時合、魚影の濃い好釣り場だけど、パーフェクトの6点掛けはそう簡単に出来る事じゃない。脱帽っつーか、これが一般人とタレントの運の違いってヤツだと思った。

 今度は伊達名人のキャストを見学。ん……、竿を振る風切り音が違う。「ヒュッ!」もしくは「ビッ!」で、派手な「ビュワッ!」とか「ドシュッ!」じゃない。着水点を目で追うが、着水点が見えない! 当然、着水音も聞こえない。さすがチャンプ……。フォームは豪快にして華麗、さしたる力も入れていないのに、着水点ははるか彼方。何よりも釣り姿が様になっている。ラインに伝わる海底の変化と、シロギスからの魚信(アタリ)に神経を集中し、臨機応変に誘いを掛け、哲学者の思索姿もかくや、と思わせる風情。それでいて威風堂々、まさに王者の貫禄。カッコエエ……。これがただの釣りオヤジとチャンプの違いってヤツだ。

 久乃ちゃんにしても、伊達名人にしても、やはり身に纏う(まとう)オーラが違う。つか、そもそも自分には、オーラさえ出ちゃいないわ……。今回の講師陣の寄せ書き色紙(おこがましくもオイラも名を連ねてる)は、一生モンの宝だ。

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 9月14日、ロンの精巣腫瘍摘出手術は無事成功。術後の経過は良く、痛がる様子も、縫合した部位からの出血も全くない。やれやれ、とりあえず一安心。今までロンの股間にブラブラしていた玉袋が無くなり、後ろ姿が妙にスマートに感じる(※注:玉と玉袋は取ったが、竿はそのままです)。傷口を舐めて縫合した糸を抜いてしまわないように、エリザベスカラーを装着されたため、餌を食べたり、水を飲むのに邪魔っけそうだし、散歩に連れて行っても、カラーが電柱や植え込みに当たってウザイといった顔をしている。その様子に痛々しさを感じながらも、チョット面白かったりする(ごめんね、ロン)。

 手術前夜から絶食、午前10時に動物病院に連れて行き、先生から手術の術式、リスク面、経過措置のあらましなどの説明を受け、手術同意書に署名捺印。これから何をされるのかわからず、フンフンと鼻を鳴らしているロンに、「ロン、頑張れよ、がんばれよ!」と声を掛けて頭を撫でてやり、先生に預ける。「麻酔から完全に覚め、意識も運動機能も戻るまで経過を看ますから、夜7時位にお迎えに来てください」と先生に言われ、少し安心した。しかし、帰宅してからは電話が鳴るたびにドキドキ。先生を信頼している事に間違いはないが、万が一の事を思うと不安で、心配で、何よりロンが不憫で、どうにも気が落ち着かない。本音を言えば、手術からずっと付き添っていてやりたい気分。飼い主が付き添っていたら邪魔になるので、そんな事ァできっこないが……。

 午後7時。動物病院にお迎えに行く。迎えに行く車中、運転していても「怖かっただろうなぁ、痛がってるだろうなぁ、お腹も空いてるだろうし、つらかっただろうなぁ……」と、切ない思いで胸がいっぱい。手術直後なので、今夜も餌は与えられない。
 動物病院に到着し、受付で「手術を受けたロンのお迎えに来ました」と告げると、受付の動物看護士さんに「はい、ロンちゃんですね。無事に手術は終わりましたよ。先生から説明がありますから、お呼びするまでお待ちください」と手術の成功を教えてもらえた。よかった〜ッ! もう、この時点で目頭が熱くなりウルウル。早くロンの顔が見たい。待ち時間は15分ほどだったが、この15分が長い事、長い事。ドキドキ、ソワソワと落ち着かないったらありゃしない。
 名前を呼ばれ、診察室へ。ありゃ、ロンの姿がない? 先生から手術結果と手術に伴う検査の説明を受ける。手術はまったく問題なく成功。レントゲンや心電図からは異常な所見は見あたらないと説明された。しかし……、血液検査で副腎機能か甲状腺機能の障害が疑われる結果が出ていると告げられた。検査項目と各数値を丁寧に説明してくださり、何がどう悪いのか、どこに問題がありそうなのかまで、理解する事ができた。そして先生から、「犬種、年齢、生活環境(飼育環境)、個体差なども総合的に考え、摘出した腫瘍の病理検査の結果も含めて検討しますから、病理検査の結果を待ちましょう」と言われた。
 説明の終了後、ロンが動物看護士さんに連れられて出てきた。説明が済んでから引き渡すのは、先に患畜を引き渡すと、飼い主は患畜に気が行ってしまい、説明をキチンと聞けないからか……。ロンがトコトコと歩み寄って来た。「クウォ、ウォウォ、フンフン……」って、あれ? 全然痛がってないジャン。つか、元気そのもの? ひょ、拍子抜けした。心配しすぎていた自分が恥ずかしい(笑)。
 しかし、摘出した腫瘍の病理検査結果も機能障害なども気がかりだし、いずれも治療が必要になりそうだ。不安や心配の種は、まだまだ尽きない……。

【動物病院について】
 我が家のペット達を診ていただいている動物病院は、ネットで検索して見つけ、地域情報専門BBSでの評判と、ご近所のペット愛好家の評判を調べて決めました。我が家のペット達にとっては最高の名獣医だと思っていますが、皆さんのペットにとって最適な動物病院かどうかはわかりません。従って、メールでの問い合わせにはお答えしていますが、このブログやBBSで病院名、所在地、連絡先などの公表はしません。

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プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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