釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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「のざらし」 なんつーと、道端にガイコツが転がってるみたいなイメージがあって、ぞっとしないんだが、人や四つ足でなけりゃそんなに怖いモンでもありませんな。これからの時期は田舎の道を走ってると、カエルやスズメがぺったんこになってたりする光景に頻繁に出くわしちゃうんだが、チョイと避けて通るくらいで、可哀想とか怖いなんて感情は湧かない。これがイヌやネコやタヌキやイタチだったりすると、大いに胸が痛むし、あまりに凄惨な骸を晒していると恐怖を感じたりもするね。
で、今日は朝から岐阜県西濃エリアにお仕事で出掛けていたんだが、客先に向かう途中、田んぼのすぐ脇を通っている道路で野晒しを見つけちゃったわけですよ。もちろん、人間じゃありません。イヌでもネコでもなく、思わず拾ってしまいたくなる野晒し。「何だそりゃ?」って? カモだったんですよ、カモ。車を運転していたのでチラッとしか見られなかったんだが、どうやら車に衝突してショック死したような感じ。外傷も出血も見受けられなかったから、轢かれたワケじゃないね。
これがお仕事の前じゃなくて、さらに後続車が来ていなければ間違いなく拾ってたよなぁ。天然の高級肉が転がってんだもん。カモの旬は真冬なんだが、今の時期だって充分に美味しい。つか、真夏だって鴨肉の冷しゃぶは最高のご馳走ですよ。ローストにしてもよし、脂身の部分で大根を煮ても超~美味い。鶏はもちろん、牛や豚よりもずっと上品で濃厚な味わいです。
拾って帰って自分で捌けりゃいいんだけど、さすがにカモを台所で捌いてたりしたら、家内にドヤしつけられるのが目に見えているんで、料理屋に持ち込むか、肉屋さんに解体を依頼するかなんだが、つくづくもったいない事をした。う~ん、お仕事を休んで、もういっぺん鴨が車にぶつかるチャンスを待ってみようか……。「日本人有通田者。 田中有車道。 鴨走触車、折頸而死。」
って、それどこの韓非子? ってなお話でした。
※韓非子 「守株待兔」 =童謡「待ちぼうけ」の原案となった説話
♪待ちぼうけ~ 待ちぼうけ~ ある日せっせと野良稼ぎ~
そこに兎が跳んできて~ ころり転げた 木の根っこ~♪
で、今日は朝から岐阜県西濃エリアにお仕事で出掛けていたんだが、客先に向かう途中、田んぼのすぐ脇を通っている道路で野晒しを見つけちゃったわけですよ。もちろん、人間じゃありません。イヌでもネコでもなく、思わず拾ってしまいたくなる野晒し。「何だそりゃ?」って? カモだったんですよ、カモ。車を運転していたのでチラッとしか見られなかったんだが、どうやら車に衝突してショック死したような感じ。外傷も出血も見受けられなかったから、轢かれたワケじゃないね。
これがお仕事の前じゃなくて、さらに後続車が来ていなければ間違いなく拾ってたよなぁ。天然の高級肉が転がってんだもん。カモの旬は真冬なんだが、今の時期だって充分に美味しい。つか、真夏だって鴨肉の冷しゃぶは最高のご馳走ですよ。ローストにしてもよし、脂身の部分で大根を煮ても超~美味い。鶏はもちろん、牛や豚よりもずっと上品で濃厚な味わいです。
拾って帰って自分で捌けりゃいいんだけど、さすがにカモを台所で捌いてたりしたら、家内にドヤしつけられるのが目に見えているんで、料理屋に持ち込むか、肉屋さんに解体を依頼するかなんだが、つくづくもったいない事をした。う~ん、お仕事を休んで、もういっぺん鴨が車にぶつかるチャンスを待ってみようか……。「日本人有通田者。 田中有車道。 鴨走触車、折頸而死。」
って、それどこの韓非子? ってなお話でした。
※韓非子 「守株待兔」 =童謡「待ちぼうけ」の原案となった説話
♪待ちぼうけ~ 待ちぼうけ~ ある日せっせと野良稼ぎ~
そこに兎が跳んできて~ ころり転げた 木の根っこ~♪
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