手入

　日曜日に雨中釣行したため、竿とリールの手入れ。竿は濡らしたキレイな布で良く拭い、研磨材の含まれていないカルナバ系ワックスを薄く塗布して乾拭き。竿の表面は鏡のようにツヤツヤピカピカ。これで次回も雨の中で釣りをしても、竿に道糸がまとわりつく事なく、快適に釣りができる。自分は自他共に認める最強雨男なので、雨中釣行を前提にメンテナンスをしている、ってのがチョト悲しい（笑）。

　リールは分解して、リールの内部に浸潤した水が混じって白っぽく濁ったグリスや、古くなったオイルをパーツクリーナーで溶かし落とす。水分の混じったグリスや古くなったオイルをそのままにしておくと、錆や固着の原因になるので必ず取り去っておきたい。乾いた布と綿棒でよく拭き取り、新しいグリスとリールオイルを注油。ベールのラインローラも分解してリールオイルを一滴。これで購入時と変わらぬ、滑らかで快適な使用感が維持できちゃう。

　餌入れの木桶は食器洗い洗剤で良く洗い、臭いが気になる場合はキッチンハイターで除菌消臭。ハイターが残らないように良くすすいでから、しっかり乾燥するまで外干ししてお手入れ完了。

　合羽（レインウェア）はシャワーでぬるま湯を掛け、表面の汚れを落としたらタオルで水滴を拭い取って陰干し。乾いたら撥水性能を維持するために、撥水スプレーを吹き付けておく。ブーツ（長靴）も同様に汚れと塩っ気を流し、靴底の砂や泥をタワシで擦り落として陰干し。

　こういったメンテ作業をしていると、なんだかんだで3～4時間はあっと言う間。これを面倒がって放っておくと、釣具やウェアの性能も寿命も短くなってしまう。面倒は面倒なんだが、こまめに手入れをしていると、愛着が湧いてくるもんですよ、ってお話でした。