忍者ブログ
釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
[56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 2004年7月の改正SOLAS条約施行発効、それに伴う国内法の「国際船舶・港湾保安法」の施行により、全国の主要港から人々の歓声が消えた。多くのレジャー客や釣り人で賑わっていた岸壁は今、ほとんど無人だ。国際情勢の複雑化、テロの脅威を考えれば当然の措置であったが、残念ながら規制強化の告知の方法に問題を感じざるを得なかった。

 「水際線の開放」「市民とともに歩むみなと」、「地域・観光振興の拠点に」という『みなと作りの指針』を掲げた港湾開発には大いに賛同するものだが、実際の運営に目を向けてみると、「本当に? 本気で? 掛け声だけじゃないよね?」と疑問を呈したくなる。

 港湾や護岸の運営を引き継ぎ、実際の管理を行っている地方公共団体に、レジャー目的での港湾立ち入りを問い合わせてみると、必ず「港は遊び場として作ったのではありません」と木で鼻を括ったような回答が返ってくる。SOLAS規制対象エリアでなくても、である。残念な事に「海とみなとの相談窓口」でも、同様の回答をされた事がある。

 港湾は産業振興、護岸や防波堤は国土保全と防災を目的として作られているのは重々承知。されど、開発や造成の段階では市民利用も想定して作られてきたはずなのに、実際には立入禁止になっている場合が多いという現実。これはどう考えればよいのだろう? 親水護岸として造られた護岸にもかかわらず、水辺への立ち入りが完全に禁止されている護岸さえあるのだ。

 人々が潮風に憩い、釣り人が魚釣りを楽しみ、若者達が愛を語った、ロマンチックな場所であった港の岸壁は今、動くものは作業服を着た人々と、クレーンや荷役作業機械だけになっている。「市民と共に歩むみなと」を標榜するならば、現状を充分に検証、理解しておくべきであろう。

 人々が真に求めているのは、生涯に何回利用するかもわからないイベントホールや多目的会館ではなく、気軽に足を向ける事のできる日常の憩いの場なのだ。

-「月刊港湾」'05年10月号掲載稿に加筆修正-

拍手

PR


 松浦亜弥主演の『スケバン刑事』(紋舞らん主演の『スケパン刑事』じゃないよ)。アイドルに興味のないオッサンなので、何の関心も持っていなかったのだが、アクション監督が横山誠監督と聞いては無関心ではいられない。ワイヤーアクションなどハリウッドスタイルの激しいアクションシーンもふんだんにあると聞いて、俄然興味が湧いてきた。

 実は『スケバン刑事』には、つらい思い出がある。南野陽子主演の『スケバン刑事II』で、南野陽子の吹き替えスタントやアクション指導をしていたのは、大野剣友会の高木政人さん。高木さんには江古田の体育館でアクションの稽古を付けていただいたり、大泉の撮影所でも何かとお世話になっていた。所属事務所は違ったが、業界の良き先輩として高木さんを慕っていた。その高木さんは'86年1月、撮影の休憩時間中にバイク事故で亡くなった。葬儀にも参列したが、あの時のつらさが「スケバン刑事」と聞くと思い出されてしまう……。

 さて、松浦版『スケバン刑事』のアクションスタント担当は熊田弥生嬢。SODのOV『あぁ、一軒家プロレス』ではソニン、『牙狼』では肘井美佳、及川奈央のアクションシーンを担当してきた、トップクラスのアクションレディだ。オイラがたまげたのは、『牙狼』10話「人形」。地味なシーンだが、"コンクリート階段の角にボディスラムで叩き付けられ、転げ落ちる" という、信じられないスタントもこなしている。脊椎プロテクターを入れているとはいえ、香港映画だって女性にこんなスタントはさせないんじゃないかと……。「ありゃメチャだよ。危なすぎ! 怖くなかった?」と熊田嬢に聞いたら、「横山アクション監督が『あ~、彼女(熊田嬢)はプロレス好きというより、女子プロレスラーみたいなモンだから(笑)。やっちゃって、やっちゃって♪』ってなノリで撮った」んだそうな。ンな事をやらせちゃう横山監督も横山監督だけど、女の子を階段の角にボディスラムで投げ落としたAAC(横山監督率いるアクションチーム)のアクションマンも、それを引き受けちゃう熊田嬢も、みんなどうかしてるしッ! 才能のないオイラはサッサと足を洗っといてよかった、マジで……。

 その、どうかしちゃってる熊田嬢だが、カンフーの腕前も相当なもので、今年の伝統拳術選手権、翻手拳の部において全国2位のホンモノ。ってな話を聞くと、女子プロレスラーみたいなガチムチのゴッツイ女性を想像するだろうが、実際の熊田嬢はフツーの女の子。オイラが悪ボス役で出演した妙高サンシャインランドの子どもショー(百獣戦隊ガオレンジャー)のステージで、満場の観客に向かって「コマネチ!」をやらせたら、ショーの後、マジ泣きしながら怒ってきた。痛いのや危ないのや怖いのは平気なクセに……、恥ずかしいのはダメなのね(笑)。

 熊田嬢をはじめ、梛野素子姐(AAC)も、鈴木愛姐(JETS)も、矢島由紀姐(JAC)も、志村しのぶ姐(JAC)など、オイラの知るアクションレディ、スタントレディはみんな、ルックスもプロポーションもビシッとシェイプされている。コンビニ前にしゃがみ込んでいるオジョーチャンや、そこらのチャラいオネイチャンなんざ目じゃない。さらに言うなら、スポーツの単種目アスリートよりも、体力、スタミナ、柔軟性、敏捷性において、総合的なポテンシャルを要求されるのだから。マジ、男前……じゃなかった、カッコイイ体型をしてるから、作品のアクションシーンにご注目!

拍手



DVD コラボ組んでるクリエーターとの打ち合わせの帰り、DVDショップを覗いちゃったのが悪かった。中古DVDコーナーに「'63 市川雷蔵版『眠狂四郎全集』DVD-BOX 巻之壱」らしきの黒と白とオレンジのパッケージが! 見たかったんだよ、コレ。欲しかったんだよ、コレ。買いそびれてたんだよ~、コレ~!

 オイラは肩の力を抜いたコラムや記事を寄稿する時には、"居眠釣四郎" というペンネームを使うほど、眠狂四郎の大ファン。狂四郎のセリフのいくつかは諳んじているくらい、好きで好きでたまらない。狂四郎の手下となって働く "巾着切りの金八" や、"唐人陳孫" たちの気持ちがよくわかる。いいや、オイラ、狂四郎様になら抱かれてもイイ! 狂四郎に衆道(同性愛)趣味は無いんだけどね(笑)。

 『眠狂四郎』の映像作品には、市川雷蔵版・片岡孝夫(現:片岡仁左衛門 )版・田村正和版があるんだけど、オイラは雷蔵先生の眠狂四郎が一番好き! シバレン(柴田練三郎)先生の原作に登場する狂四郎のイメージにピッタリ。キザでニヒルなセリフも、背中に背負う因縁や業も、雷蔵先生は見事に演じてくれているのだ。片岡版も斜に構えたスノッブな狂四郎が楽しめる。片岡版はすでに所有済み。DVDが擦りきれそう(?)なほど、繰り返し観ている。

 それはともかく、「誰かに先に買われちゃったらアウトだ!」と、大慌てで店内に駆け込み、一目散に棚に突進。間違いなく雷蔵版『眠狂四郎』。棚から引ったくるように箱を取り上げ、小脇に抱えてレジカウンターへ一直線。こういう時のオイラは、前後の見境を失い、金銭感覚も思考力も停止状態。おそらく、薄くなりかけた髪を逆立て、眉は吊り上がり、目は三角、顔は紅潮、鼻息ブヒブヒ。

 「コレ、ください!」レジカウンターに差し出した瞬間、『眠狂四郎全集』であることを確認しただけで、DVD-BOXの値段も、財布の中身も確認していなかった事に気付く。ヤバイ! たいていの場合、オイラは外出する時、30Kほど財布に入れて出掛ける。今日は打ち合わせでコーヒーとパンケーキを喫茶店で、その後レストランでランチを食べた。交通費が往復で1.2K。つまり、DVD-BOXが25K以上だったら万事休す。バーコードリーダーが「ピッ!」。背中と脇の下に気持ち悪い汗がジンワリ。レジスターのプライスディスプレーに表示された価格は……、¥14,880。ウォ~、いらぬ恥をかかずに済んだ、助かったァ~。

 オイラの悪癖である "衝動買い&浪費癖"、いつもやらかしてしまっては反省するのだが、まぁったく治りそうな気配無し。これはもう、治らんかもわからんね。

拍手



Puppet01 物好きでお人好しのお節介焼きが昂じて、9月9日~10日に愛知県美浜町で開催された「初心者親子釣り教室」で、釣り場の安全と危機回避の人形劇をやってきた。原案・脚本・演出・繰演・声のすべてを一人で、ポニー(子馬)のパペット2体を使って、ライジャケの着用励行、落水時の対応、釣り場の危険箇所、危険回避などについて、20分の人形劇。『Fishing has now become a craze.』のトピックスにも掲載したが、子ども達の反応はまずまず好評。まぁ、学校の授業にも似た、長々とした講義を聴いているよりも、お遊びの要素も組み入れた人形劇の方が子どもウケはするだろう。しかもテーマが「安全と危険回避、危機対応」だから、ウダウダと説教クサイお話を聞かされるのは、子どもならずとも自分だって御免蒙りたい(笑)。そこで人形劇仕立てにしてみた。
 こちとら痩せても枯れても元役者。子どもショーの出演経験だって20年以上あるし、現役の物書きでもある。様々なセレモニーやイベントの演出、MC(司会)も商売にしているんだから、子ども達に楽しんでもらおうって気持ちは誰よりも強い。惜しむらくは本業の仕事が忙しく、稽古の時間が充分に取れなくて、段取りが完璧とは言えなかった点。来年はもうちょっと時間と手間を掛けた人形劇に仕立てたい。

 この親子初心者釣り教室は今年で9年目になる。小学生とその保護者を対象とした、主催:愛知県教育サービスセンター、主管:美浜少年自然の家、後援:愛知県教育委員会という公的イベント。投げ釣りのノウハウ・釣りマナー・釣り場の環境保全の講習+キャスティング実践練習・シロギスの実釣に釣魚料理までを一泊二日で学べる、全国でも希有な釣り教室。当然、県内から多数の応募があり、参加者は抽選。今年は募集40家族に対して、応募は180家族! 抽選倍率4.5倍ッてな人気イベント。
 で、例年参加受講者は120人前後になる。この受講者を10人ほどの公認釣りインストラクターが、文字通り "手取り足取り" 教えるワケ。何しろ竿を持った事も、リールを使った事もない小学生児童に教えるのだから、簡単な事じゃない。講師である釣りインストラクターは釣り歴ン十年のベテラン。講師が常識だと思ってる事が、受講者には理解できていない事もある。釣り教室の開催準備段階から、ものすごいエネルギー&パワーが必要となる。その上、無報酬で貴重な休日を2日間費やすってンだから、よほどの物好きかお人好しでもなきゃ、とてもやってられないのが実情。

 こっからはチト裏話。自分が講師として参加して今年で4年目。実は前々から「釣行時のライジャケ着用励行と、安全知識、危険回避を教えましょう」と提案していたんだけど、「釣りの敷居が高くなるから、ライジャケ着用の励行はしない」と却下され続けていた。釣りの楽しさを教える事が安全よりも優先されていたというワケ。それでも「安全は全てに優先する」と提案(=強弁)し続けてきた。安全優先という世論の拡がりもあり、ようやく3年越しの提案が今年になって採用された次第。
 しかし、釣りインストラクターの組織は、潤沢な資金を持っていない。子ども達に体験着用させるライジャケも簡単に購入できない。言い出しっぺである自分は、有力釣具店に協賛提供を掛け合いに行くと約束。幸いにも、釣り雑誌に連載を持っていたり、国交省関係の機関誌に執筆したりしているので、釣具店や釣り具メーカーには顔が利く所もある。決裁権を持つ社長や店長にお願いに行き、ライジャケや釣り仕掛けの協賛提供を得た。どこぞの釣りチームが物乞いやタカリに行くのとはワケが違う。農水省水産庁が主管する公的団体「全釣協」の公認釣りインストラクターが、愛知県教育委員会の後援する公的行事に協賛してくれと言うのだから。

 釣具店にとっても協賛のメリットは大きい。なにしろ、釣り初心者が増えてくれなきゃ、先々の商売は成り立たなくなる。協賛してくれたメーカーや釣具店の名前を冠した記念品を参加者に配る。100名を超える初心者が一堂に会する場所など、滅多にあるモンじゃない。初心者は最初に薦められたモノやお店を使う。釣り教室への協賛は、水道の蛇口を開けるようなもの。いや、川上の水源開発と言ってもいいか。

 かくして、今年の親子初心者釣り教室も大好評で幕を閉じた。この善意の結晶とも言える釣り教室、いつまでも続いて欲しいものだ。

拍手



 我が盟友、前田浩氏が暗黒騎士キバ役で出演していた「牙狼」のヒロイン、肘井美佳さんのブログ9/16を見ていて驚いた!
http://ameblo.jp/mikaringojuice/entry-10017091035.html
彼女のアクション師範が岩本淳也ッ!(びっくりして敬称略) 岩本淳也氏とはヒーローショーで新潟やら、今はなき行川アイランドの閉園イベントやらで一緒に演り、今でも盆暮れの挨拶は交わしてる仲。岩本氏はカンフーの達人で、国内の大会でも数々の賞を受賞し、香港映画にも招聘される実力派アクションマン。アクション指導の道場を開いたとは聞いていたが、師弟に肘井美佳さんがいたとは……。
※現在、岩本淳也氏は香港アクション映画に招聘されて、香港に行ってます。帰国は年末頃らしい。

 GAROで肘井美佳さんや及川奈央さんの吹き替えスタントを担当し、4話ではホラーの化けたナース役を演じていたアクションレディの熊田弥生嬢とも、一緒にヒーローショーを演ったし、横山監督とも演った事がある。正月番組の「八犬伝」の柄沢功アクションコーディネーターに至っては、オイラが立ち回りやらアクロバットを教えた後輩だもんなぁ。

 オイラは自分の才能に見切りを付けて足を洗ったけど、一所懸命で頑張ったみんなは、それぞれに才能を開花させて、第一線で頑張ってる。

 みんなみんな、これからも頑張って、身を立て、名を挙げ、やよ励めよ〜。オイラも頑張るッス!

拍手



 「猫まっしぐら!」というCMフレーズがあるが、我が家の老猫アビ(19歳)は慢性腎不全を患っているため、好物だったマグロやカツオ、鶏ササミなどを食べさせてやることができない。療養食による食餌制限で尿毒症を抑えているためだ。寝ることと食べることが楽しみである猫。その "食べること" を厳しく制限されるのだから、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質、生き甲斐)が低い。マズイけど腹が減ったから渋々療養食を喰う。可哀想なのだが、食餌制限を緩めると覿面に検査数値が悪化する。尿毒症を起こしたら死んでしまう。全身に毒素が回り、多臓器不全に陥るのだから、決して楽な死ではない。なんとしても尿毒症は避けてやらねばならぬ。
 「猫の喜ぶ療養食はないものか……」とネット検索。ヒルズ、ウォルサム、ユーカヌバなどの代表的な療養食は、外国製で鶏肉の風味が中心。日本の猫は仔猫の頃から魚で育つ。国産のペットフードメーカーを調べてみても、療養食は作っていない。う〜む、困った。そこで腎不全の改善薬「コバルジン」を出している三共ライフテック社のサイトを調べ……って、あったァ! 『ドクターズケア キドニーケア』。魚風味の旨味成分コーティングが施されてる。さっそく動物病院にサンプルを取り寄せを依頼(動物用療養食は動物病院経由じゃないとサンプルは入手できない)。運良く、翌日にはサンプルが届いた。
 19年も生きてきて、美味い不味いを知り尽くしたアビ。はたして、この療養食を気に入ってくれるか……。
 「アビ、アビ。新しい療養食だよ。喰ってみておくんなさいよ」
 「あいよ。どれどれ……、アニャニャニャニャ! これは美味いニャ〜!」
おぉ〜、まさしく猫まっしぐらじゃん。ハグハグと夢中で食べてる。よかった。日々の楽しみである食餌が、不味くて渋々喰うようなシロモノじゃ、アビも長生きしている甲斐がない。すぐに1.5kg入りを発注したのは言うまでもない。アビは今日も「アグアグ、カリカリ、美味いニャ!」と新しい療養食を食べている。

※アビには慢性腎不全の改善薬として、コバルジン4g(1包)を2回に分けて、朝夕投与。皮下輸液は乳酸リンゲル液ソルラクトを150cc自宅で輸液。療養食のウェットフード(猫缶)はヒルズのk/d。ドライフードは本文中に記載の三共ライフテックのドクターズケア猫用キドニーケア。通院は10日おきで、毎月1回血液検査。

拍手



今日は愛猫アビの定期検診&愛犬ロンの術後検診。
アビはここ数日、ヤニっぽい涙目だったので角膜検査も。
角膜は問題無しだが、涙のphが偏っているので点眼薬が出る。
ロンは尿検査と血液検査をお願いし、尿検査は問題無し。
血液検査ではやはりTGが標準値の4倍。
膀胱結石予防の療養食は、高脂血症には良くない配合。
でも膀胱結石予防を優先させるべきという事で、ウォルサム社
phコントロールを与える事に。ついでにフィラリア予防薬。
アビの自宅点滴15日分+点眼薬+検査費用で12K。
ロンは尿検査&血液検査+中性脂肪&コレステロール抑制剤+
フィラリア予防薬で18K。
合わせて……今日だけで30K! ヤッベェ!
今月の動物医療費予算を突き抜けちゃったよ、ヲイ。
あぁ……、我が家の財政破綻の日は近い……○| ̄|_

拍手



 フリーのプランナーなどという、不安定でアホな商売をしながらも、また一つ馬齢を重ねる事が出来た。で、そのアホの誕生日が忙しいっつーか、バタバタと動き回り、ジャブジャブとお金を使いまくる一日となった。

 まず、朝一で ニンテンドーDS−Lite の購入整理券をもらいに近所の大型家電店へ。あれ? 今回は抽選じゃなくて、整理券を獲得すれば買えるんだ。コイツはラッキー! ついでに「もっと脳を鍛える……」「えいご漬け」も購入しちゃった。およそ25Kの出費。

 続いて、動物病院に行き、愛犬ロンの膀胱結石の手術のための施術説明を受けて預けてきた。手術は午後。夕方6時に手術の結果と経過説明を受けに動物病院を再訪。手術は無事成功。ホッと胸を撫で下ろしたが、摘出された結石が想像以上に大きくてビックリ。色、形状、大きさは、お菓子のマコロンそっくりだった。それでも術後経過は良好で、ICUに入っているロンに面会してきたら、まだ麻酔から覚めきっていないので、ボンヤリとした様子だったが、それでもフラリと立ち上がり、「YASUの旦那ァ、俺ァ家へ帰りてェよ……」ってな顔でオイラを見上げてくれた。よく頑張った、13歳半という高齢で良く手術に耐えてくれた(思わず落涙……)。ロンは5月2日まで入院。昨年12月の愛猫アビの腎臓摘出手術の時と同じく、毎日面会に行って、経過説明を受ける。つくづく、良い動物病院に巡り会えたと思う。でも、手術費、検査費、入院費で100K以上の出費確定。

 動物病院の帰りがけに、営業を兼ねて釣具店へ。新調したかった前打ち竿を眺めている内に、気分がムラムラポッポとしてきた。黒鯛工房やらDAIWAやらSHIMANOやらの竿を比べて、あれやこれや思案する事小一時間。お店を出る時の「ありがとうございました〜♪」の声で正気に返……って、ウァ! DAIWAブラックジャックスナイパーT-53U(本体定価45K) の包みを抱えてるじゃないのよ、オイラってば。GWセール中なので約30Kの出費で済んだけど……。

 しかしまぁ、自分へのお誕生日プレゼントにしちゃ、チョット高額すぎた。ロンの治療費を別にしても55Kだもんなぁ。年齢の1千倍を超えちゃイカンよねェ、やっぱし……。

拍手



 愛猫アビ(19歳・♀・腎不全)の定期検診に行ってきた。今日は一般検診だけではなく、血液検査も行って腎機能を検査。通院は毎月2回。月半ばの通院では一般検診、月末は腎機能検査というスケジュール。もちろん、その間は毎日、自宅で点滴治療をしているし、食餌療法も続けている。結果は……、特に大幅な変化無し。BUN(血中尿素量)47.0、CRE(腎濾過量)3.0は、どちらも標準値の1.5倍。1月17日の64.0と4.6からは改善されたが、2月3月と変化しなくなった。先生からは、「アビちゃんはこの状態で日常生活に支障が無い様子なので、この状態をキープ出来れば大丈夫でしょう。アビちゃんの身体が、この状態に適応しているようです。正直な所、これ以上の現実的な治療方針も立てられませんし、腎機能の改善は見込め無いと思います」との説明。なるほど、毎日の点滴、コバルジンの投与、療養食で、現状キープが唯一無二の現実的方法だが、腎不全を患っていても、階段も駆け上るし、ケンカだって受けて立つ元気もあるのだから、不安ながらも過剰な心配は不要だろう。

 そしてまもなく4月。これからはロンの狂犬病ワクチン、混合ワクチン。チャオにはジステンパー予防ワクチン(キャナイーンかドヒバック)、そしてロン・チャオにフィラリアの予防薬(モキシデクチン)、アビ・ロンのノミ除薬(フロントライン)の接種と投与が必要になる。わぁ〜、これだけでも数万円の出費だよォ〜。

 アビ・ロン・チャオよ、これ以上は病気やケガをせず、元気で健やかな日々を送っておくれェ〜。お願いね!

拍手



 外猫のシャーが永久の旅路に出て、3月5日で1年が経過した。悲嘆の思いに涙が滲むような事はなくなったが、やはり忘れられる事ではない。悲しみが哀しみに変わり、想い出として胸の奥に残っているとでも言おうか……。
 シャーが旅立ってから、我が家のペット事情もいろいろとあった。夏にフェレットのチャオを迎え、秋には犬のロンの精巣腫瘍摘出手術、暮れには猫のアビの腎臓周辺腫瘍と右腎臓の摘出手術に腎不全、年が明けてロンの歯科治療と口内腫瘍の除去に肝機能障害……。
 若いチャオはともかく、老齢期のペットのケアに時間も費用も相当に注ぎ込んでいる。計算するのが恐ろしいほど、この半年ほどでお金を使った。医療費に療養食で50万円は使っているだろう。通院の回数も時間も相当だ。アビは毎日、自宅で点滴を続けているし、食餌も療養食、2週間おきに通院が欠かせない。ロンも肝機能障害犬用の療養食を与え続けなければならない。
 なぜ、そこまでペットにしてやるのかって? 縁があって共に暮らし、心癒してくれているのだもの。そして、シャーを救ってやれなかった哀しみが、今も胸の奥に残っているからだろう。

拍手



カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
男性
自己紹介:
釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
最新記事
(09/01)
(08/24)
(08/13)
(07/29)
(07/23)
最新トラックバック
ブログ内検索
アクセス解析
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]