創痍

　小惑星イトカワの探査を終え、地球に向かって帰還の旅を続けている小惑星探査機ハヤブサのイオンエンジンが、４機の内３機までが故障してしまったという。これまでも数々の困難を乗り越えて帰還の旅を続けているハヤブサ。文字通りの満身創痍ながら、なんとか頑張って帰ってきて欲しい。まぁ、機械（メカ）に頑張れもへったくれもないんだが……。
【ＪＡＸＡ 小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジン異常について】
　http://www.jaxa.jp/press/2009/11/20091109_hayabusa_j.html

　以前にも「孝子」（'09.05.06）ってエントリーでハヤブサについては述べたが、小惑星イトカワは戦闘機「隼」の生みの親である糸川博士にちなんで命名されている。そしてハヤブサは……、もちろん「隼」にちなんで命名されているわけで、遠い遠い天の向こう側にある、父の名を冠した星（小惑星）を訪ねて数々のミッションをこなし、今、母なる地球に向かって、満身創痍で帰還の旅を続けているわけですよ。もうね、日本人なら胸にグッと来るモノがあるでしょうよ、ってお話です。

金利

　しばらく経済ネタを書いていなかったんだが、「最近おとなしいね。相場で大損でもこいた？」 とか心配メール（？）をくださるお友達がいて、余計なお世話っつーか、自分は元から "持たざる者" なので、大損するほど相場にお金を突っ込んだりしていません。相場師は乱高下する地合で勝負するから相場師なんだが、自分はウォッチャーではあっても相場師ではありません。

　まぁ、チョットだけ金（GOLD）を買ってみたりはするけど、あくまでも現物をチマチマ買っては資産防衛の練習（≒小遣い稼ぎ）をする程度。株相場なども目先小すくいで利喰えそうなら極々まれにやらないでもないが、基本はシミュレーションだけです。まぁ、相場と呼ばれるモンには手を出していないと言ってもイイです。

旧交

　釣り情報誌「磯・投げ情報」でお馴染みのKENさんと久しぶりに会った。５年ぶりなので 「旧交」 ってほどでもないんだが、それでもまぁ、久しぶりは久しぶりですな。何のため、って言えば、そらもう釣り関連のお話です。知多半島伊勢湾側の釣り場を何カ所か案内して、季節毎の釣り物なんかをアレコレと。釣り場を見て回っただけで、竿は出してないんだが、KENさんクラスの釣り人になると、しばらく釣り場のシチュエーションを観察すりゃ、だいたいの攻略法は思い浮かぶ。あーじゃないか、こーじゃないかと予想立てできちゃうわけです。さすがだね。

接種

　なんやかんやで延び延びになっていたインフルエンザ（季節性の方ね）の予防接種を、家内と一緒に受けてきた。もっと早くに射ってもらうつもりだったのだが、お金にならないお仕事（＝営業）でアチコチ動いていたおかげで、今日になってしまったのですよ。だってさぁ、お医者に行っても待合室で１時間くらい待って、接種を受けたら３０分は経過観察があるから、１時間半～２時間はかかっちゃうんだもの。

　今年は新型インフルエンザの爆発的流行もあって、季節性インフルエンザのワクチンも品薄になっているらしく、予約無しの飛び込みでは断られてしまうらしい。自分は毎年、かかりつけのお医者にお願いしているので、「インフルエンザワクチンの接種をお願いします。明日か明後日でもイイですか？」の電話一本でOKだったけど。歯の治療もかかりつけの歯科医院なら、多少の我が儘や無理は聞いてもらえる。１月に前歯がおっ欠けてしまった時も、飛び込みで治療してもらえた（笑）。

　やっぱりね、近所にかかりつけのお医者を持っておくことは大事ですよ、ってお話でした。

寒気

　いやいやいやいや、突然の冷え込みで参っちゃいますな。まぁ、今日は祝日、文化の日と言えども、自分みたいな売文屋なんてェ商売の人間には、休日なんてモンはあって無きがごとし。お呼びが掛かれば出掛けて行かざるを得ない。で、相手の事務所に呼ばれて行ったはいいけれど、応接室が寒いったらありゃしない。北向きで日は当たらないわ、隙間風は吹き込むわ。思わず「ちょっと寒すぎじゃないですか？」って失礼を承知で言っちゃった。

　したっけ、なんでもこないだの台風18号で事務所の建て増し部分と母屋の間に隙間ができちゃったらしく、隙間風どころか雨漏りもするってンだけど、まだ直していないとか。……、そ～れ～はぁ、チョットォ～。お仕事の話はありがたいが、お支払いは大丈夫でござろうか……。そんな不安を胸に、話はさっさと切り上げて逃げるように事務所を後に。

　時間が余ってしまったので、釣り場の様子でも見てこようかと思ったンだが、風が強いし、行くだけムダ。まぁ、この冷え込みと時化で水温が下がり、２～３日もするとサヨリが活気づくかもしれない。小春日和の穏やかな日を選んで釣りに行ってみようかな、ってお話でした。

冷汗

　最凶雨男の異名にかなった雨ではなかったが、サヨリ遠投釣法体験会は、ボウズが出なかっただけでも上出来、と言わざるを得ない激渋釣況でしたよ。参加はＯ田代表、Ｕ野先生、ハッシーさん、Ｎ嶋さん、Ｍ田さん、夕べ餌屋で知り合ったＩ藤さんに自分。それと遅れて観戦参加のＳ下内水面部長。

　午前6時過ぎにスタートするも、なっかなか当たらない。遠投して丁寧に潮目を探り、攻めてみても無反応。あれェ～、やっちまったか？　っとイヤな想いが頭をよぎったその直後、Ｏ代表が一発目を仕留めてくだすった。それからしばらくしてＩ藤さんが一尾。自分にもアタリがあったが針掛かりせず。ココン、と来ても針掛かりしない。ようやく自分が一尾目を仕留めたのは7時半近く。（この間、Ｉ藤さんに手ほどきしたり、Ｕ野先生のタックルの支度をしたりしてはいたけど）

白髪

　白髪……。「しらが」 と読むか 「はくはつ」 と読むかで、ずいぶんと印象が違ってくる。「しらが」 だとオッサンやジイサンのイメージなんだが、「はくはつ」 だとナイスミドル、ダーク＆エルダーなジェントルマンってな感じ……するよね？　自分は若い頃から白髪が多くて、30代前半の頃から髪を染めていたんだが、髪質のせいもあってきれいに染めるのが難しい。染めても白髪の部分だけが、メッシュを入れたように栗色になってしまう。年に一度はブリーチで髪全体を金髪にして、それからダークブラウンで染め直すんだが、まぁ、面倒くさいワケです。自分の父は60代に入ってきれいに白髪になり、70代になった今ではなかなかに格好良いシルバーグレーだが、40代～50代の頃はよく染めていた。

感涙

　録画しておきながら忙しくて観ていられなかった、日曜劇場 「JIN－仁－」 の第一話をようやく観た。な……なんだ、このドラマは！　圧倒的な存在感を放つ俳優陣の演技にグイグイとストーリーに引き込まれ、主要なキャストは全員が主役級。しかしながら、豪華キャストの顔ぶれだけで視聴者受けを狙った作品じゃないな。演技派、個性派揃いだもの。原作は「熱風の虎」（古いな……）などで有名な村上もとか先生。原作のアレンジも見事だ……。マンガベースのドラマは余り好きじゃないんだが、この「JIN－仁－」は別格だと思う。
「JIN－仁－」公式サイト　http://www.tbs.co.jp/jin2009/

誌面

　「明日の新聞紙面で……」 なんってーと、どこぞの通販や通教講座みたいなんだが、明日の中日スポーツ釣り欄に、どこぞの釣りオヤジが偉そうなことを抜かした記事が掲載されます。12日に釣友のＴ辺さん、17日にJOFI愛知Ｏ田代表と釣行したサヨリの記事です。釣果、釣法、道具立て、ノウハウはもちろんなんだが、マナーや安全にも言及しておいた。

　まぁ、あれだ、陸っぱり釣り人が港湾関係者やら、漁業関係者やら、地域住民のみなさんに嫌われ、厄介者扱いされる三大原因なのが、ゴミの放置、迷惑駐車、そして落水事故ですな。この他にも設備や施設の破損や汚損なんかもあるんだが、今に始まった事じゃないにしても、日本人の民度の低下とか、親の躾がウンヌンとか、"廉恥"っちゅう気持ちが薄れて "破廉恥" な連中が増えてるとか言われているわけですな。

堅実

　売文屋なんてぇお仕事をしていると、抱き合わせで様々なイベントやら、研修やら、情報誌の新企画やらに参画する場面も多々ある。自分の本業の肩書きには企画屋（プランナー）ってのも謳ってあるので、お金をくれるのなら喜んで引き受けている。まぁ、好きでやってるボランティアなんて時は無償でやるんだが。

　で、他のプランナーやデザイナーやスタッフと一緒に、アレコレと企画立案をして行くワケなんだが、当初は思い付きを次々と並べていくわけです。実現可能かどうかは別にして、面白そうなこと、世間に受けそうなことをドンドン出し合う。まぁ、この段階では "構想" なんて段階じゃなく、"空想" あるいは "妄想" なんだが、何事も端緒てのは、思い付きやひらめきから始まるワケです。

　並べ立てた空想やら妄想やらから、今度は予算や時間でふるいに掛け、さらに、どれだけのリターン（＝売上げ、集客、反響）が得られるかで、実現可能な最終候補案２～３案に絞り込んでいく。最終決定は主催者や開催責任者、あるいは経営者やスポンサーに委ねられて、トップの気に入った案を実現します。