年功

　突然、メインマシンの電源が落ちた……。何の異音もせず、突然の故障。PCの筐体を開けてみると、電源ユニットが異常に加熱し、きな臭いニオイが漂っていた。つまり、"何の異音もせずに"ってのが故障の前兆だったわけだ。電源ユニットのファンが壊れ、異常加熱で電源ユニット内の配線のどこかが焼き切れたのだろう。火が出なくてよかった……。

　それにしても突然のことにビックリした。不幸中の幸いだったのは、手間のかかる仕事が昨夜完了し、すでに納品（入稿）を済ませていた事。作業中（執筆中）の故障でデータが飛んでいたら、正月が迎えられなくなるところだった……。

　まぁ、数年前の自分だったら周章狼狽、かなり取り乱していただろうが、亀の甲より年の功って諺の通りで、「原因が特定できているのなら、適切な対処法ってモンがある」 と落ち着いていられるようになった（笑）。修理にかかる費用も１万円チョイってトコだろう。データはちゃんとバックアップしてあるし、修理に出している間はノートPCで作業すればよし。

　ともあれ、過去の手痛い経験からデータはメインドライブ（Ｃドライブ）とは別の領域に保存し、さらに外付けHDDやSDカードにもバックアップをとる習慣をつけていたから、これだけ落ち着いていられたんだけどね。データセーブとバックアップはまめにとっておきましょうね、ってお話でした。