釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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←「戦慄」の続き
実はあまりの苦痛に、眠っている間に息が止まってくれた方が、良いとさえ思っていた。
「息が止まっちゃうんだって」
折れかけた気持ちを現実に引き戻してくれたのは、家内の声だった。
激しい痛みは相変わらずだが、生への執着心に火が点いた。
「くそぅ、見苦しい! 格好つけたいンだけど、我慢する限度を超えてるンだ。ウググゥ……」
酸素マスク越しの苦鳴の下で、家内に言い訳がましいセリフを口にする。これが精一杯の虚勢だった。しばらくすると、自分について看護実習を行っている、看護学生のYさんが 「大変な手術、お疲れさまでした」 と、声をかけてくれたような気がするが、若いお嬢さんを前にしても、スカしたセリフのひとつもでなかった。
手術開始は1時間押しの午後1時からだったが、所要時間は予定より1時間短い、3時間だった。自分には永遠とも思える、恐怖と激痛に苛まれる、地獄の悪夢みたいな3時間でしたよ、ってお話でした。
まぁ、この手術当日から二日二晩、痛みに眠れぬ夜を過ごす事になるのだが、よくある話なので気が向いたら書くかもしれなかったり、しなかったり……(笑)。
実はあまりの苦痛に、眠っている間に息が止まってくれた方が、良いとさえ思っていた。
「息が止まっちゃうんだって」
折れかけた気持ちを現実に引き戻してくれたのは、家内の声だった。
激しい痛みは相変わらずだが、生への執着心に火が点いた。
「くそぅ、見苦しい! 格好つけたいンだけど、我慢する限度を超えてるンだ。ウググゥ……」
酸素マスク越しの苦鳴の下で、家内に言い訳がましいセリフを口にする。これが精一杯の虚勢だった。しばらくすると、自分について看護実習を行っている、看護学生のYさんが 「大変な手術、お疲れさまでした」 と、声をかけてくれたような気がするが、若いお嬢さんを前にしても、スカしたセリフのひとつもでなかった。
手術開始は1時間押しの午後1時からだったが、所要時間は予定より1時間短い、3時間だった。自分には永遠とも思える、恐怖と激痛に苛まれる、地獄の悪夢みたいな3時間でしたよ、ってお話でした。
まぁ、この手術当日から二日二晩、痛みに眠れぬ夜を過ごす事になるのだが、よくある話なので気が向いたら書くかもしれなかったり、しなかったり……(笑)。
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