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釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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 フェレットはイタチの仲間なんだが、日本の夏の暑さには耐えられない。16度~26度が適正な飼育気温なので、6月の後半から9月末までエアコンは24時間運転。フェレット飼いは地球に優しくない。

 我が愛鼬のチャオの寝床はハンモックと防災頭巾。そのハンモックも夏用は洗濯ネットを利用した自家製だったんだが、ペット用品ショップで竹製の茣蓙ハンモックを見つけた。これなら体温がこもらないから涼しいだろう。早速、洗い替え用も含めて3つ買ってきた。中国製なので念のため使用する前に洗剤で良く洗い、キレイにすすいでから日光に当て乾燥、さらにエタノールを吹き付けて消毒しておいた。これくらいしないと身体の小さいペット達には、中国製製品は恐ろしくて使えないからなぁ。特に竹製品やイ草製品は燻蒸殺虫処理されて運ばれてくるので、殺虫剤の残留が怖い。肝臓や腎臓がやられちゃいます。赤ちゃんや小さいお子さんのいるご家庭も、中国製のフロアラグなどを使用する際は要注意ですぜ。

ゴザハンモック で、洗浄消毒を済ませた新しい夏用のハンモックを吊ってやったら、チャオは大喜びで乗っかり、スヤスヤとお昼寝。フェレットは好奇心旺盛なので、新しい物や環境にすぐに適応してくれる。まぁ、適応ってよりも、何でも遊び道具とか遊びの一環だと思っちゃうんだろう。そんな脳天気さが可愛い、ってのが "バ飼い主" の証なんだけどね、ってお話でした。

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 とある地方都市の国道沿いにある、ちょっとだけ高級な定食屋でお昼ご飯を食べていたら、隣のテーブルに見覚えのあるお兄さんが座っていて、煮魚定食をお行儀よく食べていた。見掛けは尋常じゃなくいかつくて、周囲を威圧する雰囲気があるんだが、箸使いが実に見事で、「へ~、今の三十代でこんなに丁寧に魚を食える、ってなたいしたモンだ」 と感心しちゃったんだが、実際に魚を箸で上手に食べる事が出来ない日本人が増えています。オマエはどうなんだって? 自分は祖母と母親に厳しく躾けられたので、箸使いには自信があるよ。ちゃんと身と骨を箸先で外して、グチャグチャにしないで食べられます。エヘン! ってか、そんなの日本人して当たり前の事だけどね。

 で、いかついお兄さんが視線に気付いたわけだ。黙ってチラリとこちらを見やった。あくまでもチラ見で、決してジロリと睨んだワケじゃないんだが、ここで慌てて目を逸らしたりすると、「なんか用か、こら、オッサン!」ってな事になりかねないので、「見事な箸使いですな。どこで仕込まれなすった?」っと穏やかに話しかけておくのが正解だったりします。

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 プラーガと言う寄生虫によって人間を操るロス・イルミナドス教団と戦う、 「バイオハザード4」 というゲームがあるんだが、このプラーガみたいなハエがいるってンで驚いた。このタイコバエが寄生するのはアカカミアリというアリだけなんだが、遺伝子工学やらバイオ工学やらによって、人間を宿主とするハエになっちゃったら怖いよなぁ。
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009051502&expand

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 ついてない時ってなぁ、ナニをやってもダメなもんで、お仕事で出掛けるついでに、常滑南部の某港で先週末のリベンジ釣行を予定していたのだが、天気予報じゃ週末は雨ですよ。ホント、最凶雨男の異名は伊達じゃないね。我ながらホトホト呆れ果ててしまう。

 魚釣りにはドピーカンの快晴よりも、薄曇りのお天気の方が都合がいい。風はできれば追い風がそよそよ吹き、海面は鏡のようにべったりではなくさざ波が立ち、潮には極薄~く濁りが入っているのが理想的ですな。濁りがキツイとシロギスやサヨリのようにエラのきめが細かい魚はその海域から逃げ出してしまうし、かと言ってスケスケに澄んでいては姿を見つけられやすくなるためか、魚の警戒心が高くなって食いが悪くなる。同じ様な理由で、海面にはさざ波が立つくらいの方が、表層を泳ぐ魚は天敵の海鳥に姿を見つけられずに済むので、警戒心を解いてくれる。

 まぁ、こんな好条件が揃う日なんて年に何回あるかわからない。あってもその日が釣行日に当たっているかどうかも運任せですな。この運にトコトン見放されているのが自分ですよ、ってお話でした。

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 「積悪の門に余殃(よおう)あり」って諺なんだけどね。親や先祖が悪さをしていると、孫子(まごこ)の代になっても報いとして災難に見舞われるよ、ってな意味です。まぁ、「親の因果が子に報い」と似た諺ですな。しかしながら、親兄弟どころか、女房子供がどうなろうと知った事じゃない、ってな連中には薬にならない諺だね。

 科学文明の世の中で、こういった迷信めいた道徳的観念論は通用しなくなってきているのかもしれない。自分みたいな昭和中期の田舎生まれ人間は、「あぁ、悪ィ事ばっかしてっと、その報いはどっかしらで受ける事になるよなぁ」 なんて思っちゃうンだが、本人自身がしでかした行為を悪い事だと思ってなけりゃ、全然抑止効果がないわけだ。

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 元々の意味は 「酔っぱらって狂態を晒す様」 の事なんだが、素面でも少々度が過ぎた事をしでかした時によく使われるね。

 で、話は自分自身の事なんだが、体質的にお酒を受け付けないので、日頃からアルコール類を口にする事はない。祝宴などの乾杯の際でも、儀礼的にグラスに唇を付けるだけで、口内に含む事もしないくらい、お酒とは縁遠い人生を送っている。知人からは 「オマイさんは損な人生だよなぁ」 と言われたりもするんだが、全然損をしているとは思っちゃいない。だって、飲んだら眠くなるか、気分が悪くなるか、記憶をなくして大暴れしちゃう(らしい)から、そっちの方がよっぽど損だもの(笑)。むしろ、お酒が飲めない事で得をしている事も多いのだよ。

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 "伊勢湾奥最強" の呼び名も高い、クロダイ釣りの名手Y野さんから、「銀ピカのイイのが釣れたから持って行くよ」 と電話が掛かってきた。届けられたのは48cmの堂々たるクロダイ。ヒレの青味は消えかかっているが、背から胴にかけての縞模様が美しく、腹は真っ白。コイツは美味そうだ。

 釣法はカニ餌の前打ち釣り。中京エリアでの代表的な釣法だが、これが実にシンプルで面白い釣りなのだよ。ウキもテンビンも使用しない、道糸にハリスとハリを結び、ハリの軸にガン玉オモリを1個付けるだけ。道具や仕掛けがシンプルなだけに、釣り人の技術介入の余地が大きい。簡単に言えば、経験と腕の差がハッキリと出る釣りだね。

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 釣り団体の仲間であるスーパー爺じさん、Y吾さん、豆姫さんご夫妻と初夏のサヨリ釣りに行ってきたんだが、タイトルの通り、グリングリンの丸坊主。もうね、アタリもカスリもしません。濁りが入って潮色は悪いわ、挙げ句の果てはスナメリ親子は登場するわで戦意喪失のTKO負け。なんつーか、10ラウンドまでボッコボコに殴られ、スタンディングダウンをとられてレフェリーストップで負けたボクサーの気分……orz

 ま、リベンジの機会はいくらでもあるし、潮色が良くなったらまたやりに行くべぇかな?

>ご同行のみなさま
 悪条件の中、朝の早よから誠にもってお疲れ様でした。
 次回は小野浦海岸のシロギス釣りでお会いしましょう。

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 最近、相場や経済動向についてのエントリーがないね、ってなメールを頂戴した。だってね、上がる理由がないのに高騰していく株価なんて真っ当な評価なんてきませんよ。無理矢理に買い上げ、買い支えているのが見え見えだもの。中長期でじっくり腰を据えて取り組む、本来の投資環境ではありません。なんでだよ、って? それすらわからないような人は、相場に手を出しちゃいけません。

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 文字通りの満身創痍、ガタガタのボロボロ状態で、遙かな異境の土産を持ち帰るためだけに故郷を目指し、孤独な旅を続けている "旅人" の物語なんだが、もうね、涙無しでは観られません。大の大人、しかも五十絡みのオッサンがダバダバと涙を流して泣けます。何の物語かって? 2003年5月に打ち上げられた、日本初の小惑星探査機 「ハヤブサ」 の物語ですよ。このハヤブサの物語が43分間の映画として劇場公開されている。ナレーションは俳優の篠田三郎さん。「ウルトラマンタロウ」って言った方がロマンがあるね。で、このハヤブサの映画 「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」 の予告編がこれ。

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プロフィール
HN:
YASU ・居眠釣四郎・眠釣
性別:
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釣りと動物と時代劇、時代小説をこよなく愛する、腰は低いが頭が高い、現代版「無頼浪人」にて候。
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