釣り、ペット、短編小説、雑記、紙誌掲載原稿
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5月の末頃、所属する釣り団体の会長から、
「潮回りがウンヌンってな事を、釣り人ならよく口に
するが、潮時表(汐見表)をいくつか比べて見ると
潮時表によって潮名が違うわな。
同じ名古屋基準で同じ日付なのに一方は『大潮』、
もう一方は『中潮』になっていたりする。
なにが理由で違うのか、知らないかね?」
と質問された。
このズレの理由、ずいぶんと前に古〜い釣りの本で
読んだ記憶がある。
(昭和35年頃発刊の本。転居時に紛失しため、書名・
著者ともに失念)
「潮位差」を基準に潮名を付けるか、「月齢」を基準
に潮名を付けるかでズレているという理由だったはず。
潮位差を基準に潮名を付けている方が、潮干狩りとか
釣りの目安にするには都合がいいかもしれない。
実際に潮の干満の差で名付けてあれば、"名"と"実"が
一致するので理解しやすい。
一方、月齢を基準にした潮名は、漁師さん達が連綿と
語り継いできた「豊漁の期待値の高い日」とかを知る
には都合がいい。
(「新月明け5日目の中潮は大漁日が多い」とか)
太陰暦(月齢を基準にした暦)を使っていた我が国に
おいては、月齢基準の方がわかりやすかっただろうし、
記録の連続性という点ではこちらに分がある。
「ダブルスタンダードじゃ混乱しちゃうよ!」
ってな意見もあるだろうけど、実際の所、気象庁も海
上保安庁も潮位差を観測・記録して予想数値の発表は
しているが、「潮名」はあくまでも便宜的に"通称"と
して用いているに過ぎない。
精密な観測機器も無く、統計手法なども確立されてい
なかった時代から、先人達の知恵を元に受け継がれて
きた「潮名(潮回り)」に、厳密な区分や基準を当て
はめにゃならん事もないでしょう。
ダブルスタンダードは「いい加減」ではなく、「良い
加減」のアバウトさの結果って事ですね。
「潮回りがウンヌンってな事を、釣り人ならよく口に
するが、潮時表(汐見表)をいくつか比べて見ると
潮時表によって潮名が違うわな。
同じ名古屋基準で同じ日付なのに一方は『大潮』、
もう一方は『中潮』になっていたりする。
なにが理由で違うのか、知らないかね?」
と質問された。
このズレの理由、ずいぶんと前に古〜い釣りの本で
読んだ記憶がある。
(昭和35年頃発刊の本。転居時に紛失しため、書名・
著者ともに失念)
「潮位差」を基準に潮名を付けるか、「月齢」を基準
に潮名を付けるかでズレているという理由だったはず。
潮位差を基準に潮名を付けている方が、潮干狩りとか
釣りの目安にするには都合がいいかもしれない。
実際に潮の干満の差で名付けてあれば、"名"と"実"が
一致するので理解しやすい。
一方、月齢を基準にした潮名は、漁師さん達が連綿と
語り継いできた「豊漁の期待値の高い日」とかを知る
には都合がいい。
(「新月明け5日目の中潮は大漁日が多い」とか)
太陰暦(月齢を基準にした暦)を使っていた我が国に
おいては、月齢基準の方がわかりやすかっただろうし、
記録の連続性という点ではこちらに分がある。
「ダブルスタンダードじゃ混乱しちゃうよ!」
ってな意見もあるだろうけど、実際の所、気象庁も海
上保安庁も潮位差を観測・記録して予想数値の発表は
しているが、「潮名」はあくまでも便宜的に"通称"と
して用いているに過ぎない。
精密な観測機器も無く、統計手法なども確立されてい
なかった時代から、先人達の知恵を元に受け継がれて
きた「潮名(潮回り)」に、厳密な区分や基準を当て
はめにゃならん事もないでしょう。
ダブルスタンダードは「いい加減」ではなく、「良い
加減」のアバウトさの結果って事ですね。
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